2月6日(土)高槻革新懇の総会と学習会が行われ49人が参加しました。
会議の冒頭、代表世話人の松本七哉弁護士は開会のあいさつで、安倍首相は昨年9月のいわゆる「戦争法」の強行成立させ、そのうえ今年になって国会答弁の中 で「この夏の参院選は憲法改定を争点に」と明言、自公両党に加えおおさか維新を含めて3分の2以上の議席を目指すと発言。さらには、自民党の改憲草案を読 めば「緊急事態条項」を憲法に書き込むとの案が示されている。今年3月「戦争法」が施行され、「南スーダンに派遣されている自衛隊の任務が拡大されようと していることに大きな危惧を抱く。なんとしてもこれを阻むためには、今こそ革新懇ががんばる必要がある」と強調しました。
このあと事務局から、昨年5月以降の活動の報告と会計の報告がなされ、活動報告では、「戦争法案」反対の統一パレードへの参加や街頭宣伝の取り組み、9月 に行われた沖縄の普天間基地と辺野古をめぐる闘いについての学習会、10月に実施した沖縄の平和ツアー(24人が参加)などが報告されました。続いてこれ からの活動として、「戦争法」廃止の取り組みに力を注ぎ、2000万人署名の成功のために全力を尽くすことが提案、これらすべてが確認されました。
引き続く学習会では坂本悠一さんが、「高槻の戦争の歴史とくらし」と題して講演されました。話では詳し い資料を基に、明治維新以降、今の高槻市がどのようにして形成されてきたのか、そして軍事的にはどういう位置にあったのかを解説。そして「高槻地下倉庫」 (タチソ)や高槻であった空襲の被害などについても報告されました。空襲では、米軍の資料によれば全国180都市が目標とされており、その中には高槻市は 含まれてはいなかったが、6回にわたり攻撃を受けたことも報告されました。
最後に、宮原府会議員が閉会のあいさつで「2000万人署名」達成の重要性を強調され、これらを確認して散会しました。