大阪革新懇活動ニュース No.6

真ん中世代で会員拡大を   中央区革新懇が総会- 
 2月15日(土)午後1時30分から、大阪府社会福祉会館506号室にて2025年の総会を開催しました。今回は2部制の総会となりました。
 第1部として「第24回ダベリング・カフェ」で「ジェンダー平等について共に考えよう」をテーマに自由に意見交換をしました。昨年11月22日にNHK・ETVで放映された「1975年 アイスランド~“男女平等先進国”の原点」を鑑賞後、「ジェンダー平等について共に考えよう」をテーマに意見交換をしました。話題提供者は中居多津子元府職労女性部長さんでした。自民・公明の与党が先の衆議院選挙で過半数割れとなったことから、今春の通常国会で「選択的夫婦別姓導入」法案の提案・審議入りが確実になりましたので、国連の女性差別撤廃委員会の日本政府に対する勧告などについても意見交換をしました。
 第2部として午後3時30分から4時30分まで「総会」となりました。昨年の経過報告と今年の活動方針案についての提案の後、活発な討論を行いました。
 今回の総会の目玉として、当会世話人のお1人で文楽三味線奏者の竹澤團七さんが出演される大阪公演の際に、文楽劇場の舞台裏見学をさせていただいた後、文楽鑑賞をすることが決まりました。また今年度は真ん中世代の方々を対象に会員拡大につながるような行事や企画を検討していくことになりました。今こそ革新懇の出番の情勢ですのでよろしくお願いいたします。

50人が新たに購読 全国ニュースを拡大 -河内長野革新懇- 
 大阪革新懇総会の各地の発言に励まされ、2月末から声掛け。革新懇インタビューなど紙面の魅力や出番の情勢を伝え、50人の全国ニュース読者が増えました。一人が周りにまた一人、次はめざせ100人。

万博の問題点と子ども達の強制遠足の危険性を訴え-寝屋川革新懇が宣伝- 
 3月12日 新婦人寝屋川支部と寝屋川革新懇が共催した「万博遠足の再検討を求める宣伝行動」が京阪電車寝屋川市駅前で開催され25名が参加、それぞれのポテカ・ビラを持ち寄り、退職者教職員・新婦人・革新懇・共産党市議など7名が万博の問題点と子ども達の強制遠足の危険性を訴えました。対話があちこちではずみ、危険な万博への関心の高さに驚かされ、署名が17筆集まりました。大船渡火災カンパも訴え5千円を超えて寄せられました。

大阪革新懇活動ニュース No.5

エントツ山は平和の記念碑 
          銀行革新懇がハイキング&戦跡めぐり
  枚方「エントツ山九条の会」の皆さん、お世話になりました。今年3月の小春日和、我ら銀行革新懇のメンバー11人で枚方にハイキングに行ってきました。 枚方は非核平和都市宣言が有名ですが、香里ヶ丘団地、丘陵地域には戦前、火薬・砲弾の製造工場があり、今はボイラー工場のエントツは平和の記念碑となっています。 戦後、市民の反対運動で火薬工場にされるところを阻止し、平和なニュータウンとなリました。この日、「エントツ山九条の会」の喜多川さん、徳田さん、新見さんと共に「エントツ山」と火薬工場で戦中に学徒動員で働かされた「女学生の碑」を見学した後、「エントツ山九条の会」の名付け親である木原さん宅でお話しを聞きました。木原さんが枚方に住むことになった経緯から 2006年2月「エントツ山九条の会」発足、今に至るまでの活動についてお話しを聞きました。「エントツ山九条の会ニュース」は500通を配り、毎月9日に地元スーパー前で宣伝、配布を行っているとのこと。 その後、野村さん玄関前にある手作りの「憲法9条木製パネル」を拝覧させていただき、喜多川さんの奥様の案内で、牽牛石などをめぐり、帰路につきました。(銀行革新懇塩見)

 

