最終更新日: 2017/11/09

 

 

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リレーエッセイ・私論・公論 - 橋下市長の「学校選択制」は公の責任放棄

橋下市長の「学校選択制」は公の責任放棄

カテゴリ : 
一般
 2012-4-26 8:32

  ★ゆりひなな (落語とハンドメイド、そして平和を愛する3児の母)

 どう考えても、大阪市で検討されている「学校選択制」はスジが悪い。
「保護者が行きたい学校を選べる」という恩着せがましいメリットの代わりに、
公教育が失うものが大きすぎる気がする。

そもそも橋下市長が、学校選択制を導入したいのは、
小中学校の統廃合に目的があると私は思ってる。
実際、小学校なんか、具体的に1/3を減らしたいらしい(毎日新聞2012.1.5)


だけど、地域住民がごちゃごちゃうるさいから、選択制にさらして、
「ほらね、人気ないでしょ?あんたらのガンバリが足りんからやで」と、
学校を潰してしまう算段と思う。

学校選択制についての橋下市長議会答弁がこれ。↓↓↓

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「導入した他都市の実例、現状を見れば95%以上が維持・継続している。
現に学校間に学力等の格差は存在しており、
保護者が選びたくない学校に強制的に通学させることはあってはならないと考え

ている。
地域コミュニティーが大事であれば
保護者に選ばれるような地域まちづくりを住民が責任を負ってすればよく、
学校選択制を導入すると心配するような地域は、
地域活動に参加し地域を守るという意識が強いので、
そういう地域の学校は保護者に選ばれることになる。」
------------------------------------------------------------------------

おぉぉぉ、これぞ公の責任放棄と完全自己責任化・・・。
公教育やのに、近所の学校を行きたい学校にしていない責任は放棄。
しかも、超堂々と。
そして、選ばれる学校にするのは地域の責任、がんばってね!とエール。
ご丁寧に、学力テストとセットやから、選ばれる基準なんか知れてるしさ〜。


この調子で、学校選択制を導入されたら、
「質の高い教育を提供しよう」なんて理念よりも何よりも、
地域への責任と、自分のクビがかかった先生たちは、
(職員基本条例には統廃合や民営化であぶれた公務員の免職規定があるからね)
子どもにその場しのぎの知識を詰め込んで、学力テストに臨むことになる。

事実、同じような動機で学校選択制を導入した足立区では、
2回も学校ぐるみの学力テスト不正が発覚してる(2007年と2009年)。

実は、学校選択制にも、いろんな種類がある。
その動機によっては、少人数学級や少人数指導が次々に実施されて、
公教育の質を上げることができるかも・・・という期待もある。

だけど、大阪市では、統廃合が前提になっている限り、それは不可能。
校区を広くして、学校の数を減らし、
多くの生徒を、残った学校に定員いっぱいまで入れてムダをなくす。
という、この動機。
橋下さんは府知事時代、小学1年の35人学級すらもったいないと言うてはった


維新の中には、47人学級を復活した方がいいと言う人さえいる(→奥野康俊府

議)。
こうなったら、ほんまに、エリート育成なんて茶番。
ただ単に、公的責任を放棄したいだけ。
だって、金持ちは、自己責任でエリート教育受けさせたらええんやから。

 

 

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