大阪革新懇活動推進ニュースNo.3

緊急企画・パレスチナ最新報告会
~和解と平和を求める人々を取材して~この戦争の終わらせ方 ~

 3月31日(日)大阪革新懇は大阪労連、大阪平和委員会と共催で「パレスチナ最新報告会」を開催し、116名が参加しました。開会あいさつで西晃弁護士は、「今この瞬間にも爆弾でおびえる人、罪なき人が殺されている。どう平和を実現するか考えたい」と呼びかけました。報告者の西谷文和さんは、最初に取材したイスラエル、パレスチナの動画を見せながら解説し、イスラエルでは戦争継続の人も反対の人も「人質を救出しろ」とネタニヤフに迫っている。また、警察の弾圧を受けながらも少数だが「ガザ虐殺やめろ」と声をあげている人がいる。人質解放を行い、停戦と占領終結を実現する必要がある。憲法9条のある日本こそ、本来は停戦実現のイニシアを発揮すべきだ。しかし、今の政権には期待できない。憲法を守り、世界の平和に貢献する政権を樹立することが必要だ。「ハマスとネタニヤフは合わせ鏡(どちらも市民の犠牲をいとわない)だ。」と強調しました。
 参加者からは「イスラエルの建国の歴史は?」「身の危険を感じたことはないのか?」など、たくさんの質問が寄せられ、西谷さんはひとつひとつに丁寧に答えてました。菅義人大阪労連議長は閉会あいさつで、「ハマスが襲撃して以降、共催した3団体と原水協を加えて米領事館前抗議行動などに
取り組んできた。その一環としてこの企画を設定した。今後とも協力して戦争を終わらせる運動を強化しよう」と、訴えました。

 

大阪市・中央区のマンション街で、市民パレード150人(中央区革新懇) 
若者や親子連れの飛び入り参加もあり、心ひとつに「万博やめろ!」のコール

 3月30日、中央区革新懇などは市民や他団体と実行委員会をつくり、「万博中止!いのちと暮らし最優先」市民パレードを行い、150名が参加しました。参加者は、「万博工事の事故は起こるべくして起こったガス爆発。埋立て地からはメタンガスが発生し続けており、夢洲は危ない」「自民党は裏金問題で責任取らず、政治を任すことはできない」など、政治への怒りをあらわにしました。また「大阪市・府政は、夢洲万博予算の上振れで府・市民の負担は耐えられない状況に至っている」「夢洲の防災対策がとられていない」「インフラ整備もキャパオバー、子ども達の万博動員など問題だらけ」などと、矢継ぎ早に訴えました。
 そもそも大阪・関西万博は、「カジノのための万博」であり、大阪経済の成長とはまったく無縁です。万博中止を早く決断し、被害は最小限に食い止め、税金の無駄遣いをやめさせ、いのちと暮らし 優先の政治を実現しようと強調しました。若者や親子の飛び入り参加もあり都心マンション群で高らかにコールを響かせました。 ベランダから手をふる人、沿道でビラを受け取る人などがおり、心ひとつに明るく元気の出るパレードになりました。

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