希望拓く政治の実現へ
           大東革新懇(準)春の講演会に60名参加
 3月8日、革新懇の再建めざす大東革新懇(準)による春の記念講演会が開催され60名が参加しました。
 冒頭、「11名の呼びかけ人」の一人でもある橘田亜由美さん(全国革新懇代表世話人・東大阪生協病院院長・大東市在住)より「革新懇は平和・民主主義・生活向上の3つの目標で賛同すれば誰でも参加できる。大東市でも再建して、市民と野党の共闘を発展させ参議院選挙をたたかおう」呼びかけがなされました。続いて、冨田宏治関西学院大学教授(全国革新懇代表世話人)より「希望を拓く政治の実現へ」と題する講演が行われました。冨田さんは、兵庫県の異常事態や安倍政権を支えた岩盤保守層の動向、国民民主党の政治的本質、SNSによる世論調査の内実などを分析しながら、自民党から離れた岩盤保守層を再び自民党に戻させないためにも選択的夫婦別姓の法制化を図ることが重要だと強調。加えて都知事選や兵庫県知事選挙でSNSが注目されているが、選挙では地上戦(対話)4割、空中戦(マスコミ)3割、SNS3割として、つながりと路地裏対話の重要性を強調されました。そのうえで、参議院選挙で自民党政治を終わらせ、分断を乗り越えて包摂の社会を作ろうと締めくくりました。準備会事務局からは「何をなすべきかイメージできたと思います。4月結成に向けて体制を確立し、皆さんと一緒に革新懇を再建する。そのために力を貸してほしい」との訴えがあり、参加者は大きな拍手で応えました。

大阪革新懇活動ニュース No.4

希望を開く政治の実現を 平野区で地元と協力して街頭宣伝  
 3月5日、平野区ライフ喜連瓜破前において、地元の皆さんの協力を得て大阪革新懇の街頭宣伝を行いました。小雨の中でしたが、総勢30人で元気よく宣伝を行いました。訴えは大阪革新懇から代表世話人の松永律さん(大阪母親大会連絡会委員長)、菅義人さん(大阪労連副議長)、村上史好さん(元立憲民主党衆議院議員)の三人がマイクを握り、地元からは小川陽太さん(元大阪市会議員)が訴えました。菅さんは「賃上げが物価に追いついていない、一方で大企業は内部留保を積み上げている。政治の責任で中小企業支援と内部留保の活用を。同時に労働者は組合に入り、自らの手で賃上げを勝ち取ろう」呼びかけました。松永さんは「子どもたちを遠足で万博に連れて行ってはならない。危険でむだ使いの万博に反対しましょう」村上さんからは「軍事ではなく暮らしをよくする予算が必要。消費税減税こそ最大の物価対策、世界では100か国以上が消費税減税している。黙ってたら変わらない。声をあげて政治を変えよう。」と訴えました。最後に、小川さんから「スーパーで見たら。一番安いお米が5キロ4500円、消費税入れたら5千円になる、当たり前の生活が壊れている。所得の低い人ほど消費税の負担割合が大きい。『103万の壁』が取りざたされるが2500万人の非課税の人には関係ない話。消費税の減税こそが生活を支える道だ。大阪市は過去最高の2500億円のため込みがある。万博・カジノに使うのではなく、日本一高い介護保険料の下げるために使うべきだ。夏の参議院選挙でも自公政権とそれを支える維新に審判を下そう」などとアピールしました。

 「軍需のまちから平和のまち枚方へ」枚方革新懇が戦績めぐり 
 3月1日は、1939年(昭和14年)枚方禁野にあった火薬庫が大爆発をし、94人が死亡し多くの負傷者や家屋の焼失、また人々の緊急避難など、大きな出来事があった日です。今、祝園(ほうその)弾薬庫拡張問題が話題に上がり学習会等の中で、まず出されるのはこの戦前での枚方の火薬庫爆発の事件です。この爆発後火薬庫が縮小され、祝園地区に移転され、戦後の自衛隊分屯地・弾薬庫として今に至っています。枚方の私たちは、この禁野火薬庫爆発や同時にあった香里火薬庫の存在、そして戦後のこの地を団地や工場に変化してきた経過等を改めて学ぶ必要があると感じました。
  市の資料やパンフを使った戦跡巡り
 火薬庫爆発の日、3月1日に、枚方革新懇事務局5名で戦跡巡りをしました。爆発時刻ちょうどに石碑の前で献花・黙とうをし、数々の説明板や資料にも接しました。枚方市も貴重な歴史資料や数々の歴史遺産・戦跡の保存もしていて、3・1ビキニデーをふまえ、3月1日を「平和の日」と制定し、平和を祈念し平和を考える行事を続けています。枚方革新懇は、火薬庫爆発当時の市民の様子、戦後、火薬庫復活の動きをやめさせた市民の運動など、もう一度ふり返りながら大軍拡と火薬庫増設反対運動に取り組む決意です。

