祝園弾薬庫増設反対集会2700人 枚方・交野革新懇はバス参加
10月19日(日) 9時過ぎから交野市駅に集会参加者が集まり、定刻通りマイクロバスが到着。枚方市から11名・交野市から17名を乗せ、会場の けいはんな記念公園を目指しました。マイクロバス以外でも多くの方が参加しました。
安保3文章にもとづく長距離ミサイルの量産にともなう弾薬庫の新設をめぐって、調査・設計を含む予算が計上されているのは全国62箇所で、工事に着手しているのは、祝園8棟、大分2棟、青森2棟です。その祝園では、8月18日から長距離ミサイル弾薬庫をつくるため
の増設工事が始まり、近辺住民には知らせず強行しました。長距離ミサイルを保管する危険な弾薬庫を28年度まで完成させる予定ですすめています。全国で一番先行しているのが祝園で、本州最大の弾薬庫だからこそです。
集会は3部構成(第1部11時~ピースフェス・第2部13時~全国リレートーク・第3部15時~ピースパレード)で行われ、私たちは第1部・第2部に参加し、16時頃に帰ってきました。
「私たちは二度と戦争をしたくない!平和でこそ文化は香り立つ!祝園全国集会」は、周辺住民を含め全国から約2,700人が集まりました。祝園弾薬庫新設に反対する集会としては最大規模となりました。
石垣島の藤井さんは、「沖縄・石垣島を含め南西諸島にミサイル基地や部隊を配備されている。住民を守るための訓練ではなく、アメリカの対中国の覇権戦争のための準備」と指摘されました。
熊本の海北さんは、「12式地対艦誘導弾能力向上型の熊本市への
先行配備に反対するよう県に要請しても十分に対応しない。市民を見ていない自治体が多く、市民運動が先頭に立ち、政治家についてこさせる勢いでやらないと国は変わらない」と訴えられました。
愛知の山本さんは、「愛知県の三菱重工業の工場で長射程ミサイル生産を行っている。軍需産業と自衛隊が一体となって軍拡をすすめている」と指摘されました。ほうそのネットの真﨑さんは、「精華町では弾薬庫新設への関心が広がっていない(260世帯訪問して署名22筆)が、署名を広げ、立ち上がる人を増やしたい」との発言がありました。枚方や交野でも祝園弾薬庫を知らない人が沢山おられます。一人でも多くの人に祝園弾薬庫を知らせる取り組みをすすめていきます。