大阪革新懇活動ニュース No.17

住吉革新懇40周年記念企画    
   ~冨田宏治先生が革新懇運動について講演~
 11月23日に住吉革新懇発足40周年記念の講演会を行い30名が参加しました。講演は冨田先生にお願いし、革新懇運動の過去・現在・未来について熱く語っていただきました。住吉革新懇は1984年に府下で17番目に発足しました。それ以来40年間、革新3目標を掲げて休むことなく活動を続けてきました。中心的な活動としては問題となっている課題の学習会と街頭宣伝、要求実現の集会とデモ、そして毎年8月に開催する「平和展」、最近では万博・カジノに反対する学習や宣伝に取り組み、集会とパレードでは新たな市民共同へと運動を発展させ成功させました。そんな取り組みをさらに前進させるためにどうするか、冨田先生の講演でしっかり学びました。

「731部隊の真実と元少年隊員の思い」
       「戦争と医学医療研究会」の原文夫さんが講演
   -河内長野革新懇主催の「市民の平和外交」講演会第2弾に92名参加-
 12月1日、河内長野駅前ノバティホールで、河内長野革新懇「市民の平和外交」講演会が92人の参加で行われました。講演では、今年8月に取り組まれた元少年隊員の、79年目の「731部隊跡訪問」、謝罪、慰霊の旅に同行した報告とともに、731部隊の真実、戦争の狂気、歴史の真実の隠蔽などについて語られました。
 参加者からは「731部隊の生々しい現実を知りショックを受けた。これを機会に勉強します」「まず事実を知る事が日本人みんなに問われている」「日本政府は過去に目を閉ざし歴史を隠蔽しようとしています。許せません。この731部隊の真実と元少年隊員清水さんの思いを改めて広げたいと強く思いました。」また「日本軍731部隊がやってきた残忍非道な行為。人を人として扱わず『マルタ』と呼び、耳を塞ぎたくなるような残酷な行為でした。そして、それらを進めてきた医学者たちが責任を問われるどころか、戦後の医学・薬学界のリーダーになっていることに驚きました。また、国も「外務省、防衛庁等の文書において、関東軍防疫給水部等が細菌戦を行ったことを示す資料は現時点では確認されていない」(2003年、小泉政府の答弁書)としていることには唖然とし、怒りを覚えました。ドイツのワイッゼッカー大統領が「過去に目を閉ざす者は現在にも盲目になる」と演説したこととは大違いです。日本政府は過去に目を閉ざし歴史を隠蔽しようとしています。許せません。この731部隊の真実と元少年隊員清水さんの思いを改めて広げたいと強く思いました。」との声が寄せられました。

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