8月1日大阪・大東市の「野崎駅周辺9条の会」など野崎駅界わいで活動する草の根団体が中心となり、「戦後70年、野崎から平和を考えるつどい」を開催し113人が参加しました。
つどいでは、大阪城天守閣元館長が「大坂夏の陣400年と戦後70年を考える」として「大坂夏の陣図屏風」を映像で紹介しつつ凄惨を極めた夏の陣の詳細 を解説しました。夏の陣を境目に「武器を納め、いくさをしない」「元和エンブ」と呼ばれる平和な時代が250年続いたことを紹介した渡辺さんは、戦後70 年憲法のもとで平和が保たれたが、「いま、戦争法を許すなら、江戸時代の人にも笑われる」と述べ、戦争法案の参議院での廃案への展望と確信を若者の参加な ど運動の広がりを例に訴えました。そして、自然成立はない、強行採決を許さず、出来ない情勢をつくろうと呼びかけました。
実行委員会では、つどいの成功を目指し、戦争法反対の大きなうねりをつくろうと「私も戦争法に反対」の意見広告を募集し、306名の賛同が寄せられまし た。この意見広告のチラシ9000枚を新聞折り込みなどで配布し、また野崎駅前でも戦争法反対を訴えと、つどいへの参加を呼びかけました。
つどい参加者から、「庶民がいつも犠牲になる戦争とダブった」「凄惨な夏の陣がえん戦気分を広げ平和な徳川時代の開始となったことが分かった。戦後9条が できて市民が喜んだ事と重なる」「詳細な説明で感動した」「今は声を上げることができる、今こそ頑張りたい」等の声が寄せられました。
通信者: 山崎充宣