大阪12区緊急宣伝

 最終盤となっている衆議院大阪12区補欠選挙。地元の寝屋川革新懇と12区市民連合が緊急宣伝を企画しました。

 「市民と野党の共闘」で安倍政権を倒す重要なたたかいです。少しの時間でもご参加ください。

日時:4月19日(金)午後1時30分~5時
場所:京阪・寝屋川市駅周辺
内容:街頭宣伝、スタンディングなど

なお、13時30分から30分程度意思統一のあと行動します。また、市議会議員選挙などと重なっており行動は状況をみて練り歩きなどに予告なく変更する場合があります。

 

大阪府知事・大阪市長選挙の結果について

大阪府知事・大阪市長選挙の結果について

 4月7日投開票で実施された大阪府知事・大阪市長選挙は明るい民主大阪府政をつくる会及び大阪市をよくする会が自主的に支援した候補者が当選に至らず残念な結果となりました。

 大阪革新懇は今回の選挙にあたって3月9日に「維新政治を終わらせる絶好のチャンス!身勝手な辞職選挙で新しい大阪をつくろう!」とのアピールを出し、「10年続いた維新政治を終わらせる絶好のチャンス」「カジノと大規模開発に突き進む維新政治に終止符をうち、住民のくらし一番の大阪府政、大阪市政を取り戻すために力をあわせましょう」と呼びかけました。これに応え多くの団体・個人のみなさんが積極的な運動を進めるとともに全国からも多大なる御支援をいただきました。

 選挙結果についての分析、総括の基本は「明るい会」「よくする会」に委ねますが、少なくとも引き続き維新政治が続くもとでも府民の生活向上、地方自治と民主主義の拡充めざす運動はさらに連帯の輪を広げて進めていく必要を痛感しました。小西ただかずさん、柳本顕さんが訴えていた“「対立と分断」から「対話と連帯」の大阪”は文字通り革新懇の理念と一致するものです。

 御奮闘いただいた団体・個人の皆さんに敬意を表するとともに、御支援いただいた全国の皆さんに感謝とお礼を述べたいと思います。

 対立と分断の大阪ではなく、対話と連帯の新しい大阪をめざして大阪革新懇の運動を引き続き強化します。

2019年4月7日  大阪革新懇代表世話人会

 

衆議院12区補欠選挙・市民連合声明

大阪12区 沖縄3区
衆議院補選で安倍政治を終わらせるための声明
-市民と野党の本気の共闘で歴史的な闘いを-

2019年4月4日
大阪12区四條畷・寝屋川・大東市民連合
(大阪12区SND市民連合)

 全国で激しく闘われている統一地方選挙の後半戦と同時に、大阪12区と沖縄3区では衆議院議員補欠選挙が闘われます。

 大阪12区SND市民連合は、安倍政治と維新政治を終わらせるために、3月24日集会を開き、「市民と野党が力を合わせ新しい政治を実現する」ことを確認しました。

 3月31日、日本共産党・志位委員長が記者会見を行い、「安倍政権に退場の審判を下す本気の共闘を成功させるために、宮本岳志衆議院議員が辞職し、無所属で出馬すること、日本共産党結党以来初めてのことです」と発表し、全国に衝撃を与えました。宮本議員は「沖縄3区と並んでここ大阪12区で市民と野党の共闘で『安倍政権さよなら』ののろしを上げる、野党共闘の命運がかかった選挙です。なんとしても勝利する」と決意を表明されました。

 私たち大阪12区SND市民連合は、宮本さんの勇気ある決断に心から賛同し、必ず宮本さんの勝利のために全力でたたかい抜くことを決めました。すでに沖縄3区では、オール沖縄が押す屋良朝博さんが、県民投票で示された民意を無視して土砂投入を進める安倍政権に断固とした抗議の意志を示すと共に、勝つまであきらめない新しい闘いの出発点、絶対に勝たなければならない選挙戦が推し進められています。

 大阪12区でも「オール沖縄」と固く連帯し「本気の共闘」で、嘘と欺瞞で、民主主義と国民の暮らしを根底から揺るがしてきた安倍政権を終わらせるために、宮本岳志さんを何としても国会に押し上げる決意です。はじめての市民が主体の歴史的な選挙になります。新しい政治の扉を開くかつてない闘いに、全国の皆さんのご支援、ご協力を心からお願い致します。

以上

ダブル選挙にあたっての声明

 大阪革新懇は3月8日、2019年度第1回代表世話人会を開催し、下記の通り大阪府知事選挙・大阪市長選挙に関わってのアピールを出しました。大阪で維新政治を終わらせ、府民本位の府政、大阪市政を確立するため全力をあげます。ついては、大阪革新懇の活動強化募金も緊急に呼びかけています。

