大阪革新懇活動ニュース No.21

博物館の運営・学芸員は市直営で! 
   -東大阪・枚(ひら)岡(おか)革新懇が要望書提出-
 昨年、東大阪市立新博物館の建設に向けて「審議会」が設置され、12月に「答申」が出されました。「ええやんか枚岡の会」(枚岡革新懇)は、「市民の会」と共同して、昨年4月に「審議会」に向けた学習会を開き、市長に対する要望書も提出し、説明会の参加、パブリックコメントの提出などに取りくんできました。
 「答申」の内容は、私たちの要望してきた内容を強く反映したものになっています。新博物館のオープン予定は、6年先の2031年予定で建設に向けて市が「答申」内容を活かしたものに出来るかどうかが問われています。休館になった「郷土博物館」の利活用については、市長の「利活用する」との答弁がされ、「整備計画」でハイキングの休憩場所、「展示」の部屋、発掘資料の整理などが触れられていますが、建物の耐震補強や利活用の時期など全く不明です。審議会の「答申」をもとに6年先の「新博物館」開設に向けての課題について、2月、「市民の会」と「ええやんか枚岡の会」連名で市長への新な要望書を提出しました。当面は、新博物館の運営主体について市がこの1年間で民営も含めて検討し決める方針を出しており、私たちは「運営・学芸員は直営にするよう」働きかけていきます。
 今後の課題として、①博物館の運営主体、学芸員体制を市の直営で、②「公開承認施設」に、③市民パートナーによる市民参加の事業推進、④フィールドミュージアム構想の課題、⑤郷土博物館の利活用、⑥子どもファーストの内実はなどに取り組みます。

 

-バンダナの謎わかる!?-
  「裏金問題」の上脇教授招き記念講演 銀行革新懇総会開く
 4月12日、銀行革新懇は総会を開き77名が参加しました。今回は記念講演で神戸学院大学の上脇博之教授を講師に「政治とカネ 告発!追及!検証!~裏金事件~」をテーマに学習しました。“裏金・上脇”人気が抜群で会員外からも40人超が参加して大盛況でした。
 オープニングに、友よ闘ってこそ明日がある合唱団+仲間の歌があり、その後、職場からの報告(現職4人と銀行の組合からの発言)がありました。利益追求を最優先する職場では病気や退職を余儀なくされる現状が告発され、革新懇の仲間づくりの必要性を痛感しました。銀行革新懇は「楽しくなければ革新懇じゃない‼️」をモットーにこれまでもお花見会などに取り組んできました。楽しく学び、交流する銀行革新懇をめざします。
 上脇先生の記念講演では「上脇教授の講演は中味濃かった。ほんとに気さくで情熱的な方」「バンダナの事聞き、命を賭けて闘う男だと思いました」「日本国憲法が採用している議会制民主主義が、民意を反映しない選挙制度のため公平制にかけ、不正の温存になっている。告発は議会制民主主義を正していく運動の一部だというくだりが一番ハッとしました」など多数の感想が寄せられました。終了後のサイン会では「自民党裏金事件刑事告発は続く」等著書50冊が完売しました。
 最後に、新代表が交代挨拶で「“楽しくなければ革新懇じゃない‼️”―この先輩の思いを引き継ぎ、これからもメンバーで熱く語り、知恵出して、参加の皆さんに喜んで頂ける取組をしたいです」との決意が示されました。

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