大阪革新懇・活動ニュースNo.14

~夢洲視察 夢洲万博は極めて危険、カジノ・IRは莫  大な無駄遣い!~

 大阪革新懇は、9月8日(日)代表世話人を中心に10名が夢洲を視察。現在夢洲にはゴミ焼却灰や砂利などを積んだダンプカーが平日往来し、埋め立て工事が急がれています。視察団はまずIR会場となる3区を視察。浚渫土(しゅんせつど)と建設残土で埋立てが急ピッチですすめられていますが、夢洲の下は25mに及ぶ沖積粘土層、その下には約50mの洪積砂礫層があり、雨が降ると雨水の重量で地盤がどんどん沈んでいるそうです。こんな軟地盤の上にカジノ・IRを建設しても大丈夫なのか、莫大な無駄遣いでは・・・と感じざるを得ません。ブッシュに覆われ雨水がたまった自然池には、サギやカモなどの野鳥が多数生息していました。

 次に1区を視察。1区は、大阪市域のゴミ焼却灰の最終処分場で、メタンガスを放出するための筒が多数立てられていました。雨が降るとゴミ焼却灰が混じった汚染水が南端の処分場に流れ薬剤で中和され、万博会場予定地の2区に放流されてから大阪湾に流されます。汚染水に含まれたダイオキシンやPCBなどの有害化学物質はすべて除去されるわけではなく、残留している可能性が高いそうです。視察では1区と2区は異臭が漂っていました。
 護岸工事などのために使用されている鋼矢板は、昨年の台風21号などで錆びて倒れ、高さ2~3mのコンクリート護岸壁は幅何メートルにもわたりヒビがはいり、放置されています。これでは、台風や地震による津波・高潮には到底対応できません。こんな危険な夢洲での万博開催は極めて危険であり、広大な埋め立て地でのカジノ・IR建設は莫大な無駄遣いでしかありません。10月22日(火・休)には「カジノあかん!夢洲あぶない!」10・22市民集会が、エルシアターで13時30分から開催されます。

 

<大阪損保革新懇 野村 英隆さんより寄稿>

夢洲初上陸! 「 夢洲はアブナイ!」を実感

 9月8日の日曜午後、大阪革新懇呼びかけの「万博カジノ予定地・夢洲視察」に参加しました。夢洲の平日はゴミ・砂利・工事などのダンプカーの往来激しく、一般車は入れません。ダンプ運航休みの日曜、当局の許可を得て3台・10名は咲洲トンネル経由夢洲に初上陸しました。昨年末、大阪府庁が入る咲洲ビルの展望台から夢洲を遠望しましたが、今回はこの足と目で炎天下36度を超える砂ボコリの荒れ地を歩きました。

 カジノ予定地の中にある広大な池には数千羽を超える野鳥、特に絶滅危惧種・準絶滅危惧種数種も営巣しているといわれています。「埋め立てるな、野鳥自然公園として整備して残せ!」と心で叫びました。万博予定地の埋め立て最先端堤防まで長い土手道を歩きました。埋立地の端から黄土色の汚染水がボコボコと噴出していました。昨年の台風で壊れ、曲がった鉄矢板がそのままのところ、深く泥土砂に立ち往生したままの「しゅんせつ重機」も数台、素人目にも軟弱地盤の様がよくわかります。もし、地震・津波・高潮・台風きたらどうなる?どうする? 去年の台風で関空は水没、8000人が孤立したことを思い出しました。

    あらためて「こんなところに万博カジノはイラン!夢洲は本当にアブナイ!」を実感しました。「『百聞は一見にしかず』とはこのことだな」と学びました。案内と解説をしていただいた桜田照雄・藤永のぶよ両代表世話人に御礼の気持ちを表します。