大阪革新懇活動ニュース No.25

間に合うのか?安全なのか?   大阪革新懇が夢洲・万博会場視察 
 1月30日、大阪革新懇が主催して、夢洲・万博会場視察が行われました。この現場視察には近畿5県から28名が参加しました。大阪メトロのコスモスクエア駅に集合した一行は、そこからバスでWTC(大阪府咲州庁舎)に移動し、展望台に上がりました。展望台では解説用の「大タペストリー」、解説パンフを使い、代表世話人の藤永のぶよさんが万博会場の問題点を解説しました。まず、「万博に参加・・・覚悟しましょう=10のポイント」をもとに、会場へのアクセスの問題、駐車場のメタンガス、PCB袋の埋設問題、会場に日影がない問題、休憩所に壁がない問題、静けさの森にヒアリがいる問題、などが説明されました。藤永さんの解説の後、展望フロアか会場の現状をみんなで観察しました。
 その後、バスに乗って、万博会場の夢洲に移動しました。夢洲では工事中とのことで、「夢洲」駅の手前で警備員に止められ、円形リングの近くにまでは近づけませんでした。参加者からは「工事用のトラックが押し寄せ、突貫工事をしているのか、と思いきや、通るのはコンテナを積んだ車がほとんどで、静かな様子に驚いた。」「島を渡るのに2本しか道がなくて、人身事故等で地下鉄が止まったり、交通事故で橋が渡れなくなったら、家に帰れるのか不安になった」「テレビでは今にも出来上がるように言っていたが、本当にできるのという感じでした」などの声が寄せられました。

学校からはなんの説明もない(保護者)     
                 松原で「万博遠足学習会」
 万博開幕まで70日ほどになった2月1日、松原市で35人が参加し「万博遠足学習会」を開催されました。
 学校訪問で聞きとってきた、松原市内の万博遠足の現状報告に続き、「万博に子どもたちを遠足で連れていって大丈夫?」と言うテーマで、元教員のAさんからお話いただきました。
 危険いっぱいの夢洲、こんな場所に子どもたちを連れていって大丈夫?不安いっぱいの万博遠足、だから各地で万博遠足中止が相次いでる状況などを、パワーポイントを使ってわかりやすく解説。意見交流では、現役保護者や祖父母、中学生、現職教員、民間保育園職員、議員、関係者など10人が発言しました。先生からも聞いてないし、友だちとの話にも万博は話題にならない(中学生)、学校からはなんの説明もない(保護者)、学校現場では職員間の議論もなく、万博遠足が行く前提で進んでいる、市長が万博首長連合会会長で、共産党以外は万博中止や万博遠足不安の主張はしないなど、府民・市民の関心が低い中で、万博遠足が強行されているなどの実態が明らかになりました。
 これから大切にしたい取組みとして、保護者の不安や思いを担任・校長などに伝える。周りの人と「万博遠足」について話し合う。保護者、関係者などのつながりをつくる。市役所前や人混みの多い場所で宣伝し、広く市民にアピールするなどを確認しました。

大阪革新懇・2025年度総会
日時・会場 2025年2月22日(土)午後1時30分~4時(予定) 
      大阪グリーン会館2階
      *終了後 懇親会(会費2000円)
議事 「報告と提案」、決算・予算案の報告・提案、討論など。
来賓あいさつ 日本共産党・清水ただしさん

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