大阪革新懇活動ニュース No.21

「自民党政治の転換と継続の力関係がせめぎあう」なか     
                      堺市民懇40周年
 堺市民の会(堺市民懇)40周年記念のつどいは第1部記念講演が全国革新懇代表世話人の石川康宏さん(元神戸女学院大学教授)、第2部は40年を振り返る交流会を行いました。会場いっぱいの100人を前に石川さんは、「予想も出来ない事態だった」という兵庫県知事選挙の斎藤陣営のSNS戦略や炎上商法の立花などで、若者世代ほど斎藤支持が増えたことなど、リアルな実態を報告。また総選挙結果の分析のあと、今、自民党的政治を継続しようとする力と転換しようとする力がせめぎあうなかで①政権基盤の脆弱な石破政権を一層大企業・アメリカ追随加速の危険②自公を支える役割を国民・維新に③連合、国民を通じて“現実主義“を強める④抵抗する世論を混乱させるフェイクの強化がある、と指摘。一方、野党共闘「不発」の中でも自公を過半数割れに追い込んだ市民の行動があり、自民党的なものに替わる政治の中身と担い手の模索が続くし、政治に関心持つ市民はもっと野党各党の動きに敏感に対応することになり、来年の参議院選挙が大きな意味を持つ協調。「政治活動している支持政党ありのトラさんは、回りは同じトラさんばかりで、もやもやしているウサギさんや意識が希薄で選挙に行かないパンダさんのことがわかっていない」、「天下国家から生活へ」ではなく「生活実感の共有から政治の話へ」と呼びかけました。2部ではフルート演奏のあと、堺の市民運動の幅広さと担い手の奮闘、市民懇の40年の思い出、新たな課題と期待がこもごも語られました。

沖縄県民集会に連帯する寝屋川宣伝行動に50名参加 
 12月22日、米兵の少女暴行に抗議する沖縄県民大会と同時刻に開催された寝屋川革新懇連帯駅頭宣伝に50名が参加しました。駅前には、革新懇・新婦人をはじめ元教員・共産党市議が次々と発言・訴えを行い、ミモザイエローのマフラーを着用、「性暴力は許さない」のイエローポテカ、県民大会に連帯の手書きポテカを掲げ、もう黙らないのチラシを配布しました。
 革新懇の代表は「米軍基地がある限り安心・安全はない、基地撤去を」新婦人の代表は「言葉にならない少女の苦しみ、日米政府のインペイは許さない」共産党前市議は「沖縄だけの問題ではない、一人ひとりが子どもたちの未来のために考えよう」元教員は「声を上げた少女の勇気に心が痛む、沖縄を忘れてはならない」などと訴えました。なお、大阪革新懇も大阪安保と共同で翌23日に淀屋橋にて宣伝しました。          

12・8 赤紙配布で不戦を誓う取り組みを母連と共同で実施                  (枚方革新懇)
 12/8は太平洋戦争・日米開戦勃発の日で毎年、枚方母親連絡会が赤紙配りと各団体からのスピーチを実施していました。今年は、8日が日曜日にあたり、しかも10日に被団協のノーベル賞受賞式もあり、革新懇から、多くの人がこの宣伝に参加を呼び掛ける提案をし、急きょ実施しました。サンタ衣装とたすき掛け、パネル展示・横断幕、合唱団サークル有志による平和の歌声披露など、通行人や買い物客にアピールしました。駅前では、若い人との対話が弾んだり、インドネシアの方々が赤紙と記念写真を撮るなど、盛り上がりもありました。2か所を行き来した人を含め約30数人が宣伝に参加しました。

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