大阪革新懇活動ニュース No.33

「知って声を上げることが大切だ!」
             430名の市民の参加で交野平和展
 8月23(土)~24日(日)交野青年の家を会場に開催された、交野平和展が成功裏に終わりました。
 「子どもの平和広場」には子どもを連れた若いお母さん達含む総勢80人が参加し、みんなと歌って遊ぼうの広場など四つのコーナーで、こども達が楽しく過ごせました。参加者から”こどもたちが暗くならず、笑顔いっぱいで、この企画とてもいいです。親と子がひととき平和について考える貴重な一日になった”の声が。
「祝園弾薬庫学習会」には、共同代表の呉羽真弓さんが80分ほど講演されました。当初予定していた椅子が足らず、四回も椅子を追加し、95名の方が熱心に、呉羽さんの話を聞いていました。参加者からは”詳しく聞くのは初めて、連帯して何かを一緒にしたい””今の現状にぴったりの講演会でした。知って声をあげることが大切だと思った”などの声が寄せられていました。なお、10月19祝園全国集会に、交野市からマイクロバスをしたてて参加することが決まりました。
 ピースコンサートは、「アンジェラスの鐘」など交野うたう会30数名が歌い、会場が一つになり一体感がありました。
 展示ロビーでは、交野の戦争戦跡、祝園弾薬庫、ガザ、広島・長崎の原爆の写真が部屋いっぱいに貼られ、また、戦争時の実物資料も展示され、絶え間なくみなさんが入場し見ていました。300人近くの方が訪れました。平和のメッセージ記載コーナーには、最終的に88名の方が、リンゴを型どった色画用紙に、それぞれの思いを記入して貼っていました。会場募金に、47900円があつまりました。

「日本から世界に九条を!」 -河内長野市で平和フェスタ-
 8月27日河内長野市民交流センターで「平和の花束を世界へ」をテーマに、第12回河内長野平和フェスタが開催され240人余りが参加しました。
 主催は新婦人、年金者組合、医療生協、革新懇などで作る同実行委員会。今年は全国9条の会世話人の伊藤千尋さんが「世界から戦争をなくすには」と題して講演。「戦争は憎しみの連鎖をもたらす」「9条は国を超えて人類を守る」と説き、男女とも徴兵制のある軍事国家イスラエル、軍隊を持たず幼稚園から平和教育を進めるコスタリカ、各地で進む9条の碑の建立などを紹介、「日本から世界に9条を」と訴えました。
 河南混声合唱団が「折り鶴」など平和の歌声。ポーランドに留学した22歳の高橋ほたるさんはポーランド、ウクライナ、韓国、台湾、コスタリカを訪ねた経験を示し「違いを受け入れ尊重することが平和の第一歩で、旅の基本」と思いを語りました。今井佳代子さんの絵本「さがしています」の朗読では、そっと涙をぬぐう参加者の姿もありました。「憲法9条を世界に広めていきたい」「河内長野にも9条の碑を作りたい」「歴史の真実にしっかり目を向けたい」などたくさんの感想が寄せられました。

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