寝屋川での新しい“文化の共同”はじまる
11月18日から23日まで市民ギャラリーで開催された「第2回寄ってたかって美術展」は、鑑賞者が700名を超える盛況となりました。
この美術展は昨年、寝屋川革新懇結成25周年記念の文化行事として開催。好評でぜひ今年もの声に押されて、実行委員会形式で第2回目が開催されました。プ ロもアマも枠をこえ、寝屋川の“新しい美術展”として、あらゆるジャンルの作品を持ち寄り交流する場として開催されました。今年は出品者が56名、出展作 品は植物造形、油絵、ステンドグラス、陶器、切り絵、ちぎり絵、押し花、版画、彫刻、写真、書、篆刻、水墨画、グループホームはり絵、タペストリーなど 99点におよび、出品者・出展数とも昨年の2倍となりました。今年は会場で、音楽と美術のコラボレーション企画も取り組まれ、アルパとハープに尺八の演奏 に耳を傾けました。
「心うつものが多くありました、熱が伝わってきます」「私も何かしなくてはという気持ちを動かされました」「来年は私も出品したい」「実行委員会にかかわ りたい」など多くの声と感想が寄せられました。最終日には、出品者が作品の前で自らの思いを語る交流会が行われ、笑いあり涙ありの拍手がわきおこりまし た。市民が参加する寝屋川での新しい“文化の共同”を実感した美術展となりました。(竹内)