全国・大阪革新懇 10・17大阪市廃止・解体NO!合同行動 ~「住民投票」逆転勝利へ~
10月17日(土)は、大阪市廃止・解体の是非を問う「住民投票」で再び勝利するために、9月26日(土)に続き2回目の大阪市廃止・解体NO!合同行動を実施しました。近畿各府県の革新懇、東京・大田区革新懇、香川革新懇など大阪を含め8都府県から60名が参加しました。集会あいさつで、大阪革新懇代表世話人の渡辺武・元大阪城天守閣館長は、「5年前の住民投票は70万票対69万票で僅差の勝利だった。今回も全く油断できない。大阪市廃止・解体を阻止し、本当の意味で文化・歴史ある大阪をもっと住みよい街にしていこう」と呼びかけました。
次に大阪革新懇の小林優事務局長代行が、大阪「都構想」をめぐる情勢と論戦の特徴を報告。小林氏は、「情勢は各種世論調査でも都構想『反対』が『賛成』を激しく追い上げている」と、資料を示し説明。対話・論戦では「住民要求をもとに住民サービスがどうなるのかを伝えることが重要」と強調し、「広範な市民に都構想の問題点と大阪の将来への展望を広げ切れば必ず勝利できる」と力を込めて語りました。
その後、雨天の中を5隊に分かれて駅頭やスーパー前などでハンドマイク宣伝を実施。市営住宅のベランダから手を振って応援する人、店から出てきて「頑張って」と激励する人がいる一方で、維新や公明党の宣伝カーと出くわすなど、「住民投票」は激戦の様相を呈しています。大阪革新懇は、大阪市廃止・解体を阻止するために最後まで全力を尽くします。
~がんばっています地域・職場革新懇 <PART18>~
<大阪12区市民連合> 学習決起集会 「都構想」反対、野党連合政権の誕生を
10月10日(土)大阪12区市民連合は、次期総選挙と迫る「都構想」反対の「学習決起集会」を大東市民会館で開催し、100名を超える市民が参加しました。はじめに、12区市民連合呼びかけ人代表の加藤順教さん(浄土真宗僧侶)が、「自民党政治は家相続の封建主義、菅首相は自分の言葉で語れない、一般のマスコミ報道だけでは真実はわからない、政治を変えよう」とあいさつ。次に来賓あいさつで、12区立候補予定の松尾正利さん(日本共産党)が「野党連合政権誕生へ12区から野党共闘に全力を挙げる決意です」と語り、同じく宇都宮ゆうこさん(無所属)が「野党共闘で政権交代をめざします」と決意を表明しました。
続いて、富田宏治さん(関西学院大学教授)が「都構想と住民投票&野党連合政権の展望」と題して講演。富田教授は、「新型コロナで世界が大きく変化した。新自由主義で進行した貧困・格差・差別・分断が誰の目にも明らかとなった。日本では、『アベのままでスガ内閣が発足』。コロナのもとで菅政権は自助を語り、学術会員で大問題に、大阪維新は都構想に明け暮れる。格差と貧困の広がりのもとで政治の変革を求める時代を迎えている。野党共闘で政治を変えなければならない。野党共闘2000万票、無関心層3割の投票率を上げ、みんなの力を合わせて野党連合政権をつくろう」と締めくくりました。
<訂正> 10月12日発行の活動ニュースNo15は、No14の誤りでした。今回の活動ニュースがNo15です。謹んで訂正します。