大阪革新懇 新型コロナ問題で緊急対策求めるアピールを発表
4月11日(土)大阪革新懇は、「新型コロナ感染拡大を防ぎ、いのち、暮らし、雇用、安全・安心を最優先した緊急対策の早期実現」を求めるアピール(以下「アピール」)を発表しました。
新型コロナウイルス感染が急増し、政府が東京・大阪など7都府県に緊急事態宣言を出したもとで、今こそ国民の苦難軽減、命とくらし、営業を守るための政治が重要です。「アピール」は、今こそ政府として、①営業などの自粛と一体で補償を行うこと、②PCR検査拡大をはじめとした医療体制を整備することなどが求められると、厳しく指摘しています。
また、大阪府に対して1000億円近くある財政調整基金を有効に活用して、緊急事態にふさわしい府独自の支援策を実施するとともに、維新政治の下で削減・縮小された医療機関や保健所を拡充するよう求めています。さらに新型コロナ対策が求められているこの時期に、カジノ誘致や大阪市つぶしの「住民投票」に人や金をつぎ込むのではなく、府民の命と暮らし最優先の府政をすすめることが大阪府の役割であると、強調しています。
*その後国は対象地域を拡大し、大阪府も一定の休業補償を表明しました。
「全国革新懇ニュース」の購読者を広げよう
新型コロナウイルス感染拡大阻止への対策が不十分な安倍政権のもとで、政治家の汚職をはじめ政治の腐敗・私物化がかつてなく深刻化しています。大阪では、 維新はカジノや大阪市を潰す「都構想」、行政主導の小学校つぶしに躍起になっています。今こそ、「市民と野党の共闘」を発展させ、国民の命と安全、暮らしと民主主義を大切にする新しい政治への転換が求められています。
現在の政治状況のもとで、「市民と野党の共闘」を草の根から支える「統一戦線の推進力」としての革新懇運動を強化することは、きわめて重要です。そして政治情勢や革新懇運動などを学ぶためには、「全国革新懇ニュース」が最良の情報源であり、「全国革新懇ニュース」の購読者を広げることは、革新懇運動に背骨を入れる活動です。
大阪革新懇は、広範な市民とつながり革新懇運動を強化するとともに、5月末までに「全国革新懇ニュース」(年10回発行、年間1820円)を広げるとりくみをすすめています。豊中からは新たな購読申し込みがあり、松原革新懇は組織としてこれまで以上の購読・普及にとりくんでいます。すべての地域・職場・分野革新懇、賛同団体で「全国革新懇ニュース」のいっそうの購読を、運動で結びついた広範な人々に働きかけましょう。
~がんばっています地域・職場革新懇 <PART Ⅺ>~
<12区市民連合(SND)>野党連合政権へ「アピール賛同者・1万人運動」推進
12区市民連合(四条畷・寝屋川・大東)は、安倍政治を終わらせ野党連合政権の実現へ、昨年来「市民と野党の共闘」アピールビラを11万枚配付し、アピール賛同者を1万人にする運動を粘り強くすすめています。2月には元文部科学省事務次官の前川喜平さんを招き、講演会を350名で成功させ、新型コロナウイルス感染拡大の今の状況のもとでも工夫しながらアピール賛同者を募っています。