住みよい堺市をつくる会では、20日「守りたい堺市! 市民大集合」を開催し、堺市長選挙(26日告示、6月9日投票)で元堺市議の野村友昭氏(45歳)を市民団体として自主的に支援することを明らかにし、集会アピールを発出しました
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クリーン・くらし優先・「都構想」ノーで発展する自治都市・堺をめざして
堺市長選挙に勝利しよう!
2019年5月20日
住みよい堺市をつくる会 市民大集合
5月26日告示、6月9日投票で市長選挙が迫ってきました。
今回の選挙では、第一に、「政治とカネ」問題を市政からも議会からも一掃する堺市政をつくるのかどうか、が問われます。
前市長が自らの政治資金問題で、市民の信頼を失い辞職したことは当然です。一方で、「信頼を取り戻す」といいながら、税金である政務活動費不正支出事件で 辞職に追い込まれた身内の不正議員をかばい続け、大阪市議が公職選挙法違反で逮捕された維新の会の政治責任も厳しく問われます。
第二に、広範な市民共同ですすめられてきた、くらし・福祉・教育・子育て支援・地域経済振興・住民自治・歴史文化のまちづくりなどの施策を発展させる市政をつくるのかどうか、が問われます。
これまでに、高校卒業までの医療費助成、おでかけ応援バスの拡充、がん検診無償化、小学校38人学級、保育料無償化の拡充、上下水道料金引き下げなど、くらしを支える施策がすすめられてきました。
「二重行政解消」の名で医療や福祉、教育を切り捨てる一方、「成長戦略」の名でカジノ・「都構想」に向かって暴走する維新政治の持ち込みを許すのかどうかの大きな分かれ道です。
第三に、「都構想」による堺市つぶしを許さない市政をつくるのかどうか、が問われる重要な選挙です。
維新の会・永藤氏は記者会見で「新しい堺を創る」として「広域連携強化で堺の成長」「『都構想』に入るかどうかは時期尚早」などと述べています。
しかし、マスコミで維新の会幹部が「将来的には『グレーター大阪』として堺も都構想に入っていくべき」「堺は一つのままで特別区に再編」と明言しながら、 「今回は争点にはならない」「時期尚早」などと、前回選挙に続き、またもや「争点逃れ」「都構想かくし」に躍起になっています。
このようなフェイクを許さず、キッパリ「都構想ノー」を突き付けなければなりません。
つくる会は、これらの点を基本に、これまで思想信条・立場を超えた幅広い共同を追求し努力してきました。この過程の中で、元市議の野村友昭氏が「都構想」 に反対して政令市・堺を守るため、自民党を離党、政党の推薦は受けず無所属で立候補し、幅広い市民の支援でたたかうことを表明しました。
つくる会は、維新市政を絶対に許さず、「政治とカネ」問題を市政から一掃し、堺市政の豊かな実績を前進させる立場から、野村さんの決断を踏まえ、候補の擁立は行わず、市民団体として自主的に支援し、何としても勝利するため、市民共同のたたかいに全力をあげます。