大阪革新懇活動ニュース No.20

政権交代の条件をリアリスティックにつかむ 
           12/15「講演と文化のつどい」

 12月15日、エルおおさか南館において大阪革新懇「講演と文化のつどい」が開催され、会場参加、YOUTUBE視聴合わせて200名の参加がありました。このつどいは毎年アジア太平洋戦争開戦の12月8日前後に行われているものです。
 開会あいさつに立った代表世話人の川崎美榮子さんは、「日本被団協のノーベル平和賞の受賞式スピーチで、『日本政府はなくなった被爆者に何の補償もしていない』との発言がありました。それに派生してネットでは今、『60兆円対0円』という言葉が飛び交っています。なくなった被爆者には0円で、軍人軍属には手厚い補償があり、それを遺族会がまとめ、自民党に投票させていた。しかし社会は根底から変わってきています。市民の共闘を革新懇を軸に進めたい。」と発言されました。

  「生演奏で心にうるおいが戻った」 
 文化行事はバイオリンとアコーディオンのデュオユニット「STREED」さんの演奏でした。お二人は、情熱大陸、イパネマの娘、愛の讃歌、さよならまたいつか(虎に翼)、上を向いて歩こうなど多彩なジャンルを次々に演奏、参加者からは「日頃、生演奏に触れる機会がないのでとても良かった」などの感想が寄せられました。

刺激的な講演で参加者からも多彩な感想!!
               五野井郁夫(高千穂大学教授)
 全国的に自公が過半数割れをした衆議院選挙では、大阪だけが別ブロック(維新)になっている。吉本と維新の関係が強く、テレビのコントロールが効いている。全国的には、国民民主党が7議席から28議席に伸びた。立憲民主党は横ばいだ。国民民主党は得票率で2.4倍化した。若者層の支持が多い。20代で26%となっている。なぜ善戦したか?玉木氏は「ネットどぶ板」を主張している。5分、10分の番組をたくさん作り、視聴が伸びたものだけを番組化していった。ソーシャルメディアを重視する人の18%が国民民主党を支持している。SNSを見ている人が「にわか支持者」となっている。支持の理由はガソリン値下げ、電気代値下げ、「103万の壁」などで、何となく家計思いのイメージを持っている。この人たちは合理的判断ができる人たちで、ほかの野党が生活に手当てする合理的説明をすれば理解できる人たちだ。野党共闘の展望では、二つのブロックを模索するべきだ。「立憲民主党と国民民主党のブロック」と「立憲民主党と共産党のブロック」だ。それが一致したとき野党共闘は強くなる。国民民主党の中でも旧民主党の人たちは話ができる。私たちは「市民連合」を支援して野党共闘を続けるべきだ。政権交代の条件では、 ①外交・安保、②経済、③労働社会保障の政策領域があるが、まずは③を打ち出す。子供手当の実績がある。②は超過累進課税を強化して高所得者に増税し、一般の人には減税をするということを打ち出すべきだ。メリハリのついた主張が重要だ。①では国防を大事にしているという主張をする。自衛隊は現在国民の間では合憲論が多い。段階的解消であって、政権交代後ただちに停止するのではないということを知らせる。主張をクリアカットにしていこう。 など多岐にわたった、深い分析、刺激的な問題提起が次々にされました。
 閉会あいさつでは、代表世話人の冨田宏治さんからは、「刺激的な話が多かった。大阪は12年維新に支配されている。私たちは思考停止に陥ることなしに、何が起こっているかを正しく理解し、どうしたらいいかを全国に先駆けて考えていかなければならない。五野井先生の話にヒントがあった。負け続けるわけにはいかない。来年は希望を大きく開いていきたい。」と述べました。

 

 

