枚方革新懇は12月12日、「要求運動と革新懇の役割」をテーマに枚方市内でシンポジウムを開きました。シンポには民主団体、政党、個人会員60名が参加しました。
片岡博明代表世話人が基調報告を行い、全国革新懇が提起した「2つの任務」を全面的に実践していこうと呼びかけ、民主団体、政党、個人会員らの要求を枚方革新懇に持ち寄り、共同の運動を幅広く進めていこうと提起しました。
シンポでは、新婦人の堤さんは、「ビラ撒き中に、最近新婦人がよく見えていると言われた」「FM枚方でも新婦人を紹介する放送があった」。教職員の柿木 さんは、「子供の貧困、子供の暴力」の実態を述べ、これからは父母、PTAを大切にすべての教職員の共同で、安心といごごちの良い学校をつくっていくと強 調されました。市職労の江藤書記長は、非常勤職員の労働条件改善、均等待遇を求め職場や裁判のたたかいが発言されました。生健会の岩本副会長は、生活保護 受給者が年々増加の一途であると深刻な実態が報告されました。民主商工会し柿木副会長は、「なんでも相談会で会員拡大が進んでいる」と発言されました。
これ以外にも多数の団体、府市議会識員、政党から発言がありました。まとめにたった栄繁泰代表世話人は、「発言は身につまされることが多かったが、それぞれの組織が要求運動でたしかな前進が確認できた、いまこそ革新懇の出番だ」と締めくくりました。(田中喜雅)