大阪革新懇活動ニュース No.3

「自民党政治のその先」を対話と運動で切り開こう            
                2025年度総会を開催
 2月22日、大阪グリーン会館において「大阪革新懇2025年度総会」が開催され、82名が参加しました。総会では、議案の提案を受け、この一年間の、各地域、各職場、各分野から様々な創意あふれる取り組みが持ちよられ、積極的で、活発な討論がおこなわれました。
 開会にあたり、西晃代表世話人から「平和のために何ができるのか、我々一人一どういうことをすべきなのか議論し、明日からの行動の糧にしたい。」とあいさつがありました。
 来賓として出席いただいた、日本共産党の清水ただし前衆議院議員からは「今年こそ革新三目標をさらに前進させる年にしたい。」「大阪では万博・カジノは避けて通れない。赤字は確実。大阪府市の財政調整基金が穴埋めに使われる。それなら介護保険料を安くするなり、国保料を下げるなどのため使われるべき。カジノ阻止に力を合わせたい。」「国民の要求が前進させることのできる状況を作り出して来たことに確信を持ち、大阪革新懇が野党共闘の再構築で、新たな仲間を結集し、新たな運動を進める。私自身も国会に戻り、がんばる決意も述べてあいさつとしたい。」と述べられました。 

淀川区、城東区、門真市、大東市など各地で再開・結成が続く 
 討論では20人が発言しました。とりわけ今年は活動再開、再結成された地域の発言が注目されました。 
植田さん(淀川区革新懇) 「労連が取り組んだ労働学校で革新懇を作ろうとなった。11月に再開宣言集会をした。講師に西谷さんを呼んだ。五月の最終週に総会をする。それまでに世話人体制を作る。総会では労連と共催で学習会をする。」(発言の後、村上史好代表世話人から「革新懇」ののぼりが贈呈されました。)
亀井さん(門真準備会) 「世話人を探し、10月に会議を持ち、11月に準備会を作った。そのなかで話が出て、NHKドラマ「宙わたる教室」の教師のモデルとなった久好さんを招いて、1月に準備会主催で講演会を行った。万博開幕日の4月13日には門真革新懇の結成総会を行う。」
森さん(大東準備会) 「1998年結成でいろいろやってきた。野崎に碑がある従軍慰安婦の碑の保存運動をやってきた。革新懇はやっぱり必要な状況になっている。北河内は全体で革新懇を立ち上げようと言っている。11人の呼びかけ人で準備会を作った。冨田先生を呼んで記念講演会を3月8日に行う。いまは横の連携が弱いが革新懇を作ることで横断的役割を果たせる。」
難波さん(城東革新懇) 「あたらしく事務局長になる人が見つかった。1月25日に世話人を確定させた。9月27日には戦争体験談を聞き、松本ヒロを呼ぶ。そこで再開集会を持つ。いまから地道なつみかさねをつづける。この間も「だより」「全国ニュース」の配布、会費の集金は続けてきた。」
 退任・新任役員挨拶では、徳畑勇世話人、小林優事務局次長か ら退任のあいさつがありました。