大阪革新懇活動ニュース No.19

「健全な損保産業の再生のために」
             ~損保革新懇が第27回総会~

 11月8日、エルおおさか南館ホールで大阪損保革新懇第27回総会・講演会が開催され、120名が参加しました。大西まゆみ世話人の司会で始まり、張間代表世話人の挨拶、大門実紀史参議院議員によるあいさつの後、小畑由紀子世話人が「利益至上主義から脱却し産業の誇りを取り戻す」をテーマに基調報告
 続いて、柴田秀並さん(朝日新聞経済部記者・『損保の闇生保の裏ドキュメント保険業界』著者)が「ジャーナリストの目から見た、カルテル、ビッグモーター損保代理店問題」として記念講演を行いました。
 講演で柴田さんは、「今年5月に『損保の闇生保の裏』という本を出しました。前半が損保、後半が生保で、お身にビッグモーターの不正請求問題、第一生命保険の営業職員巨額不正詐取、業界を監督する金融庁の動きを取り上げたものです。」「私もジャーナリストとして皆さんが業界の内部から変えるっていう動きにすごく賛同しますし、ウォッチしていきたいと思っています」などと述べられました。
 その後、総会議事に移り、志賀事務局長が活動報告、総会アピール、2025年度世話人・事務局メンバー23名の提案を行い、拍手で確認されました。総会終了後は、熊本、愛媛、福井など遠くから駆け付けた会員もいる中で57名が参加し、夜遅くまで語り合いました。

寝屋川革新懇2024年総会  
    自公過半数割れ、野党統一で政権交代へ
 12月5日、寝屋川革新懇2024年総会が開催され50名が参加しました。加藤昌孝世話人代表が「韓国の非常戒厳にふれて、自民党の非常事態宣言の危険性を強調、自公過半数割れのもとで革新懇運動の奮闘が求められている」と開会挨拶。総選挙で大奮闘した12区太田とおる候補(共産党)が「ウソがまかり通る政治はダメ、参議院選に向けて頑張る」と来賓挨拶。
 続いて竹村事務局長から、この一年間の活動報告と2025年方針・世話人の提案が行われ。4名の代表が討論で活動の成果と教訓を報告しました。
「6.9行動、ナインデー、戦争原爆展、原水協30周年とたたかいを継続してきた」(中谷光夫)「新婦人は結成60周年のつどい開催、平和な未来を次世代へ繋ぐ」(宮前妙子)「香里園地域で駅前にトイレ、図書館、休憩ベンチが欲しいの声を取り上げ実現に向け行動」(大西智子)「広瀬市政2期目で中学校給食無償化、小学校体育館にクーラー、バス路線廃止代替え実現、保育料第2子無料化、12月市議会でも全力をあげる」(松尾信次市議)。討論を受けて2025年方針と次年度世話人を拍手で確認しました。
 また西谷文和さんが「どうなる!維新・万博・カジノ」と題して記念講演。○ウソ宣伝で民意がゆがみ選挙が盗まれた兵庫知事選挙○イスラエルのガザ侵略でもSNSで国民が洗脳○カジノを誘致するための万博、遠足で子どもを連れて行かないでの運動が広がる○総選挙結果を踏まえて、戦争や賭博でなく中村哲さんに学び農業やモノづくりで日本の再生を」と強調されました。最後に、「寝屋川革新懇は来年40周年を迎え、新たな政治の流れを奔流にするため全力をあげる」総会宣言を採択しました。

大阪革新懇活動ニュース No.18

 

「万博遠足」で市教委や子育てママさんらと懇談  
                  ~羽曳野総がかり行動~ 
 羽曳野革新懇も参加する羽曳野総がかり行動は「子どもたちの万博遠足」について、羽曳野市教育委員会と今年3月に続き11月27日に2回目の懇談を行いました。
 まず、市教委から「万博遠足」の進捗度について報告を受けました。
 その内容は ① 遠足の日程は4月後半から6月初旬と9月から10月で決まってきている。 7~8月に行く学校はない ② 交通手段については9割の学校はバスを使っての参加となっている。そのうちの9割でもうバスを確保している。(市や市教委が関わることなく、学校が独自に手配している) ③ バスで参加の学校の9割が万博会場までバスで行くことになっている。(途中で電車への乗り換えなし) ④ 市教委としても会場の下見をしたいと考えている。 ⑤ バス代の公費負担は学校教育課として内内では考えている とのことでした。
 私たちは、この「万博遠足」は通常の遠足とは異なり、市教委が間に入ることなく、全ての小・中学校の全学年に参加することを前提に回答を求めているものであり、情報開示が不十分な中、学校と万博協会のやり取りとなっている。そこには一定の強制力が働いていると思われる。
 それを裏付けるように、吹田市議会では「万博児童・生徒招待事業の在り方の再検討を求める」意見書決議や、万博主催のお膝元の府議会でも「安全で教育的意義のある万博子ども招待事業を求める請願」が全会一致で採択されていることを示しました。
 その中で市教委は、次の4点の判断がなされればその意見は尊重すると述べました。 ①下見をした上で、安全面での心配や教育的意義が見いだせなく、学校の判断で不参加を決めれた場合 ②学年単位での判断 ③当日の天候で、雨・風・台風。熱中症アラート等で不参加を決めた場合 ④ 保護者・子供の都合で不参加を決めた場合。そのうえで保護者・子供に不利益が及ばないように市教委として努力する、との見解をひきだしました。バス代の公費負担も含め、保護者・子ども・教職員の声に耳を傾け、不安を解消するよう努力をして欲しいとして懇談を終えました。

