大阪革新懇活動ニュース No.9
今からでもおそくない!万博は中止を 松原革新懇年次総会
3月29日、松原革新懇25年次総会&学習会を43人で開催しました。総会では、今秋に「戦後80年、被爆80年」を考えるつどいを開くこと、「今からでも遅くない!万博は中止」を訴えぬき、「危険な万博遠足に子どもを連れて行かないで」と保護者が声を上げる運動を強めること、5月松原市長選と7月参院選をたたかいぬくことなどを確認しました。
続いて、もりた夏江市会議員から小学校統廃合、大型商業施設の誘致、万博遠足の強要などのワンマン市政を告発し、なんとしても5月市長選挙をたたかいぬこうとの熱い特別報告を受けました。さらに阪南大の桜田照雄教授が記念講演しました。50ページのスライド資料を駆使して、万博・カジノ、都構想、維新政治を徹底的に批判しました。まずは、万博というメガ・イベントを利用した夢洲開発と都市再開発で大阪経済を立て直そうとしてきた歴史を。続いて夢洲という会場用地の特異性を説明。大阪湾の海底地盤は「洪積層が沈下する世界でも稀な地層」で軟弱地盤であること、産業廃棄物や有機汚泥を含む浚渫土砂・建設残土で造成したこと、地震や台風襲来、メタンガス爆発の危険性や有毒ガス噴出、大屋根への落雷、救命救急搬送、下水処理・給水設備の不備や危険性を指摘し、無理の上に無理を重ねた事業であることを明らかに。また、こうした危険だらけの夢洲万博を覆い隠すために、経済効果論と過大な集客目標を振りまいてきた欺瞞を告発。最後に、危険だらけの夢洲万博は中止、遠足で子どもたちを連れて行かせない、維新政治の暴走を止めようなどと話されました。
4・5 万博やめて!カジノもいらん!お花見パレード 住吉革新懇
住吉革新懇は「カジノはいらん!住吉の会」と共催で4月5日に集会とパレードを行います。住吉革新懇では集会成功に向けて2月末より毎週宣伝をおこない参加を呼びかけるとともに、子どもの万博遠足についても学校申し知れを共同で行うなど危険な万博に反対する運動を継続して行ってきました。
5日には11時に長居公園南西口に集合して集合し、11時からパレードを予定しています。パレード終了後は持ち寄りの弁当を食べながらお花見交流を行います。
門真市、大東市で4月に結成・再建の準備進む
昨年秋ごろから議論を進めていた門真市と大東市でいよいよ革新懇を結成します。門真市では、1月17日にドラマ10の実在教師・久好圭治さんをお招きした講演会を開催し、万博開催日の4月13日に総会を行います。総会では冨田宏治関西学院大学教授の記念講演を聞きながら、100人会員をめざして会費2,000円(全国革新懇ニュース込み)で呼びかけを行い、現在30人が会員となっています。
大東市でも3月8日に準備会として講演会を開催し60名が参加しました。これを契機に4月中には結成することをよびかけ、体制強化を進めてきまた。昨日の会議で4月27日に結成することを確認し、その成功のために力を発揮しています。
大阪革新懇活動ニュース No.8
『政治的中立』口実に市民を政治から遠ざけるな 吹田革新懇がセミナー
3月14日、吹田革新懇も共催する「第3回すいた時事自治セミナー」(ほかに吹田自治都市研究所、吹田市労連も共催)を開催、36名の市民が参加し ました。北大阪総合法律事務所の谷真介弁護士を講師に、「市民活動と『政治的中立』」をテーマに学習と交流を深めました。
これは、市内の民主団体や労組が市や教育委員会に取り組みの「後援」を申請した際に、「政治的中立」を強制したり、それを理由に「後援」取り消しや「注意書」による指導が頻発したため、市民活動の自由と行政との関係を学ぼうと企画したものです。
40年近く開催してきた市民による戦争展「子どもたちの未来と平和を語るつどい」の講演内容が「政府の防衛政策に反した内容」であること、会場内で個人が署名用紙を配布したことを理由に「後援」が取り消された事例報告などを交え、熱心な意見交換が行われました。
交流の中で、「政治的中立性」は政府や行政に批判的な声を抑圧する口実として使われており、市民を政治から遠ざけることになりかねない、「政治的」な話を避けることが市民的マナーであるような風潮づくりには毅然とした対応が必要であることを確認しあいました。
「平和の声をあげていく!」と芸大生とグータッチ