大阪革新懇活動ニュース No.2

裏金解明!上脇教授×清水ただし“ビッグ対談”に420名                    怒り・忘れない・アキラメナイ!
 2月23日、幕引きは許さない!パーティ券裏金疑惑解明、上脇博之神戸学院大学教授と清水ただし元衆院議員の“ビッグ対談”が寝屋川市で開催され420名が参加。(大阪12区市民連合と北河内7市の革新懇と準備会の協賛)
 対談は若者男女二人のコーディネーターの進行でスタート。2022年11月6日号の赤旗日曜版のスクープから始まったパーティー券裏金疑惑は上脇教授の告発の連続で、2024年には捜査・派閥解消・法改正・岸田首相投げ出し・石破首相解散・自公過半数割れと歴史的な展開となりました。
清水ただしさん「庶民の暮らしが大変なのに、国会議員は脱税しても許されるのか」「国民の怒りが自公を追いつめた。」 上脇教授「かっては自民党員は540万いたが2012年には73万に激減、福祉削減・自己責任政治で裏金が無ければ当選できない政党になった」「2024年も告発々で正月も盆もなかった、私の青春を返してほしい」「裏金は自民5派閥だけでなく、東京都議会自民から各県連にもまん延している」。清水ただしさん「都議会裏金はパーティー券を売ったら半分は自分の懐へが明らかなった、金権体質が自民党全体に広がっている、企業・団体は見返りがあるからパーティー券を買う」「日本共産党は禁止法案を提出している。」 上脇教授「都議会自民は政党ではなく政治団体で企業・団体献金は受け取れない、パーティーで裏金を作りがやられ告発したら議員ではなく会計責任者が起訴された。」 清水ただしさん「大阪維新は身を切る改革と言いながら、14年間で8億4千万円、橋下徹氏は1億4百万円、馬場伸幸前代表4千万円、藤田文武前幹事長は1千万円儲けている。政党助成金も10億円以上プール、万博工事関連会社にパーティー券を買ってもらっている。」 上脇教授「兵庫県知事選挙で昨年12月に公職選挙法違反・買収で神戸地検と兵庫県警に告発・受理されPR会社の家宅捜査も開始された。民主主義の危機だ、選挙もお金で歪められている」「憲法無視の政治暴走を見て見ぬふりはできない、やれることをやろうと告発を続けている。」 清水ただしさん「いよいよ万博、参議院選挙が始まる。万博チケットが売れていない、建設費が倍増。カジノをつくるための万博セットした松井元知事の責任は重大。7月の参院選で大阪6人の現職はカジノ推進、企業・団体献金をもらう候補者ばかり、何としても頑張りたい。」 上脇教授「裏金問題はマスコミ報道では収束の方向、しかし終わっていない、裏金議員は90人中告発したのは40人まだまた残っている。不起訴になれば検察審査会へアキラメナイ。大阪維新の会もパーティー券で事実上の企業・団体献金をもらっている。これを廃止しなければ裏金が作られる、運動が必要だ。参議院選挙でひっくり返して変える、忘れない、怒りをもって告発し続けます。」

 

4月5日の「万博・カジノやめろ」の集会・パレードにむけ毎週宣伝                                
                        (住吉革新懇)
 2月26日、地下鉄長居駅前で、住吉革新懇は「万博・カジノをやめろ!」の集会・パレードを知らせる宣伝を行いました。体調不良者が出るもとで2人の参加でしたが、1時間で140枚のチラシを配布。ビラを受け取った人から「私も反対や」「子どもを行かせるのが心配です」などの声が寄せられました。住吉革新懇では、4月5日まで毎週宣伝を予定し、集会・パレードの成功とカジノ・万博を止めさせる運動を市民共同で進めていきます。

大阪革新懇活動ニュース No.1

総会を受けて、さっそく 10 部拡大―河内長野革新懇―
 「視野を広げた対話と運動で『自民党政治のその先』を切り拓きましょう」とよびかけた大阪革新懇の総会で地域革新懇の再開や結成の取組みの発言、寝屋川革新懇と  12区市民連合の共同の取組みなどに大いに励まされました。また、全国革新懇ニュース読者が 400 人以上もいるという堺市民懇の取り組みにも、改めて感動を覚えました。翻って、河内長野はほんのわずかな購読数しかなく、何とか個人購読者を増やさねば と、改めて痛感しました。とりあえず自分の周り 10 人ほどに声をかけて、快く読んでもらえることになりました。一面のインタビューなど、紙面の魅力と共に、「要と架け橋」としての革新懇の役割や出番の情勢を伝え、さらに広げたいと思います。
         (河内長野革新懇事務局長     鈴木晋司)

「ガスが出るので行かへん!」万博遠足学習会―羽曳野革新懇―
 羽曳野市教組と新婦人羽曳野支部、総がかり行動実行委員会の三者共催で万博遠足についての学習会が、2月22日、リックはびきので開催されました。
 最初に、革新懇の西村裕行氏が毎月12日の街頭宣伝、全小中学校長や市教委との懇談、夢洲ウオッチングなどの取り組みの経過を報告しました。その後、大教組の米山宏治書記長から「子どもたちを本当に万博に連れて行くの」のテーマの講演。新婦人より、すべての学校を訪問し「万博遠足に招待された良かった」と話されたところは 1校もなかった。「詳細がよく分からない」など、校長を悩ませている実態が明らかになりました。参加者からは・私にも4人の小学生や支援学校に行っている孫 がいます。万博遠足どうなのと聞くと「あまり興味ない。USJなら行きたいけど」いうことでした。子どもが主体となっている遠足ではないと思う・お母さんは「うちの子は、ガスが出るので行かへん」と言っていると言われました。今日の「子どもを連れていったらあかん」ことを周りの方々に伝えたい・私自身も何か行動しなくてはと思う気持ちになりました。教職員のみなさん、努力されていますね。頑張ってください・現職の教員として、学校現場を応援して下さる声がたくさん聴けて気持ちが軽くなりました、などの感想が寄せられました。学習会には49名が参加し、3万円超の募金が寄せられました。