羽曳野教職員組合や子育てママさんたちとも懇談

 羽曳野市教委との懇談の前には、羽曳野教職員組合との懇談。また、市教委との懇談の後には「万博遠足を考える会」のママさんたちとも 懇談を持ちました。
 先生たちとの懇談では、「遠足の日程が決まりつつあるようだが、詳細がわからない」「情報が少なく不安」「毎日の仕事に追われ、教職員同士の話し合いが持てない」など不安がだされました。
 ママさんたちとの懇談では「日程がそこまですすんでいるとは・・」「学校からは万博遠足のことは何も聞かされていない」と驚きの声があがりました。12月の個人懇談で話題に出来たらいいな」の声もあがりました。

大阪革新懇活動ニュース No.17

住吉革新懇40周年記念企画    
   ~冨田宏治先生が革新懇運動について講演~
 11月23日に住吉革新懇発足40周年記念の講演会を行い30名が参加しました。講演は冨田先生にお願いし、革新懇運動の過去・現在・未来について熱く語っていただきました。住吉革新懇は1984年に府下で17番目に発足しました。それ以来40年間、革新3目標を掲げて休むことなく活動を続けてきました。中心的な活動としては問題となっている課題の学習会と街頭宣伝、要求実現の集会とデモ、そして毎年8月に開催する「平和展」、最近では万博・カジノに反対する学習や宣伝に取り組み、集会とパレードでは新たな市民共同へと運動を発展させ成功させました。そんな取り組みをさらに前進させるためにどうするか、冨田先生の講演でしっかり学びました。

「731部隊の真実と元少年隊員の思い」
       「戦争と医学医療研究会」の原文夫さんが講演
   -河内長野革新懇主催の「市民の平和外交」講演会第2弾に92名参加-
 12月1日、河内長野駅前ノバティホールで、河内長野革新懇「市民の平和外交」講演会が92人の参加で行われました。講演では、今年8月に取り組まれた元少年隊員の、79年目の「731部隊跡訪問」、謝罪、慰霊の旅に同行した報告とともに、731部隊の真実、戦争の狂気、歴史の真実の隠蔽などについて語られました。
 参加者からは「731部隊の生々しい現実を知りショックを受けた。これを機会に勉強します」「まず事実を知る事が日本人みんなに問われている」「日本政府は過去に目を閉ざし歴史を隠蔽しようとしています。許せません。この731部隊の真実と元少年隊員清水さんの思いを改めて広げたいと強く思いました。」また「日本軍731部隊がやってきた残忍非道な行為。人を人として扱わず『マルタ』と呼び、耳を塞ぎたくなるような残酷な行為でした。そして、それらを進めてきた医学者たちが責任を問われるどころか、戦後の医学・薬学界のリーダーになっていることに驚きました。また、国も「外務省、防衛庁等の文書において、関東軍防疫給水部等が細菌戦を行ったことを示す資料は現時点では確認されていない」(2003年、小泉政府の答弁書)としていることには唖然とし、怒りを覚えました。ドイツのワイッゼッカー大統領が「過去に目を閉ざす者は現在にも盲目になる」と演説したこととは大違いです。日本政府は過去に目を閉ざし歴史を隠蔽しようとしています。許せません。この731部隊の真実と元少年隊員清水さんの思いを改めて広げたいと強く思いました。」との声が寄せられました。