富田林革新懇・若者宣伝
3月28日、近鉄喜志駅で「若者宣伝」。この駅は大阪芸大生と上宮太子高校の学生が利用し、春休み中ですが4時半からでもスクールバスが到着するたびに学生が降りてきます。また、地元の中学生もクラブの帰りに駅前を通って行きます。憲法会議作成の「改憲反対、大軍拡反対」のはがき・リーフを「読んで、声を聞かせて下さい」と手渡しました。
「おかえり、野球部のみなさん」「平和好きですか」「平和な社会にするために考えを聞かせて下さい。」と声をかけると、手を振って「平和好きでーす」と答えてくれました。「戦争しないようにと運動しています」と話すと「がんばってください」と応じてくれました。「何回生ですか、学科は?」と芸大生に声をかけると、「デザイン科の3回生」と応え、「昨年、被爆者団体がノーベル平和賞受賞されましたがご存じですか」と尋ねると、「知っています、核兵器は絶対ダメですね。」と答えました。「私たちは被爆国の政府として、核兵器禁止条約に署名批准し、締約国会議に参加するよう求めています」と話すと、「ボクも声を上げていきたいと思います」と握手を求められ、グータッチをして別れました。この日は4人の若者対話。
大阪革新懇活動ニュース No.7
パナソニック革新懇 女子会実行委員会を開く
2月20日、古川橋の山田屋寿司店にて本年1回目の女子会実行委員会を8名の参加で開催しました。
近況報告に続いて今年1年間の女子会行事について話し合いました。その中で、4月5日(土)に予定されているパナソニック革新懇の花見に積極的に参加していこう、そして前回からの懸案である一泊交流会は体力の衰えも有り、参加者が少なそうなので中止して、代わりに日帰りの行事を10月頃に計画し、次回の実行委員会で各人が提案を出し合うように決めました。
その後、みんなで喫茶店に移動し、大いに喋って解散しました。
石破懇談会参加の地元新人衆議院議員に公開質問状 河内長野革新懇
河内長野革新懇は3月18日付で、衆議院議員島田智明氏あてに公開質問状を送りました。同氏は石破首相の公邸での自民党新人議員懇談に参加していたもので、10万円の商品券を受け取ったとされる15人の議員のひとりで、河内長野を含む大阪15区の自民党支部長で、前河内長野市長です。
公開質問状では10万円商品券受け取りの状況や受け取った理由、返却した理由、懇談会に参加した理由、懇談会の内容など16項目について質問し、3月25日までに書面で回答するように求めています。
今回の商品券問題は、こうしたことが認められれば自由に裏金が作れる問題、原資が税金をもとにした官房機密費であれば特定政党に税金を流し込んでいる問題などにつながり重大な問題です。河内長野革新懇では真相究明を求めています。
お米50キロなどを民医連の輪島診療所に届ける 堺市民懇が能登支援
皆さんから多額のカンパをいただき(堺と大阪で合わせて9万円超が集まり、支援物資を渡しました)、堺に戻ってからも更にカンパが寄せられています。戸惑いながら引き続き、能登支援にどう活かすか意見も聞きながら進めたいと思います。
3月9日から3泊4日、堺市民懇メンバー6名で、輪島市、珠洲市で支援物資を渡し、仮設や被害のありさまを見ながら懇談を行ってきました。輪島市の懇談では情報が断絶され、なにより孤独、孤立感が怖い。(今も居住者の頭越しで決まっていると言う批判も含めて)今でも地震の恐ろしさ、恐怖がある。この地区のコミュニティの絆の強さに助けられた。など語られました。こちらから持っていったお米50キロを民医連の輪島診療所に届け、お医者さんや看護師、事務長さんらと交流。医師は正月で金沢に帰っていたが被災直後、車で何時間もかかり輪島に戻り診療所をすぐ開けたと言っていました。民医連傘下診療所が輪島にあることのありがたさに感謝でした。
私のふるさと輪島市南志見(なじみ)地区の懇談では、子どもたちのことを考え、泣く泣くふるさとを離れざるを得ない方がたくさん出た。他県からの作業員さんが朝晩コンビニを賑わしているが、地震前までそれなりに賑わっていた街はしんと静かなまま。宿泊出来るところは限られており、作業の方たちの利用が目立った中で、一棟貸しの宿泊所がつくられ、食事もできるようになったと聞いて一安心しました。 (堺市民懇事務局長 田中普一)