大阪憲法会議共同センター主催 全国緊急署名スタート集会に220名が参加
2月2日(日)「市民と野党の共闘で安倍政権打倒!安倍9条改憲発議を許すな!全国緊急署スタート集会」が西淀川区民センターで開催され、220名が参加しました。大阪憲法会議共同センター・丹羽徹幹事長の開会あいさつに続き、日本共産党の清水ただし衆議院議員が国会報告。
清水議員は、「1月20日の施政方針演説で、安倍首相は『改憲は国会議員の責任』と述べ、改憲に執念を燃やしているが、立憲野党は①自民党改憲案を憲法審査会に提出させない、②国民投票法改定案を採決させない、の2点で結束している」と語り、新たに提起された「『改憲発議に反対する全国緊急署名』が野党を結束させる。立憲主義を取り戻すために力を尽くそう」と、参加者を励ましました。
続いて、一橋大学名誉教授の渡辺治さんが「新たな情勢の下、市民と野党の共闘で改憲発議を阻止しよう」と題して記念講演。渡辺さんは、「市民と野党の共闘が発展し、この間安倍改憲を阻んできた。今年が安倍改憲阻止の正念場。安倍政権は憲法審査会での改憲論議をすすめながら、野党を分断し改憲勢力の3分の2再形成をねらっている。同時に改憲のための国民投票を見据えて、草の根から改憲世論を高めようと学習会などを重視している。さらに自衛隊を中東に派遣させ、海外での『武力行使』に先鞭をつけ、中東派遣を自衛隊加憲論の口実にしようとしている」と、安倍政権の新たな方針を分析しました。
その上で、「全国緊急署名は、①憲法9条の意義を広げ、改憲発議の世論をつくる、②国民世論を変えることで、改憲発議をやりにくくする、③野党を励まし、国会での奮闘を支える、④万一国民投票が強行された場合、改憲NOの大きな力になる」と、署名の意義を語り、「すべての地域・団体で論議して目標をもって全国緊急署名に取り組もう」と、訴えました。
最後に、大阪憲法会議の山田憲司事務局長が行動提起し、「①府民過半数対話運動で、全国緊急署名を広げよう、②立憲野党と連携して署名運動をすすめよう」と呼びかけました。
~がんばっています地域・職場革新懇 <PART Ⅶ>~
<羽曳野> 羽曳野総がかり行動実行委員会が1月20日古市駅前で「改憲発議に反対する全国緊急署名」の宣伝行動。「桜を見る会安倍アウト」のプラスター7枚と「9条こわすな!戦争させるな!」の横断幕を掲げて宣伝。男子高校生が「おじさんが自衛隊員で、いつ戦地へ行かされるか心配で仕方がない」と、署名に協力。帰宅途中の若い女性は、「消費税増税で1円でも安いものをと必死で暮らしているのに、何よ!あの桜を見る会。国民をバカにしている」と、怒りながら署名に応じました。6名が行動し31名分の署名を集めました。