大阪革新懇活動ニュース NO.16

淀川革新懇が活動を再開!  ~ 西谷文和さんが講演 ~
 ながらく活動を休止していた淀川革新懇が、11月16日(土)大学生協大阪会館で再開総会を開催し、31名が参加。事務局の植田泰史さんが新たな会則・申し合わせ事項を提案し、参加者全員で確認しました。
 大阪革新懇の小林優事務局次長が「革新懇の目的と今日的役割」についてミニ講演。小林氏は、総選挙で自公与党を過半数割れに追い込み、国民が自民党政治に代わる新しい政治を模索するプロセスが始まったと、説明。その上で今日的な革新懇の役割は、①自民党政治を終わらせ、新しい政治をつくる、②大阪では維新政治の転換をめざす、③「企業・団体献金の禁止」「選択的夫婦別姓」「紙の健康保険証の存続」など要求を実現するために革新懇運動を再開し、市民と野党の共同運動を広げようと、強調しました。
 その後、イスラエルとパレスチナの状況を現地取材したフリージャーナリストの西谷文和さんが講演。西谷さんは、イスラエルでは「ガザへのジェノサイド止めろ」と立ち上がる市民がいる一方で、パレスチナ人への殺戮をSNSなどで煽る勢力がいて、ネタヤエフ政権を支えていると解説。西谷さんは憎しみの連鎖では戦争を終わらせることはできないと力説し、中東でも東アジアでも分断と対立を乗り越え、平和を築こうと、熱く訴えました。

この学びを市民共同の取り組みに河内長野革新懇にまなぶ-
           11/23松原革新懇秋の学習会
 河内長野では3月に400人超で中村哲さん映画会、8月には230人で「平和フェスタ」に取り組むなど、若い参加も含めた市民的共同を広げて成功させてきました。「ズバリ!その秘訣は何か?」を学ぼうと、河内長野革新懇の鈴木晋司さんを招いて松原革新懇が秋の学習会を開催。 秘訣の一つは、既存組織(新婦人、年金者組合、医療生協など)や市民運動(原発、カジノ、教育など)で実行委員会を組織すること。二つは教育委員会などへの後援取りつけや自治会、老人会、労組、商店街など幅広い団体に協力を呼びかけること。三つは若者を意識して学校申入れや中高校生との対話を重視すること。四つはネット印刷できれいなチラシを作成すること。五つは「孫・子どもと一緒作戦」「隣近所と一緒作戦」など合言葉をつくって参加確認すること。2025年は戦後80年。河内長野に大きな刺激を受けたので、この学びを松原での市民的共同の取組にいかしていきたい。      

2024講演と文化のつどい1面    

大阪革新懇活動ニュース NO.15

第15回ねやがわ「寄ってたかって美術展」
    川柳「核廃絶に弾みをつける平和賞」
 ねやがわ第15回「寄ってたかって美術展」が10月19日から5日間市民ギャラリーで開催され、600人を超える入場者がありました。寝屋川革新懇結成25周年を記念して始まった美術展は15年目。プロもアマもジャンルを超えて出展者62人、出展作品は絵画・彫刻・書・版画・陶芸・植物造形・刺繍・木工芸・ペーパークラフト・川柳・絵手紙・リース・ビーズ・イラスト・ ステンドグラスなど30種目92点。開催初日には広瀬慶輔寝屋川市長も来場、作品種目の多彩さに驚いておられました。
 今年はペーパークイリングという新ジャンルで4名がグループ参加「折り紙に熱中する孫に見せてやりたかった」と人気でした。「核廃絶に弾みをつける平和賞」「企業献金やめろの世論作り出す」の川柳にその通りの声。書「般若心経」、最高齢者93歳一年がかりの木彫「如来三尊像」にスゴイの声。まさに「寄ってたかって」美術展の真骨頂、「様々な作品を集めた美術展は初めて」「老後の趣味の参考に」「創造性・発想に感服」寄せられた125枚の感想文とともに、あちらこちらで作品の想いを語る輪ができました。実行委員長の長祥嶺さんは「この美術展は庶民の文化運動、来年もまた必ずここでお会いしましょう」と閉会挨拶とまとめを行いました。

 

  松原革新懇で全国革新懇ニュースを3部拡大 
 全国革新懇ニュースは、多彩な方々が「今」をかたり、全国草の根の「あきらめない」取り組みを毎号紹介しています。年間10回発行で、1年間で1200円(別途郵送料)で購読できます。とりわけ1面の革新懇インタビューでは各界の第一線で活躍するかたに登場し、非常に好評です。さて松原革新懇では、現在72名の会員のところ、100名まで広げようと取り組んでおり、地道に声をかけていき、今回3名の読者の拡大につながったものです。松原の経験を参考に各地でも働きかけをお願いします。