 振込先は下記のとおりです。お手数ですが郵便振替にてお願いします。

【口座番号】00940-8-58226
【加入者名】進歩と革新めざす大阪の会

 通信欄に住所、氏名及び「活動強化募金」と記入してください。恐れ入りますが振込手数料はご負担願います。

維新政治を終わらせる絶好のチャンス!
身勝手な辞職選挙で新しい大阪をつくろう

1.松井一郎大阪府知事(大阪維新の会代表)と吉村洋文大阪市長は昨日、任期途中での辞職届を提出し、4月7日の統一地方選挙投票日に合わせた府知事・大阪市長選挙に臨むことを明らかにしました。この際、松井一郎氏が大阪市長に、吉村洋文氏が大阪府知事に入れ替わって立候補することを正式に表明しました。

2.大阪維新の会は、「都構想」実現のための2度目の住民投票実施に関わって昨年末に公明党との「密約」を暴露し、駆け引きを行ってきました。しかし、それが思惑通りに運ばないとして任期途中で辞職し、同時選挙が行われます。それぞれの議会に重要な来年度予算を自ら提案し、審議中であるにもかかわらず府政、市政を投げ出す背信行為です。

 「都構想」は大阪市を廃止し4つの特別区に分割して、権限も財源も「大阪都(府)」に吸い上げて一人の指揮官でやりたい放題の体制をつくるものです。これを多くの大阪市民が見抜き4年前の住民投票で審判が下ったものです。「大阪市をなくすな!」の声は今でも健在であり、大阪市の廃止・解体を市民は許しません。

3.「都構想」の行き詰りによる身勝手な辞職・同時選挙ですが、10年続いた維新政治を終わらせる絶好のチャンスでもあります。カジノと大規模開発に突き進む維新政治に終止符をうち、住民のくらし一番の大阪府政、大阪市政を取り戻すために力をあわせましょう。

2019年3月9日 大阪革新懇代表世話人会

大阪革新懇・活動ニュース 第53号

大阪革新懇・活動ニュース第53号

 沖縄と朝鮮半島に思いをよせて「アジア・太平洋戦争12・8開戦から77年、不戦を誓う12・15文化と講演のつどい」を開催、この1年の革新懇運動に確信深め、土砂投入に“諦めない”沖縄県民支援と大阪でのたたかいを決意!

 仲里利信さん、宮本憲一さんの講演と朝鮮歌舞団の歌と踊りは参加者を魅了しました。

 12月15日(土)、「アジア・太平洋戦争12・8開戦から77年、不戦を誓う12・15文化と講演のつどい」を開催し、200名が参加しました。

 西晃さん(代表世話人・弁護士)は開会あいさつで、前日に⁺辺野古への土砂投入が強行されたことに強く抗議し、引き続きあきらめずたたかう決意を述べました。

 大阪朝鮮歌舞団の美しい歌と踊りは郷愁と祖国統一の希望にあふれたものであり、会場を魅了しました。

 沖縄からお招きした仲里利信さん(玉城デニー選対本部長・元オール沖縄衆議院議員)は自民党から除名された自身の経験を語りながら、基地があるゆえの沖縄の貧困、悪弊、オール沖縄に至る経過を語り、土砂投入で諦めると考えている安倍政権は浅はかだ!大阪からの支援を訴えました。

 「オール沖縄の行動に学ぶ―平和・環境・自治」と題した宮本憲一さん(大阪市立大学名誉教授)の講演は沖縄の差別構造を明治時代から、戦前、戦後、軍政下、本土復帰後と紐解き、その国策の元に生じてきた基地の社会問題、自治権の侵害、沖縄の貧困、自然破壊を克明に語りました。 

 最後に参加者全員で「土砂投入STOP」のプラスターを掲げ、安倍政権への怒りとともに抗議をさらに強めていく決意を示しました。

 参加者のアンケートでは「沖縄について知らないことがたくさんあったことを知った。広い見地から沖縄の今を見なければならない」「沖縄が差別されてきた歴史がよく分かった。辺野古は日本の民主主義、地方自治の結節点。勝つまであきらめない」「環境面を含め、あらゆる面に県民の遺志と法律を無視した暴挙が行われていることを改めて実感しました」「歴史を未来につなぐ、今を考え、今をたたかう力となったお話をありがとうございました」など、44通の感想分が寄せられました。

 また大阪朝鮮歌舞団への感想では「同じ民族が仲良く暮らしたいという望み、願いがよく感じられました。朝鮮学校差別を継続させていることに申し訳ない思いです」「美しい歌と踊りにうっとりしました」「『アリラン』の歌声に身体の震えるような感動を覚えました」などの大好評でした。また、朝日新聞の「タウンTOWN」欄につどいが紹介されたものを見て駆け付けた方が何人かいらっしゃいました。