 

カジノ・万博アカン!市民集会&パレード  
               ー中央区・阿倍野区市民有志―
 2月 22 日    中央区、阿倍野区などの市民有志が実行委員会を作り、「カジノ・万博アカン!」の集会と市民パレードが行われました。集会には 100 名が参加。集会は中央区の桃園公園で行われ、東高津公園まで歩きました。日頃はパレードなどあまり行われていないコースだったので、衆目を集め多くの人から声援を受けました。

大阪革新懇活動ニュース No.28

2月希望を開く政治の実現を 淀川革新懇が合同で街頭宣伝
 18日、新大阪の西宮原ライフ前において、淀川区革新懇は大阪革新懇と合同で街頭宣伝を行いました。非常に寒い日でしたが、総勢20人で元気よく宣伝を行いました。訴えは大阪革新懇から代表世話人の松永律さん(大阪母親大会連絡会委員長)、荒田功さん(カジノに反対する大阪連絡会事務局長)、村上史好さん(元立憲民主党衆議院議員)の三人がマイクを握り、地元からは宮本たけしさん(前衆院議員)が訴えました。それぞれの弁士からは物価高対策が十分でないこと、万博の危険な状況、カジノの問題点などを訴え、市民と野党の共闘によって来るべき参議院選挙も含め、政治の変化を国民の声と行動で確かなものにしていこうと訴えました。

 


ダイキンのPFAS汚染問題などを訴える 摂津市宣伝
 2月18日午後、JR千里丘駅南側のス ーパーSATAKE横で、開会中の通常国会に向けた大阪革新懇の街頭宣伝が行われ、地元の協力も得て10人が参加しました。訴えは大阪革新懇から、代表世話人の、荒田功さん(カジノに反対する大阪連絡会事務局長)、長瀬文夫さん(大阪PFAS汚染と健康を考える会)、大原真事務局長の三人がマイクを握りました。訴えでは万博・カジノの問題点、摂津市の一津屋や、別府で大きな問題になっている、ダイキン工業によるPFAS汚染・健康被害の問題が訴えられました。地元弁士として谷口はるこさん(日本共産党摂津市くらし・防災対策委員長)からは、万博遠足が摂津でも何校か中止になったことや大軍拡を進めている25年度予算を批判し、国民のために消費税減税や物価高対策を行うべきとのスピーチがありました。

真ん中世代をターゲットに会員拡大を!
        中央区革新懇第28回総会を開催
 2月15日、中央区革新懇は大阪府社会福祉会館にて2025年の総会を開催しました。コロナ禍の為ここ3年間は、コロナ感染対策をしての短時間の総会にせざるを得ませんでしたが、今回は元に戻して二部制の総会としました。
 第一部は「ダベリング・カフェ」とし、話題提供者に元大阪府職労婦人部長の中居多津子さんをお招きして「ジェンダー平等について共に考えよう」をテーマに自由な意見交換をしました。
 第二部は総会として、昨年の経過報告と今年の方針案について提案の後、活発に討論を行いました。
 今回の総会の目玉として、当会世話人のお1人が文楽三味線奏者の竹澤團七さんですので、ご本人が出演される大阪公演の時に、文楽劇場の舞台裏見学をさせていただいた後、文楽鑑賞をすることを決めました。
 会員が高齢化していますので、真中世代をターゲットに会員拡大につながる行事や企画を引き続き検討いていくことになりました。
 

大阪革新懇活動ニュース No.27

フジテレビ人権侵犯問題を考えるー井上喜雄さん
(大阪革新懇代表世話人・日本ジャーナリスト会議関西支部事務局長)   