2024講演と文化のつどい1面

 

 

 

大阪革新懇活動ニュース NO.14

今こそ政権交代を!
-「看板のかけかえ」で市民の信頼が取り戻せますか-
   豊中革新懇総会&記念講演は石川康宏全国革新懇代表世話人
 豊中革新懇は10月11日に総会を開催。「今こそ政権交代を!~『看板のかけかえ』で市民の信頼が取り戻せますか?」をテーマに、全国革新懇代表世話人の石川康宏さんに記念講演をしていただきました。
 石川さんは、お住まいの兵庫県知事選挙の現在のリアルな様相を含め、新潟・福岡での市民と野党の共闘の前進、沖縄1区でのれいわの動きなど、最新のリアルな情報を交えて講演されました。2021年からの強い逆流の中でも、原点を踏まえてより広い視野から共闘の現状をとらえることの大切さを述べられました。
 「政治活動している支持政党ありのトラさんは、回りは同じトラさんばかりで、もやもやしているウサギさんや意識が希薄で選挙に行かないパンダさんのことがわかっていない」という話は、たいへん耳が痛く、身につまされる思いで聞きました。また「幹部の話の要約だけでなく、ウサギさんやパンダさんに声を届ける工夫に本気になり、わかりたい人の期待に応えよう」という問題提起には、うなずくしかありませんでした。参加者からは「わかりやすく、実践に役立つ話でよかった」との感想が寄せられました。総会には28人の参加があり、活動の報告と提案および新しい世話人が承認されました。また会場では、個人・団体会員の更新会費、石川さんの著書の収益、カンパなど合わせて約25,000円が寄せられました。

ガザ虐殺止めろ!!11回目のアメリカ領事館前抗議行動 
     ―大阪革新懇、大阪原水協・大阪平和委員会・大阪労連― 10月11日、11回目になる4団体でのアメリカ領事館前抗議行動を13人で行いました。ガザでは4万2千人以上の犠牲者が出ている。アメリカが口先だけでイスラエルに武器供与続ける限り、この虐殺は止まらない。この1年間だけでその援助額は2兆6千億円にもなっている。そして、戦争は中東全体にも拡大している。国連では圧倒的多数の国が「即時停戦」を主張し、フランスなどがイスラエルへの武器輸出を止めている。アメリカの支援なければ世界から孤立するイスラエルは立ち行かなくなる。アメリカはイスラエルの支援を直ちにやめろと抗議しました。                

大阪革新懇活動ニュース NO.13

声をあげよう!希望を拓く政治の実現へ
    大阪革新懇と地域の皆さんの協力で門真市で街頭宣伝
 10月1日、大阪革新懇は門真市の皆さんといっしょに古川橋駅前にて宣伝を行い、50名の方が参加されました。最初に日本共産党の福田英彦門真市会議員より市政報告があり、維新市長の下で市民サービスが切り捨てられる一方、高い介護保険料を押し付けられていると告発しました。続いて、村上史好前立憲民主党衆議院議員より「自民党は裏金問題で反省していない。国民が望む新しい政治を実現するために立憲野党が力を合わせなければなりません。同時に大阪では維新政治を転換する。6区では今のところ日本共産党のわたし孝一さんしか出ていません。ぜひ自公に代わる立憲野党の灯をつけてほしい」と訴えました。万博・カジノの反対運動を先頭に立っている藤永延代さんは「もともと夢洲はごみの処分地としてできた人口の島で軟弱な所。松井元大阪市長がここで万博やると言い出した。メタンガスが今でも発生し83本もガス抜きのパイプを入れている。ヒアリも出る。万博協会は遠足で来るなら長袖、長ズボンと通知だした。今からでも中止して、お金も資材も人も能登支援に使うべきだ」とスピーチ。菅義人大阪労連副議長は「自民党政治、維新政治を終わらせるために力を合わせましょう。今日から最低賃金が改定されて50円アップの1114円になったが、食料品をはじめとする値上げ続きで追いつかない。私たちは今すぐ最賃1500円の運動をしている。政治を変えて、暮らしを守りましょう」と訴えました。最後まで熱心に聞いていた高校生は「いつも万博は疑問に思っていた。もっと勉強したい」と語っていました。

