大阪革新懇活動ニュース No.10

「万博やめて!カジノもいらん!お花見パレード」に110人 
                          住吉革新懇
 大阪・関西万博開幕直前、工事中のブラジルパビリオンで火災事故が発生し、安全性が厳しく問われる事態となるなか、4月5日、住吉革新懇は「カジノはいらん!住吉の会」と共同し、「万博やめて!カジノもいらん!お花見パレード」を開きました。長居公園で集会のあと、あびこ筋を浅香中央公園まで「万博今すぐやめて!」「カジノはいらん」と唱和しながらパレード、110人が参加しました。天候もよく、沿道からたくさんの人達が注目、手を振って応援する姿も各所でみられました。
 パレードに先立つ集会では、カジノはいらん!住吉の会の貝田代表が主催者挨拶、住吉革新懇の古旗事務局長が基調報告しました。古旗氏は、①ガス爆発、地震・津波、熱中症―参加者のいのちを危険にさらす万博は中止するべき、②会場建設費や運営費が際限なく膨らみ、大赤字のツケを府民・市民に転嫁することは許されない、③カジノは人を不幸にする。若者がオンラインカジノで犯罪に巻き込まれている。カジノ中止までたたかいぬこう、④市民の暮らし・福祉・営業そっちのけで、万博・カジノ・大型開発に突き進む維新政治をやめさせよう、と訴えました。集会では、日本共産党の井上浩大阪市議、社民党府連の長崎由美子代表、夢洲カジノを止める府民の会や大阪市・市民連合の代表が来賓挨拶しました。
 参加者はパレードの後、浅香中央公園で満開の桜を見物しながら交流しました。

市民の運動・声で市役所移転条例(市長提案)が取り下げに!枚方市 
 3月市議会に「政治生命かけて」「不退転の決意」を口にし、市役所移転条例の再提案と賛成議員の取り込みを図ってきた維新・伏見市長が、28日一転して取り下げを申し出ました。市民団体で作る「市民ネットワーク」は、25日市役所前公園での集会と、4回目になる「ヒューマンチェーン」を計画。集会では、立憲の山田けんた府議が挨拶。府立高校廃校問題や万博会場の不備など維新政治を批判しました。当日は、平日にもかかわらず300人の参加者が市役所を包囲して「移転条例反対、市民の声を聞いて」と声を上げ、行動しました。
 維新市政の強引なやり方に再び“待った”をかけられたのは、何より市民の継続した地道な取り組みが、再提案の断念につながったと市民ネット声明が発表されました。共産党市議団は、市役所移転は断念したわけではなく、移転計画そのものを白紙撤回し、市役所周辺の市有地内に早期に建て替えを行うよう、引き続き奮闘すると表明。
 高齢者外出支援署名や市民の切実な声を集めた運動の中核になった年金者組合、市民団体と共に市役所移転反対の運動を押し進める新婦人支部など、革新懇に結集する団体の枚方維新政治への対峙が続きます。(枚方革新懇だより4月号より)

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