 娯楽・芸能と報道の二面性を持つ民放では、報道はカネにならないので各局ともエンターテインメント面にウエイトを置く。視聴率を稼げるタレントはできるだけ囲い込もうとするし機嫌も取る。それは高額報酬であり過剰な接待である。今度のフジテレビの一件は事実であるなら、女性社員を性接待に「差し出した」最悪の人権侵犯事件である。そもそも民放を含めたメディアは企業意思を決める役員が高齢男性で占められており、民放労連によれば女性役員不在の社が全国127社中81社、全体の63.8%に上る。居ても一人か二人の極少数で、中間管理職女性もまた18%程度に止まる。全く男社会の論理が支配し女性の意見はほとんど反映されない。なかでもフジでは「楽しくなければテレビじゃない」との標語で、女子高校生を集めた番組を作ったり、女性アナウンサーを「女子アナ」と呼び始めるなど若い女性の「商品化」が目立つ。事件はこのような企業風土から噴き出した悪弊と考えるのが当然だろう。
 問題発覚後80人の少数組合であったフジテレビ労働組合に加入者が続出、500人を超えた。社員が1100人余であるのでほぼ半数が組合員になった、今後会社との交渉で発言力が増すであろうと期待される。また民放労連委員長はフジテレビ労組在籍の女性である。民放労連とマスコミ関係労組は以前からセクハラ防止もあって「女性役員の割合を増やせ」と要請していたが、今再び声を大きくし署名活動を始めた。

寒波が続く中でも「大軍拡も万博やめろ!消費税減税せよ!」
                     宣伝・アンケート!
 4月には3度目となる集会・パレードも準備(住吉革新懇)
 2月20日、住吉革新懇は寒波が続く中でも万博・カジノをやめろ!裏金献金やめろ!大軍拡反対・消費税減税させよう!と宣伝を行いました。万博のアンケートでは回答した10人のうち7人が「行かない」、一人は「絶対行かない」で「まだ決めていない」がわずか2人でした。住吉革新懇は他の市民団体と共同して3度目となる「万博・カジノいらない」の集会とパレードを4月5日(土)に予定しています。これからは集会案内を兼ねた宣伝を毎週水曜日に行います。事務局長は「確かに寒いが、そんなことは言ってはいられない。万博を止めるまで運動を続ける」と決意を語っています。

 

 

 

 

 

大阪革新懇活動ニュース NO.26

こんな近くに弾薬庫が! 祝園弾薬庫現地見学 
 2月7日、京都革新懇の呼びかけで、祝園(ほうその)ミサイル弾薬庫の「長距離ミサイル保管のための弾薬庫新設」をめぐる学習会が開催され、15名が参加しました。大阪からは枚方革新懇、交野革新懇、大阪革新懇事務局から8名が参加しました。自公政権は敵基地攻撃能力の保有を打ち出し、そのためのミサイル弾薬庫を各地で大増設します。この近くでは交野市、寝屋川市、枚方市、四条畷市、東大阪市から10キロ程度の距離にある京都府精華町の陸上自衛隊祝園(ほうその)分屯地で、弾薬庫を300億円かけて8棟増設し、本州最大級の施設にすることが計画されています。今後この分屯地は陸上自衛隊、海上自衛隊の共同使用となり、巡航ミサイル「トマホーク」、12式地対艦誘導弾力能力向上型などの射程1000キロ以上のミサイル配備が予想されます。射程1000キロ以上というと中国の奥地まで射程に入ることとなり、大幅に緊張を高めることとなります。いったん戦争が始まれば真っ先に攻撃されるのが弾薬庫です。
 学習会当日は「ほうそのネット」の運営委員の方から60分程度この計画について講演していただきました。その後、6台の車に分乗して、東京ドーム100個分の広さといわれる、分屯地の周囲を1周しました。参加者からは「学研都市の真ん中にこんな巨大な基地があったのか」「一見すると木や竹に覆われたただの山にしか見えないが、ここで(戦前の)枚方市禁野弾薬庫の大爆発のようなことが起こったらどうなるのか」といった感想がよせられました。

