富田林『九条の会』合同の集い」

「復興・原発撤退 やっぱり『九条の会』の出番です」をテーマに「富田林『九条の会』合同の集い」が開かれ、市内の職場・地域の「九条の会」から79名が 参加しました。憲法を守る共同センターと富田林革新懇が呼びかけたものです。第1部では、映画「24000年の方舟」が上映されました。25年前に製作さ れたのに、福島原発事故後の日本の今にも生きる作品です。
第2部では、「九条の会 おおさか」の吉田栄司事務局長が講演しました。吉田さんは、憲法のそもそも論から解き明かし、特に90年代の改憲実 現のための二大政党づくりの動きを詳述し、「それが現政権のもとでも継続している。民主党は本来的に改憲勢力だ」と強調しました。さらに、吉田さんは、震 災・原発事故以後の政治は地方自治でも、人権保障でも、食料・エネルギー政策でもジリ貧状態だと指摘し、「復興・原発撤退が求められる今こそ、憲法を守り 生かすこと、『九条の会』を広げることが重要だ」と結びました。
 質疑では、政党助成金・憲法96条改訂・憲法と法律の関係などの質問が出され、吉田さんは丁寧に答えました。
 参加者からは、「原発の恐ろしさが映像を通してあらためてわかった」「核燃料や廃棄物を運ぶ車が、民家の近くや高速道路を頻繁に通行しているのは怖いことだ」「やはり九条の会を草の根で広げていく意義がよくわかった」など寄せられました。(奥宮)

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