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リレーエッセイ・私論・公論 - 福島県浪江町での自由民権運動

福島県浪江町での自由民権運動

カテゴリ : 
一般
 2012-1-24 13:52
 Eテレの「日本人は何を考えてきたか」は今日の社会を考えるうえで非常に示唆にとんだ番組で楽しみにしている。
第1回目は「日本はどこへゆくのか〜福澤諭吉と中江兆民」第2回目は自由民権、東北で始まる〜苅宿仲衛と植木枝盛」。第3回は22日に放送された「森と水と共に生きる、田中正造と南方熊楠」で、いずれも見ごたえのある内容だった。

とくに第2回では福島県浪江町出身の自由民権運動家、苅宿仲衛(かりやどなかえ)が取り上げられたこと、植木枝盛の憲法草案の今日的意義が語られたことが感動的であった。


明治10年代、国会開設を求めて全国にひろがった自由民権運動。福島は高知と並んで運動が盛り上がった地域だった。河野広中らを中心に地方分権を求める声が高まった。しかし、1882年の福島・喜多方事件を機に運動は政府の厳しい弾圧を受ける。苅宿は投獄されるが、厳しい拷問を耐え抜き、自由を求めていく。番組では原発の警戒区域にある苅宿の生家を訪ねるが、地震以後、荒れ放題となっている。苅宿の子孫である大和田さんは40年以上にわたって原発反対でたたかった人だ。苅宿の自由民権思想と自分のたたかいは根っこでつながっていると語る場面は感動的であった。「自由や、自由や、我汝と死せん」という苅宿の言葉が残されている。


番組ではナビゲーターの菅原文太が自由民権運動の中心地高知の自由民権記念館を訪ねる。

そこでは植木枝盛の「憲法草案」が紹介される。

植木枝盛は自由民権運動家として知名度が高い。高知では坂本竜馬とともに郷土の誇りとなっている。憲法学者で法制史家の鈴木安蔵が1936年に高知県立図書館に保存されていた植木の文書類を発見し、植木の業績に光が当てられることになった。鈴木は終戦後に民間の有識者で結成された憲法研究会に参加し、研究会が1945年12月に発表した「憲法草案要綱」では植木の憲法案が参考にされた。

そして、東京五日市でも明治10年代に自由民権の学習会が行われ、明治憲法制定にあたって民主主義を高らかに謳った五日市憲法草案が紹介された。

番組に出演した色川大吉氏(東京経済大学名誉教授)、
は、「日本国憲法に対してアメリカから押し付けられた憲法という言い方をされるが、そうではなく、日本国憲法には自由民権運動が地下水脈のようにつながっている」と現憲法が先人たちの命を懸けたたたかいから生まれたものであることを話された。菅原文太さんが「今こそ、憲法に戻るべきだ」とコメントしたことが印象的であった。(M)


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