大阪革新懇活動ニュースNo.2

~ がんばっています地域・職場革新懇 <PART62> ~

<寝屋川革新懇> 裏金疑惑で上脇教授、たつみ氏が緊急対談  
 カネの力で政治が歪められた小選挙区制廃止 「訂正は自白」これからも告発続く

 2月26(月)国民の怒りが沸騰する中、寝屋川革新懇と大阪12区市民連合は、上脇博之神戸学院大学教授とたつみコータロー衆院近畿比例候補を招き、パーティー券裏金疑惑“謎を解明”緊急対談を開催し、会場一杯の320人が寝屋川市アルカスホールに参加しました。対談は、大阪12区市民連合世話人で東大阪生協病院院長の橘田亜由美さんの進行でスタート。
 たつみさんは、「自民党の報告ではキックバック、『還付金』中抜きを『留保金』と呼び、“裏”とは一切言わない。30年来の組織的犯罪で何に使われたか分からない、カネの力で政治がゆがめられ国民の望む政治が実現しなかった」と、厳しく批判しました。
 上脇教授は、「赤旗日曜版の記者がすごかった、6万を超える政治団体をチェックした。国民栄誉賞の話があるが記者さんに受賞をと言いたい。一昨年10月末から告発状の連続、この2年間年末年始の休みもなかった私の青春を返してほしい」と述べると、会場が大爆笑に。続けて上脇教授は、「2022年から23年に告発する度に派閥が訂正。訂正は自白と同じ、訂正を証拠にこれから告発を続ける」とキッパリ語りました。最後に上脇教授は、「こんな汚い政治は許されない。どう変えていくのか、カネの力で政治も民意もゆがめられてきた、4割の得票で8割の議席を得る小選挙区制を比例代表制に変える、パーティーは全面禁止、企業献金も禁止、政党助成金も廃止を実現しよう」と、強調しました。
 加藤昌孝寝屋川革新懇代表が開会あいさつ、山本啓一郎12区市民連合四條畷世話人が閉会あいさつしました。

〈河内長野革新懇 〉中村哲氏の生涯「荒野に希望の灯をともす」を上映
「これまで見た映画で最高でした」「多くの人を助けたのがすごい」
 3月3日(日)河内長野革新懇や新婦人河内長野支部などで作る映画上映実行委員会は、河内長野市のノバティーホールでDVD「荒野に希望の灯をともす」の上映会を行いました。スーパーや商店、学校や老人会、ホール、公民館、お寺や河内長野キリスト教会、各種団体や労働組合などに幅広くポスター掲示や参加協力をお願いし、登下校時の高校生宣伝にも取り組みました。 

 4回の上映で、小学生から高齢者まで420人余りが参加(大阪ペシャワール会の松井千代美さんも参加)。パキスタン、アフガニスタンでの人道支援に生涯をささげ、凶弾に倒れた中村哲さんのドキュメンタリーに「大金を使って人を殺める戦争がいかに愚かなことか肝に銘じておきたい」「世界、日本の現況に大きなメッセージ」「中村哲さん、日本人が誇らしくなりました」「これまで見て来た映画で最高でした」、(小学生からも)「用水路を作ったり食べ物を持って来て多くの人を助けたのがすごい」「行動力がすごかった」など、たくさんの感想が寄せられました。
 同時に呼びかけの募金には29万円余りが寄せられました。同実行委員会では、上映経費を除き全額をペシャワール会に寄付する予定です。  

大阪革新懇活動ニュースNo.1

大阪革新懇2024年度総会
~「力合わせ」で政治を変える光を示し、自民党政治の終焉を ~

 2月24日(土)大阪革新懇は2024年度総会を大阪グリーン会館で開催し、賛同団体・地域・職場革新懇などから71名が参加。自民党政治の終焉と夢洲万博中止の運動の広がり、「市民と野党の共闘」の再構築など、情勢の変化に確信がもてる総会となりました。

 川崎美榮子代表世話人の開会あいさつの後、大阪革新懇の冨田宏治代表世話人(関西学院大学教授)と交野青年革新懇の佐々木賢治事務局長が特別報告を行いました。冨田さんは「今年は歴史的な総会。岸田政権のあとを維新が担うのか、我々が担うのかが問われている。安倍政治を延命させていた自公政治が、いよいよ終わる。LGBT法などで自民党から岩盤支持層が離れ、裏金問題などで若い世代の政権支持率が劇的に落ちている。今、政権交代しないで、いつするのか。市民の力で野党共闘を発展させ、政治を変えよう」と、豊富な資料を示しながら参加者を励ましました。 
 佐々木さんは「青年革新懇を結成して1年が経過。バーベキューやハイキングなどを通じた交流は好評。京都・神戸の青年革新懇とも交流し、政治のあり方について議論した。名古屋、香川、神奈川の青年革新懇ともZOOMで交流した」と、多彩な活動を報告しました。

 その後、大原真事務局長が「報告と提案」などを行い、12名が討論に参加。「自民党政治の終わり、夢洲万博の中止など、活動を通じて潮目の変化を感じる」「ダイハツなど大企業の不祥事が続出。職場から監視・告発し、対峙する職場革新懇が必要」「マイナ保険証の強制を許してはならない」「革新懇の拡大・強化に組織として力を尽くす」など、各分野・地域から発言がありました。総会には立憲民主党、れいわ新選組、社会民主党、新社会党からメッセージが寄せられ、参加者に披露されました。

3・7 アメリカ領事館前スタンディング行動 
ガザへの無差別攻撃ストップ!アメリカはイスラエル支援をやめろ!

 3月7日(木)大阪革新懇、大阪平和委員会、大阪労連、大阪原水協は、アメリカ領事館前で「ガザ地区への無差別攻撃ストップ!アメリカはイスラエルへの支援をやめろ!」とスタンディング宣伝を行い、約50名が参加しました。
 大阪原水協の橋口事務局長が進行役を務め、大阪革新懇の斎藤伸吉さん、大阪民医連の中本博史さん、大阪平和委員会の山本訓子さん、大阪教職員組合の中川勉さん、子どもの権利・NGO大阪の長尾ゆりさんの5名が、ガザ地区の悲惨な状況を述べながら、「ガザ地区へのジェノサイドをやめさせろ」「アメリカはイスラエル支援をやめろ」「アメリカ・日本両政府は停戦へのイニシアチブを果たせ」などと、マイクで訴えました。  
 その後、アメリカ領事館に向かって全員で「アメリカはイスラエルへの支援をやめろ」「イスラエルはガザへの軍事攻撃をやめろ」「今すぐ停戦」「パレスチナに平和を」などとコールしました。