明るい民主大阪府政をつくる会富田林連絡会と富田林革新懇の共催で、27日、「維新政治ストップ・『戦争法』廃止」学習決起集会が開催され190名が参加しました。
先ず、岡田英樹富田林市会議員(日本共産党)が「維新府政による富田林市への影響」について報告しました。岡田議員は「維新府政の8年間で、救急医療体 制や教育・子育て面での補助金削減・廃止など、合計28事業の補助金が廃止され、1億1千万円が削減された。市の努力で事業の多くは継続しているが、市の 負担は1億円を超えている」「府の借金も7 兆円近くとなり、このまま維新府政が続くと大変なことになる」と強調しました。
続いて、鰺坂真さん(関西大学名誉教授・全国革新懇代表世話人)が「維新政治ストップ・『戦争法』廃止する政府をつくろう」と題して講演しました。「い ま日本の政治や大阪の政治で何が起こっているか」と切り出した鰺坂さんは、「中央では単なる保守政党であったはずの自民党が『極右』政党になってしまっ た。大阪では、維新の会が生れ、自民党が分裂し、自民党の中の右翼的部分を橋下維新が吸収した」と断じ、「全国でも大阪でも保守が分裂し、安倍自民党にも 維新にも賛同できない保守層が保革の枠を超え、革新勢力との共同が広がっている」と述べました。さらに鰺坂さんは「府民の暮らしはずたずたにされ、 化けの皮がはがれ、維新の没落が始まっている。国会では、「戦争法」反対で野党がまとまった。大阪では、維新ストップで足並みが揃った。国民の民主主義的 意識が高まる今こそ維新政治をストップさせるチャンスだ」と強調し、最後に「安倍政権を倒し、戦争法を廃止する国民連合政府をつくる上でもダブル選挙で維 新政治を何としてもストップさせよう」と訴えました。 (奥宮)