大阪府知事・大阪市長選挙アピール

<大阪府知事・大阪市長選挙アピール>

維新府市政を転換し、住民の命とくらし最優先の希望ある大阪へ

2023年2月11日
大阪革新懇代表世話人会

   3月23日告示、4月9日投開票で大阪府知事選挙、3月26日告示、4月9日投開票で大阪市長選挙が行われます。今回の府知事・大阪市長選挙は、維新府市政を転換し、住民の命とくらし最優先の府市政へ、希望ある大阪を切り拓くチャンスです。同時に大軍拡・大増税、改憲をねらい、くらしを壊す自公政権と維新政治に痛打を与える選挙でもあります。府知事選挙にあたり「明るい民主大阪府政をつくる会」は、1月7日たつみコータロー氏と協定書を結んで候補者として擁立し、知事選挙に挑むことを決定しました。一方、大阪市長選挙では市会議員の北野妙子氏が自民党を離党し無所属で立候補することを表明しました。「大阪市をよくする会」は、2月10日常任幹事会声明を発表し、維新市政を転換し、「住民投票」で大阪市を守った市民の願いに応えるため、独自の候補者擁立を見送り、「会」の市長選挙政策の実現にむけ全力をあげて奮闘することを表明しました。

 維新府市政は、自公政権の医療・社会保障費削減政策に追随し、全国で最も先鋭的に医療・公衆衛生機関の統廃止・民営化を押しすすめ、医療・保健所体制を著しく脆弱化させました。コロナ感染が急拡大する局面で的外れな対策や後手となる対応を繰り返し、医療崩壊を引き起こし、全国最多のコロナ感染死者を出しています。アベノミクスやコロナ感染、ロシアのウクライナ侵略などの影響で、円安・物価高騰に苦しむ府民や労働者、業者に十分な対策をとらず、貧困と格差を一層拡大させました。夢洲カジノを「経済の起爆剤」とうそぶき、多くの職員と税金を投入し人の不幸を踏み台にする夢洲カジノへ暴走しています。全国でも突出した競争主義教育と公教育つぶしで子ども・保護者、教職員を苦しめ、子どもたちが豊かに学ぶ権利を蹂躙し続けています。岸田政権が憲法9条を投げ捨て、国会論議も行わずに「敵基地攻撃能力」保有と大軍拡の「安保関連3文書」を閣議決定したもとで、維新は大軍拡・核共有、改憲を煽る言動を繰り返しています。

 たつみコータロー氏は、①大阪カジノではなく、命とくらし、福祉・医療を最優先に、②賃上げと雇用の確保、非正規労働者の均等待遇、中小企業支援、③子どもに寄り添う教育、安心して保育できる子育て支援、④再エネ・省エネを大胆にすすめ、持続可能な社会と災害に強いまちづくり、⑤ジェンダー平等、多様性の尊重、個人の尊厳が守られる大阪、⑥大阪の進路は府民が決める「府民が主役」の府政運営、以上6点の政策を掲げて知事選挙に挑戦します。

 大阪革新懇は、住民の命とくらし最優先の大阪府市政を実現させるために、維新府市政の転換に向けて、すそ野を広げて府民との対話と共同をすすめます。政治を変える主体者は私たち国民です。構成団体、地域革新懇、職場革新懇、個人会員のみなさん、「カジノよりいのち最優先の大阪を」「賃上げ・中小企業支援で大阪の経済成長を」「コロナ対策強化、命とくらし最優先の大阪を」など、職場や地域からくらしや要求に根差した対話をすすめ、たつみコータロー氏を先頭に維新府市政の転換を旺盛に働きかけ、希望ある大阪を切り拓くことを呼びかけます。

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