寝屋川革新懇は11日、第35回「ねやがわ『建国記念の日』不承認のつどい」を開催し会場いっぱいの100 名が参加しました。井上圭史世話人が「民主党政権が自民党がえり、二大政党どころか大連合の危険性さえある、統一地方選で平和・くらしを守る政治の前進 を」と開会挨拶。続いて、内村千尋さん(手工芸作家、瀬長亀次郎さん次女)が「基地沖縄の怒りと心」と題して記念講演しました。内村さんは、20度の沖縄 から自宅に咲いた寒緋桜をたづさえて来られ、そして雪に歓迎されたと挨拶。名護市でプロ野球10球団がキャンプを行い、日ハム斉藤祐樹フィーバーでわいて いる、防衛省が名護市にストップをかけた米軍再編交付金16億円に匹敵する経済効果があるという新聞報道と、ふるさと納税が県内外から広まっていること や、基地がなかったらもっと色々なことができるのにという県民の声が紹介されました。米軍嘉手納基地の騒音被害を訴える第三次訴訟も2万人を超える国内最 大の県民運動に広がろうとしていると報告。子ども時代の瀬長亀次郎さんの刑務所時代のエピソードなどを、NHKで07年報道された「その時歴史が動いた- 瀬長亀次郎と沖縄の人びと」交えて話されました。沖縄県民の現在のリアルなたたかいを知ることができ、連帯の重要性を認識させられました。参加者から、 「新聞・テレビでは伝わってこない、沖縄の熱いたたかいが聞けてよかった」「基地がないと生活できないという、政府やマスコミの宣伝はデタラメであること がわかった」などの感想が寄せられました。
つどいの最後に、今年で12回目となる卒業式・入学式での「日の丸・君が代」押しつけ反対の申し入れ行動の具体化を確認しました。