「強行日程でも、充実した一日でした」
   平和ツアーで自衛隊と米軍基地を視察   ―枚方革新懇―
 5日経ケ岬・舞鶴平和ツアーを実施。総勢10人と参加者は少なかったです。朝早くから夕方まで強行日程でしたが、米軍通信基地前での視察や、引揚館見学、道の駅での休憩・買い物もし、参加者は充実した1日を過ごしました。
 「少々厚かましいツァーでしたが、隣の京都で身近に進む軍事化と、戦争の結果の現実を見て学べたと思います。寺院の隣、墓地の向かいに陣取る自衛隊駐屯地、米軍基地に違和感を感じます。戦争遂行者たちが人の心など顧みもせず、むしろ利用していることに憤りを感じます。その地を訪れることは、そこで平和を求めて頑張っている人を励ますことだと思い、毎月文珠さん参りを続けています」と感想をくださったのは、今回の企画提案と当日の運転手兼ガイド兼カメラマンも兼ねフ

ル回転して下さった徳田さん(寝屋川在住)です。感謝・感謝です。 
 格安の学生参加は残念ながらゼロでしたが、「また、ぜひこんな企画をして欲しい」と参加者の多くの声もいただきました。                               

 

大阪革新懇活動ニュース NO.12

声をあげよう!希望を拓く政治の実現へ
       大阪革新懇と地域の皆さんの協力で大東市で街頭宣伝
 9月24日、大阪革新懇は大東市の皆さんといっしょに住道オペラパークにて宣伝を行い、20名の方が参加されました。最初に村上史好元立憲民主党衆議院議員より「自民党は裏金問題で反省していない。国民が望む新しい政治を実現するために立憲野党が力を合わせなければなりません。同時に大阪では維新政治を転換する。12区では今のところ日本共産党の太田さんしか出ていません。ぜひ自公に代わる立憲野党の灯をつけてほしい」と訴えました。続いて「市民の会」代表の松浦哲郎さんが能登支援の報告。「被災者に水やコメを届け、要望を聞いた。見捨てられるとの不安があり、話を聞いてもらうだけでも安心したと話された。地震から9か月経つが家屋の解体も進んでいない中で21日の豪雨。万博リングに350億円かけるならお金と人を能登支援に使うべきだ」と話しました。万博・カジノの反対運動を先頭に立っている藤永延代さんは「もともと夢洲はごみの処分地としてできた人口の島で軟弱な所。松井元大阪市長がここで万博やると言い出した。メタンガスが今でも発生し83本もガス抜きのパイプを入れている。ヒアリも出る。万博協会は遠足で来るなら長袖、長ズボンと通知だした。今からでも中止して、お金も資材も人も能登支援に使うべきだ」とスピーチ。菅義人大阪労連副議長は「自民党政治、維新政治を終わらせるために力を合わせましょう。総裁選で解雇規制の緩和が話題になった。誰が得をするのかを考えれば明らかだ。私たちが税金を払わなければ徹底的に追及される。裏金議員は堂々と議員を続けている。許せない。暮らしを守り労働者の権利を守る政治に変えよう」と訴えました。最後に日本共産党の太田とおる12区国政対策委員長は「最近はテレビをつければ総裁選一色。しかし、どの候補も裏金や統一協会との癒着では反省もなく、説明もない、再調査もしない。安倍元首相と統一協会幹部の写真が朝日新聞で暴露されましたが、この件もだんまりです。市民と立憲野党が協力して、この政治を変えましょう。コロナ禍で109か国が消費税減税しました。アベノミクスで暮らしが大変な時に日本も実施すべきでしょう。トヨタは5兆円ももうけています。アメリカと大企業優先の政治を変えましょう。来るべき総選挙で、この12区から政治の流れを変えていきましょう」と訴えました。

河内長野革新懇が総会・講演会  
君島東彦先生招き、「憲法に基づく平和外交のかたち」
 9月22日午後、河内長野駅前のノバティホールで、62人の参加で河内長野革新懇総会・講演会が行われました。講演は立命館大学国際関係学部教授で立命館大学国際平和ミュージアム館長の君島東彦先生。「憲法にもとづく平和外交のかたち」と題し、「六面体としての憲法9条」「『しない』平和主義と『する』平和主義」「マルチトラック平和外交」などの切り口で、90分近くの熱のこもる講演でした。

