アベ政治でも維新政治でもない、新しい政治を
平松元市長ら6人が「市民アピール」発表
6月13日(土)、平松邦夫さん(元大阪市長)、石田法子さん(弁護士)、伊地知紀子さん(大阪市立大学教授)、橘田亜由美さん(東大阪生協病院長)、木戸衛一さん(大阪大学教授)、中野雅司さん(浪速産業株式会社社長)の6人が呼びかけ人となり、「コロナ禍を乗り越え、希望ある未来を切り拓こう~アベ政治でも維新政治でもない、新しい政治を~」と題した「市民アピール」を発表しました。
呼びかけ人代表の平松さんは、「新しい政治を求めるグループを6人で立ち上げた。その1回目の政策フォーラムを本日午後2時から始める」と述べ、「市民アピール」の特徴を「安倍政治でも維新政治でもないことに一番のポイントがある。民主主義を馬鹿にしている人が国の中央にいる。その補完勢力として維新政治が、たえず同調している」と強調。「コロナ禍でこの間いろいろなものを見てきて、呼びかけ人としていろいろなことを言える場、それを提供したい」と語りました。
立憲5野党が コロナ・カジノ・「都構想」を語り合う
「政策フォーラム」には、日本共産党から清水ただし衆議院議員、立憲民主党から野々上愛府会議員、国民民主党から吉田おさむ元国土交通省副大臣、社会民主党から大椿裕子府連合副代表、れいわ新選組から大石あきこ衆議院大阪府第5区総支部長が参加。それぞれの立場で、コロナ・カジノ・「都構想」について語りました。
野々府会議員は、「立憲は都構想には反対。コロナ対策がまず喫緊の課題」と述べ、「第2波に備えるべき時に、コロナ対策そっちのけで都構想にかまけていいのか」と、語気を強めました。清水衆議院議員は「政権のゆきづまりは深刻。コロナ問題で社会のあり方が根本的に問われている」と語り、「カジノや都構想に少なくない府民が違和感を覚え始めている。そういう人々と野党が協力すれば、住民投票で再び勝てる」と、参加者を激励しました。
最後に呼びかけ人代表の平松さんが、「今回の政策フォーラムで、(今後の運動に生かす)多くのヒントをいただいた。市民の幅広い連携・連帯で、新しい政治を市民の手で生みだしていこうという動きを続けたい」と、締めくくりました。「政策フォーラム」は、動画サイト「ユーチューブ」で視聴可能です。