「安保3文書撤回」賛同アピール98名で記者会見
<大阪革新懇> 地域革新懇にも初めてよびかけ取り組んだ賛同アピールは、1月30日時点で98名(公表89名)から賛同が寄せられ、記者会見を行いました。革新懇の外に呼びかけを行うことに様々な議論がありましたが、賛同者は学者・研究者、教育関係者、宗教家、藝術・美術関係者、落語家など幅広い分野の方となりました。(賛同者リストは大阪革新懇HP掲載)
記者会見で西晃弁護士は、「安保3文書のは3つの問題点があるとして、①専守防衛をかなぐり捨てた安全保障政策の大転換であること、②軍事費43兆円は予算の1割を占め、国民生活を圧迫すること、③中国、ロシアなどを利用し不安を煽っているが、どうすれば戦争にならないかの施策が見えない。防衛は軍事だけではない。子育てや医療、福祉などバランスのとれた施策が大事だ」と力説。藤永延代さんは、「5歳の時敗戦を迎えた。近くに陸軍が駐屯し、殴られるのも記憶に残っている。戦争の香りがするものは一切拒否する。国防婦人会は大阪発祥だが、こんなことは絶対に許してはならない」と述べました。最後に冨田宏治関西学院大学教授は、「国会審議なしの手続き上の問題、事実上の改憲であること、増税で軍事費を賄うことなど大きな問題がある。防衛と抑止は全く違う。防衛力を認める人とも抑止には反対の共同をどのように進めるかが重要な課題だ」と語りました。
大阪革新懇では引き続き2月25日の総会まで賛同者を募ること、憲法会議の署名運動推進、5日の「安保3文書斬る」学習討論会の成功を呼びかけています。
~ がんばっています地域・職場革新懇 <PART48> ~
<中央区革新懇> 中央区革新懇は1月28日、20名が参加し総会を開催しました。コロナ禍ではありましたが「だべりんぐ・カフエ」や9の日パレードに取り組んだこと、中央区自治体学校や新婦人と協力して「からほりピースフェスタ」開催など1年間の活動を確認しました。
今後の方針として、統一地方選挙に向けて、空堀商店街入り口付近で毎月6日の「スタンディング」をよびかけること。気軽に活動参加していただけるように夏の恒例行事に加えて「文楽鑑賞会」「歴史探訪」「街づくりウオッチング」「からほりピースフェスタ・平和の鐘を鳴らそう」「からほりサロン」などの行事を世話人さんの多彩な力を借りて実施しようと呼びかけ、最後に役員体制を決めて新たなスタートを切りました。