軍事研究やめろ! 公立大学当局へ申し入れ -市民と科学者の会-
22日、軍学共同いらない!市民と科学者の会・大阪(大阪革新懇・日本科学者会議大阪支部・大阪平和委員会)は軍事研究をすすめる公立大学に対して抗議・要請行動を行いました。高市内閣が始動し、早速労働規制緩和と共に安保3文書の前倒し軍拡の拡大強化を図ろうとしています。トランプ大統領の来日に
伴い、軍拡路線に一掃拍車がかかる危険性があります。防衛装備庁による軍事研究は過去最多の49件(前年比約2倍)にのぼっており、大阪公立大学は4度目の応募となります。当初、大学当局は抗議・要請文の受け取りさえ拒んでいましたが、粘り強く働きかけて文書を受け取ったものです。ただ応接も玄関先であり、対応職員も権限がなく要請項目への回答も明言を避けています。およそ「公立」という名にふさわしくない対応ですが、軍拡反対のたたかいの一環として粘り強くすすめていきます。月末には3カ所になったキャンパス(中百舌鳥、杉本町、森之宮)で地元の革新懇の皆さんの協力も受けながら門前宣伝を行います。
高校つぶしでなく、30人学級の実現を! 羽曳野で署名・宣伝行動
羽曳野総がかり行動実行委員会は10月21日(火)に古市駅前で「懐風館高校(旧羽曳野高校)の募集停止案の撤回を求める」署名・宣伝行動を行いました。大阪府教育委員会は8月に府立高校を今後15年で32校廃校とする「アクションプラン」を示し、27年度から懐風館高校の募集を停止する案を発表し11月の教育委員会会議で最終決定する計画です。9月に、「大阪の高校を守る会」と共同で藤井寺駅前で宣伝をしま
したが、「懐風館高校(羽曳野市)なのに、何故羽曳野で宣伝しないのか?」の声に応えたものです。石田コーヘイ羽曳野市議(今度末で廃校になる美原高校卒業生)は「楽しい思い出の詰まった母校が廃校になるのはとても悲しく・悔しい思いです。この思いを懐風館高校の生徒に味あわせたくありません。存続のためにも署名にご協力ください」と訴えました。志摩毅・府高教委員長は、「①『15年で32校減』は『1学級40人、1学年7クラス』が前提で30人学級にすれば1校も減らす必要はない ②公立高校の定員はゆとりがあって当たり前です。定員割れを理由に(府立学校条例)高
校をつぶすのは道理がない ③この間の高校つぶしで子どもたちの学ぶ権利が侵害されている。」と署名への協力を訴えました。「懐風館高校がなくなるなんて本当ですか?知らなかった」(懐風館高校卒業生)「地元の高校は無くしたらアカン」「誰がこんなことをするの? 維新はひどいなぁ」「羽曳野の高校はゼロになるの?」などの声が寄せられました。まだまだこの事実を知らない市民が多いことがハッキリしました。広く市民に知らせる活動が必要だと痛感しました。行動には9人が参加し、29筆の署名が寄せられました。 (羽曳野革新懇・安保秀一事務局長)