大阪革新懇活動ニュース No.5

エントツ山は平和の記念碑 
          銀行革新懇がハイキング&戦跡めぐり
  枚方「エントツ山九条の会」の皆さん、お世話になりました。今年3月の小春日和、我ら銀行革新懇のメンバー11人で枚方にハイキングに行ってきました。 枚方は非核平和都市宣言が有名ですが、香里ヶ丘団地、丘陵地域には戦前、火薬・砲弾の製造工場があり、今はボイラー工場のエントツは平和の記念碑となっています。 戦後、市民の反対運動で火薬工場にされるところを阻止し、平和なニュータウンとなリました。この日、「エントツ山九条の会」の喜多川さん、徳田さん、新見さんと共に「エントツ山」と火薬工場で戦中に学徒動員で働かされた「女学生の碑」を見学した後、「エントツ山九条の会」の名付け親である木原さん宅でお話しを聞きました。木原さんが枚方に住むことになった経緯から 2006年2月「エントツ山九条の会」発足、今に至るまでの活動についてお話しを聞きました。「エントツ山九条の会ニュース」は500通を配り、毎月9日に地元スーパー前で宣伝、配布を行っているとのこと。 その後、野村さん玄関前にある手作りの「憲法9条木製パネル」を拝覧させていただき、喜多川さんの奥様の案内で、牽牛石などをめぐり、帰路につきました。(銀行革新懇塩見)

 

希望拓く政治の実現へ
           大東革新懇(準)春の講演会に60名参加
 3月8日、革新懇の再建めざす大東革新懇(準)による春の記念講演会が開催され60名が参加しました。
 冒頭、「11名の呼びかけ人」の一人でもある橘田亜由美さん(全国革新懇代表世話人・東大阪生協病院院長・大東市在住)より「革新懇は平和・民主主義・生活向上の3つの目標で賛同すれば誰でも参加できる。大東市でも再建して、市民と野党の共闘を発展させ参議院選挙をたたかおう」呼びかけがなされました。続いて、冨田宏治関西学院大学教授(全国革新懇代表世話人)より「希望を拓く政治の実現へ」と題する講演が行われました。冨田さんは、兵庫県の異常事態や安倍政権を支えた岩盤保守層の動向、国民民主党の政治的本質、SNSによる世論調査の内実などを分析しながら、自民党から離れた岩盤保守層を再び自民党に戻させないためにも選択的夫婦別姓の法制化を図ることが重要だと強調。加えて都知事選や兵庫県知事選挙でSNSが注目されているが、選挙では地上戦(対話)4割、空中戦(マスコミ)3割、SNS3割として、つながりと路地裏対話の重要性を強調されました。そのうえで、参議院選挙で自民党政治を終わらせ、分断を乗り越えて包摂の社会を作ろうと締めくくりました。準備会事務局からは「何をなすべきかイメージできたと思います。4月結成に向けて体制を確立し、皆さんと一緒に革新懇を再建する。そのために力を貸してほしい」との訴えがあり、参加者は大きな拍手で応えました。

PAGE TOP