豊中革新懇が恒例の「新春のつどい」を53人の参加で開催! 
 2月9日、豊中革新懇は、恒例の「新春のつどい」を豊中市内で開催しました。当日の進行は、20代の青年の司会で始まり、豊中革新懇世話人を代表して日本共産党山本いっとく豊中市議から、「革新懇運動の3つの目標。豊中革新懇が今年41年目をむかえ、さらなる発展を」と訴えられました。日本共産党衆院議員堀川あきこさんから国会報告をしていただきました。国会のリアルな様子が非常にわかりやすく報告されました。今まさに国民の声と運動の盛り上げで要求が前進できるチャンスです。このチャンスに豊中革新懇が、市民の多面的な要求運動と革新3目標に結びつけて運動をどう飛躍させるか。ここが勝負どころです。参加者からは「堀川さんのお話すごくよかったです。会場からの質問も内容を一層深めることになったと思います。」「特に議会の中の様子がリアルにわかった」などの声がよせられました。このように堀川さんの話に参加者は勇気づけられました。豊中革新懇、最後に松下三吾世話人から消費税を下げる運動等多面的な要求実現に向けて運動をすすめようと閉会の挨拶で終わりました。

大阪革新懇・2025年度総会
日時・会場 2025年2月22日(土)午後1時30分~4時(予定) 
      大阪グリーン会館2階
      *終了後 懇親会(会費2000円)
議事 「報告と提案」、決算・予算案の報告・提案、討論など。
来賓あいさつ 日本共産党・清水ただしさん

大阪革新懇活動ニュース No.25

間に合うのか?安全なのか?   大阪革新懇が夢洲・万博会場視察 
 1月30日、大阪革新懇が主催して、夢洲・万博会場視察が行われました。この現場視察には近畿5県から28名が参加しました。大阪メトロのコスモスクエア駅に集合した一行は、そこからバスでWTC(大阪府咲州庁舎)に移動し、展望台に上がりました。展望台では解説用の「大タペストリー」、解説パンフを使い、代表世話人の藤永のぶよさんが万博会場の問題点を解説しました。まず、「万博に参加・・・覚悟しましょう=10のポイント」をもとに、会場へのアクセスの問題、駐車場のメタンガス、PCB袋の埋設問題、会場に日影がない問題、休憩所に壁がない問題、静けさの森にヒアリがいる問題、などが説明されました。藤永さんの解説の後、展望フロアか会場の現状をみんなで観察しました。
 その後、バスに乗って、万博会場の夢洲に移動しました。夢洲では工事中とのことで、「夢洲」駅の手前で警備員に止められ、円形リングの近くにまでは近づけませんでした。参加者からは「工事用のトラックが押し寄せ、突貫工事をしているのか、と思いきや、通るのはコンテナを積んだ車がほとんどで、静かな様子に驚いた。」「島を渡るのに2本しか道がなくて、人身事故等で地下鉄が止まったり、交通事故で橋が渡れなくなったら、家に帰れるのか不安になった」「テレビでは今にも出来上がるように言っていたが、本当にできるのという感じでした」などの声が寄せられました。

学校からはなんの説明もない(保護者)     
                 松原で「万博遠足学習会」
 万博開幕まで70日ほどになった2月1日、松原市で35人が参加し「万博遠足学習会」を開催されました。
 学校訪問で聞きとってきた、松原市内の万博遠足の現状報告に続き、「万博に子どもたちを遠足で連れていって大丈夫?」と言うテーマで、元教員のAさんからお話いただきました。
 危険いっぱいの夢洲、こんな場所に子どもたちを連れていって大丈夫?不安いっぱいの万博遠足、だから各地で万博遠足中止が相次いでる状況などを、パワーポイントを使ってわかりやすく解説。意見交流では、現役保護者や祖父母、中学生、現職教員、民間保育園職員、議員、関係者など10人が発言しました。先生からも聞いてないし、友だちとの話にも万博は話題にならない(中学生)、学校からはなんの説明もない(保護者)、学校現場では職員間の議論もなく、万博遠足が行く前提で進んでいる、市長が万博首長連合会会長で、共産党以外は万博中止や万博遠足不安の主張はしないなど、府民・市民の関心が低い中で、万博遠足が強行されているなどの実態が明らかになりました。
 これから大切にしたい取組みとして、保護者の不安や思いを担任・校長などに伝える。周りの人と「万博遠足」について話し合う。保護者、関係者などのつながりをつくる。市役所前や人混みの多い場所で宣伝し、広く市民にアピールするなどを確認しました。

大阪革新懇・2025年度総会
日時・会場 2025年2月22日(土)午後1時30分~4時(予定) 
      大阪グリーン会館2階
      *終了後 懇親会(会費2000円)
議事 「報告と提案」、決算・予算案の報告・提案、討論など。
来賓あいさつ 日本共産党・清水ただしさん