大阪革新懇活動ニュース No.28

「戦争ヤメロ! 平和を願う美術家たちの作品展」10月に開催  
                   -大阪美術家革新懇が総会-
 美術家革新懇は、去る6月27日に国労大阪会館で第12回総会を開催しました。 アートフェアは、2012年3月、東日本大震災一周年に始まり、2024年3月の第10回展を以て終了しました。10数年にわたる震災復興や、さまざまな取組への支援活動の結果、皆さんのご協力のおかげで、300点余の作品が売れて、大阪原水協、沖縄県、福島県、宮城県、岩手県、石川県等に併せて180万円余を贈ることが出来ました。
 「戦争ヤメロ! 平和を願う美術家たちの作品展」を本年10月15日~17日の3日間、大阪中央公会堂で開催します。 同時に特別企画として、弁護士・西晃さんの「『新しい戦前』にならないために」、歴史小説家・大垣さなゑさんの「戦争と文化~葬られた『戦争画』」の講演を予定しています。 

革新懇でガチ「労働問題」の学習会―労組訪問で案内・淀川区革新懇 
 6月27日、淀川区革新懇は地域労連と共催し「労働法制の学習会」を開催、22名が参加しました。開催にあたって全労連・連合の垣根を超えた労組訪問を行い、連合系労組からも3人参加いただきました。地域労連では2015年頃から「労働学校(東淀川教室)」に取り組んでいましたが、コロナで中断も、2024年から再開し「労働者だけで世の中変わらない。要求実現を目指す幅広い統一戦線を」という話が出ていました。こうした声を受けて、地域労連との共催で学習会を開きました。
 講師は労働者教育協会の筒井晴彦さんで「働くルールの国際基準」をテーマに国際比較や日本の労働法制の歴史をわかりやすく語っていただきました。労組関係者からは「労組のがんばりで守られていることを知らない若い労働者が多い。職場で納得できなくても団結でなく離職や投資へいく労働者が多い」と発言し組合の重要性を強調しました。また、革新懇主催なので民商や新婦人の方も参加し、民商の方は、「労働法に守られていない中小業者は本当に大変。最賃アップ、工賃下げられ大変だ。労働法に守られていると労働者は分かってほしい」新婦人の参加者は「介護労働、現場はひどい。月~土の夜勤まで働いている。ホーム経営も大変だ。世の中を変えていく運動が必要」と協調。連合系労組の方も身近なところで学ばせてもらい感謝すると感想を述べていました。労働問題を労働者だけでなく、他の分野の視点から語ってもらえるのは「革新懇ならでは」の企画でした。

大阪革新懇 事務局長・担当者会議
8月1日(金)午後1時30分~
会場:大阪グリーン会館 
記念講演:小田川義和 全国革新懇事務室長
報告の後、分散会を開催します

 

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