大阪革新懇活動ニュース No.50

大阪損保革新懇が28回 総会 
   「ファシズムを許さず、具体的な一歩を!」
 11月27日、大阪損保革新懇第28回総会が開催され、121名が参加しました。まず、「健全な損保産業の再生を職場から考える」とのテーマで中村啓子世話人から基調報告が、田野大輔甲南大学教授から「ファシズムと排外主義」というテーマで記念講演がありました。
 中村世話人からは「日本社会停滞のしわ寄せが、とりわけ弱い立場の人にきている。政府は『格差と貧困』に目を向けようとせず、社会の〝タガ〟が外れている」「(損保業界でも)社員も代理店も、自由な発言が困難になっており、同調圧力が強まっている」「主権者意識、当事者意識をもって、私たちこそが社会を変えることができる存在だと胸を張って声を上げよう」と、具体的な一歩を革新懇とともに歩んでいこうとの呼びかけがありました。田野先生からは、ファシズムに引き込まれるロールプレイ型の授業の様子を紹介しながら、兵庫県知事選等を例示し、「ファシズムは、上からの強制性と下からの自発性の結びつきで『責任からの解放(無責任の連鎖の仕組み)』を生み出している。そこにファシズムの危険な魅力がある。これが、ヘイトスピーチや排外主義につながる」との指摘がありました。

清水忠史氏招きダベリング・カフェ開催 中央区革新懇話会 
 中央区革新懇では「日頃感じていることをザックバランに語り合おう」と3~4か月に1回程度のペースで「ダベリング・カフェ」を開催してきました。
 消費税減税のことやジェンダー平等問題などその時々に話題になっていることなどを会員の皆様からの提案も含めて取り上げてきました。(土曜日の午後約2時間程度)形式としてはテーマにふさわしい「話題提供者」をお招きして、冒頭約30分程度のミニ講演していただいた後に、各参加者から質問や意見を出し合い話題提供者からもアドバイスをしていただくやり方です。
 今回第26回目のダベリング・カフェは11月29日(土)午後2時から大阪府社会福祉会館に元日本共産党衆議院議員の清水忠史さんをお招きし「日本政治はこれからどこへ行くのか?!」をテーマに開催。21人の皆様にご参加いただきました。冒頭、清水さんから漫談調の国政を巡る情勢報告をしていただき、報告への質問や意見交換をさせていただきました。質問では「清水さん絶対当選すると思ってたのになぜ?」「日本共産党という名前を変えたほうが、支持が広がるのでは」「SNS時代なのでもっと情報発信に工夫がいるのでは」などがありましたが、いずれの質問や意見にも丁寧に分かりやすい言葉で答えていただきました。最後に参加者から13房もある大きなバナナのプレゼントがあり、清水さんが即興でお得意のバナナのたたき売りを披露していただき会場がより盛り上がりました。

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