 質疑応答では、「ウクライナの現状をどう考えれば」「中国フィリピンの衝突と国連の力は」などの質問が出され、「9条を生かすためにも、憲法前文に示された平和の国際環境作りの努力がとても大事だと分かった」「国や政党に任せず、市民レベルの平和外交の実践も必要」などの感想が寄せられました。総会では、総選挙勝利に向け革新懇の要と架け橋の役割を大いに発揮しようと提案、私学助成の取り組みなどの発言がありました。

大阪革新懇活動ニュース NO.11

総選挙必死の情勢、「大阪革新懇アピール」に呼応し       
            羽曳野、松原などで一斉宣伝
統一教会にむしばまれ、裏金にどっぷりつかる自民党政治に終わりを
 羽曳野総がかり行動実行委員会は9月19日古市駅で宣伝を行い11人が参加。3人がマイクで訴えました。革新懇の土屋佳子さんは、「防衛省は攻撃型ドローンを取得するために30億円の予算を計上しました。約310機を何と、イスラエルから買おうとしています。イスラエルは自国製の攻撃型のドローンをパレスチナ・ガザ地区の攻撃の主力兵器として使用しています。ジェノサイドを行っている国から武器を調達することは、国際法違反の殺りくに加担することになります。許すことはできない」と訴えました。
 共産党市議の南れいさんは、「集団的自衛権の行使容認の閣議決定をして以降9年。自公政権で日本の軍事費が世界第3位となりつつあり、日本は戦争か平和かの岐路に立たされています。「新しい戦前」を作らないために、平和を守る砦となっている、憲法9条を守る運動を大きくしていきましょう」と訴えました。
 羽曳野市憲法9条の会の林正敏氏は「7月に開かれた、日米の外交・軍部担当の閣僚会議では、陸海空自衛隊をまとめた統合司令部を作り米軍の指揮下に置くことを決めました。このことは国際法違反の先制攻撃を取り入れている米軍の指揮下に入ることになり、日本も先制攻撃を加える戦争国家になってしまいます。この体制を完成させるには自衛隊は軍隊でなければなりません。そのために改憲を急いでいるのです。改憲NOの声をみんなで上げていきましょう」と訴えました。自転車で電車の通貨を待っている婦人に「軍事費を5年間で43兆円増やし、今の2倍にしようとしています。」と訴えると、自転車から降りて、「軍事費より、くらしや福祉に使ってほしい」と署名をしてくれました。また、年配の男性は「日本は戦争する国になったらあかん」と進んで署名してくれるなど、3筆の署名が集まりました。

また、松原市では市内4カ所の駅頭で22人が参加し宣伝・対話を行いました。

 

 

戦争反対・核兵器禁止・憲法守れの声を! 
          ―枚方革新懇などが8月諸行動― 
 平和を考える8月、3地域の9条の会が、集会や宣伝、黙とうを実施。枚方母親連絡会は15日正午に合わせ、赤紙配布をしました。6日の市駅前宣伝には合唱団「なかま」が歌声応援に入り、革新懇も6・9・15日の宣伝に加わり、9日は緑道前でも宣伝と黙とうを実施。戦争国家づくりや新しい戦前に向かう動きを止めねば、という思いを通行人に訴えました。ビラを受け取り励ましを送る人もいました。
 25日には、「平和を願う御殿山の会」主催の憲法カフェが行われ、教育現場の話題を企画、朗読や合唱も加え楽しい企画となりました。8・18共産党牧野北後援会から「平和のつどい」を開催するので、30分の講演依頼があり、革新懇・柿木が受けました。➀もし攻められたら、9条は花畑。ロシア・中国・北朝鮮は言う事きかない。もしもの保険アメリカ軍事力。の疑問に対しどう答えるか。②戦争体験者だけではなく、その遺族も高齢化となり、戦争体験談や平和の伝承、又今後の平和運動を次世代にどう継承させていくのか。③では今、私たちは、何をすればいいのか。
 こんな問題意識で臨みましたが、当日、年配の方々の戦争体験や数々の思い出を語る様子や会場内に掲示された当時の写真や手紙、子どもが作った壁新聞など視覚に訴える取り組みもあり逆に励まされました。