「ねやがわ9条の会」連絡会(市内17の「会」)は18日、「憲法が危ない“緊急”学習・交流会」を開催し90名が参加しました。安倍首相や橋下維新の 会代表が侵略戦争否定、従軍慰安婦必要発言などが相次ぎ、96条改憲を突破口に9条がねらわれるもとで、参議院選挙が大きな分岐点になるとの認識で急遽学 習・交流会が開催されました。
開会挨拶で井上圭史さんは「自民党憲法草案を読むと、子ども時代の進軍ラッパが聞こえる、命ある限り憲法を守るために頑張る」と決意を表明。続いて、梅 田章二弁護士(大阪憲法会議幹事長)が、「安倍政権の改憲暴走を許さない」と題して講演。憲法審査会が活発に動き、衆院議員の72%が9条改正に賛成、 96条改憲急浮上など、国民投票への危険が迫っている。しかし、国民世論は9条・96条とも改正反対が多数となっている。自民党改憲草案は明治憲法への回 帰で、学習すれば矛盾は明らかだ。憲法を守る運動と、憲法を守らせる運動の両方が大事、徹底学習、徹底討論、共同を広げることが勝負を決める。」と強調さ れました。
市内各校区・分野の9条の会の代表10名がリレートークを行い、「18歳の青年が9条の会に入会した」「校区で9条署名が5000人突破した」「自民党 憲法草案の学習会を4回・10時間やった」「京都の戦跡めぐりを開催した」「集会・学習から外に打って出る時期だ、ノボリも作成中」などの発言が相次ぎま した。
最後に、前日の17日に発表された「条の会―アピール」にこたえて①改憲策動阻止にむけて全力を挙げよう。②参院選で改憲勢力に審判を。③憲法を暮らしに生かし、有権者過半数の署名・対話をすすめよう。の行動提起を参加者全員で確認しました。