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リレーエッセイ・私論・公論 - 手渡したいのは青い空

手渡したいのは青い空

カテゴリ : 
一般
 2013-3-13 15:25
    「手渡したいのは青い空」というのは、西淀川公害訴訟のスローガン。
1978年に始まったこの公害裁判は、
まさに「人間の未来がかかった闘い」やったと思う。
呼吸器を冒され、喉をかきむしって苦しむ患者や家族たちが、
関西電力や重化学工業の企業数社、そして国と道路公団に対し、
ばい煙や排ガスによる大気汚染や騒音・振動などの被害を認めさせ、
賠償と公害まき散らしの差止を求める裁判だった。
→ 西淀川公害訴訟「手渡したいのは青い空(全面解決編)」

私が就職したのは、この訴訟を担った法律事務所で、
事務員の仕事を覚え始めた1998年、最後の和解が成立し、
そのささやかなパーティの席で、私は初めて原告の話を聞いた。
20年以上続いた裁判の間に、
多くのぜん息患者が亡くなり、原告も年老いてた。
経済的利益を優先する力が強すぎて、
長い長い時間を、ほんとに苦しめられたんやなぁ。
だけど、裁判の中で誕生した「あおぞら財団」は、
子どもたちに青い空を手渡すために、今も活きてる。

今日は、中国から汚染物質がたくさん飛んできてるらしい。
テレビ見てたら、粒子状物質PM2.5を、はじめて肺に入れているかのような錯覚に陥る。
中国は、いろんな汚染に無頓着な状態やろうし、
日本にもつながってる空が汚されるのは迷惑やと思う。
でも、これまでぜん息で死んでいった人は日本にもたくさんいる。
被害を認めて対策を講じるまで、長い長い時間がかかってる。

中国の公害を許容しようって言うんじゃない。
あの北京の空の下に、背中丸めてもがき苦しんでる子どもがいることを想像したい。
つながってる空に責任を持つことを国を越えて共有したい。
対立してるのは国どうしじゃなく、目先の経済的利益と人間の未来。
いくつもの公害裁判の被告だった国には、それがわかるはずやと思う。
(ゆりひなな)

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