大阪革新懇・活動ニュース 第12号
NHK大阪放送局に森友学園疑惑報道で、申し入れ松井知事サイドへの調査報道など道理ある要請に、文書回答を約束!
メディアを考える会・大阪(大阪メディア革新懇)は3月28日、NHKに対し「森友決裁文書改ざん報道」に関る要請を行い大阪放送局で懇談を持ちました。 要請懇談に出席したのはメディアを考える会のメンバー2名と大阪革新懇事務局から2名。NHKからは広報部長と副部長が出席しました。
NHKが、官房長官がつかう「書き換えを」を「改ざん」に改めることを、23日段階で文書要請していましたが、その甲斐もあり27日の証人喚問時から「改ざん」に変更していました。
要請内容は①森友報道で財務省による決裁文書をNHKが政府の使用している「書き換え」と報道しているのはなぜか。②報道の在り方として、NHKが主体性と継続性をもった調査報道に徹してほしいということ。③特に大阪局として森友問題に関する大阪府の責任追及と真相究明の役割を担ってほしいという三点です。
報道部長は①について、27日まで「書き換え」をつかっていた経緯と理由について、および②③についても、大阪だけでは答えられないので、本部に伝えて、NHKのなかで協議し文書で回答をすると述べました。
参加者は「NHKは市民と向き合った報道をしてほしい、官邸からの情報の垂れ流しだけではだめ」「森友問題は大阪が発端、大阪の局が本気で調査し報道しな ければ、だれがするのか」「NHKの番組はいいものがたくさんある。しかし、ニュース報道は官邸や府・市の主張の垂れ流しが多い。市民側の声も報道してほ しい」と要請しました。
広報部長は「広報は視聴者の声を聴く役がある。しかるべきところにしっかり伝えます」と答え、後日文書回答することを約束しました。
要請のあと、淀屋橋で4月14日開催予定のメディアを考える会Ⅲ「今、NHKに何を求めるか」の講演会の宣伝行動を行いました。200枚のチラシが30分ほどでなくなるほど、反響が大きく、府民の関心の高さを感じました。
府庁から近畿財務局前コースの昼デモ
29日、森友学園問題を考える会が 主催する「安倍政権を退陣へ!連続緊急行動」の昼デモ
12時集合 世界連邦平和像前ひろば (大阪府庁南西)から、ネットなどの呼びかけに応えた市民がデモ出発。大阪府庁→近畿財務局→大阪歴史博物館流れ解散、幕引きなどトンデモないと怒りあふ れるパレードとなりました。府庁知事室下、近畿財務局前では一段と声をあげコールが繰り返されました。「松井知事は逃げるな!」「真相を明らかにせよ」な どのコール、ぽんぽこりんなどの替え歌でパレードが1時間近く官庁街や花見でにぎ合う大阪城大手門でアピールしました。谷町筋などでも沿道の歩行者や自転車に乗った人からも手を振り、拳をあげる人もいるなど、一体のアピールとなりました。参加者からは、逃げる安倍、松井知事を絶対に追い詰めたい、連続の行動を考えて欲しいなどの声も寄せられました。