大阪革新懇だより 第195号
インタビューは司祭竹延真治さん
進歩と革新をめざす大阪の会
大阪革新懇だより 第195号
インタビューは司祭竹延真治さん
1日枚方市民会館で、「安倍9条改憲NO! 3000万人署名」をすすめる、枚方市民アクションの発足集会が行われ、会場一杯を埋める116人の参加者が集まりました。
枚方では、昨年の総選挙で野党1本化による勝利など、市民と野党の共同をめざした取り組みの萌芽が見られました。
今回、全国市民アクションに呼応する形で枚方でも立ち上げようと、昨年12月より準備がなされてきました。「安倍9条改憲反対」の1点で、もっと多くの個 人・団体の結集をと市内10人の呼びかけ人の呼びかけに、1ケ月の間に、230人を越える賛同者と10万円以上の募金が寄せられました。
立憲民主党・社民党各府連から祝辞が、また日本共産党のみわ氏と「平和」会派の手塚市議から挨拶がありました。
はじめに永嶋靖久弁護士より「改憲に向けた動きはどうなっているか」を、コンパクトに熱意のこもった講演がありました。
続いて2人の呼びかけ人から今回の結成に向けた思いや署名行動の感想が述べられ、その後、会場参加者から、各地で行っている署名宣伝行動、訪問対話活動、学習やパレードのようすなどの取り組みが交流されました。
枚方署名目標10万、賛同者を広げ、市民集会計画などの行動提起がされ、内閣総辞職を求める市民アピールを拍手で確認。最後に揃いのポスターを掲げ、参加者一同でシュプレヒコールをあげました。
大阪革新懇・活動ニュース 第12号
NHK大阪放送局に森友学園疑惑報道で、申し入れ松井知事サイドへの調査報道など道理ある要請に、文書回答を約束!
メディアを考える会・大阪(大阪メディア革新懇)は3月28日、NHKに対し「森友決裁文書改ざん報道」に関る要請を行い大阪放送局で懇談を持ちました。 要請懇談に出席したのはメディアを考える会のメンバー2名と大阪革新懇事務局から2名。NHKからは広報部長と副部長が出席しました。
NHKが、官房長官がつかう「書き換えを」を「改ざん」に改めることを、23日段階で文書要請していましたが、その甲斐もあり27日の証人喚問時から「改ざん」に変更していました。
要請内容は①森友報道で財務省による決裁文書をNHKが政府の使用している「書き換え」と報道しているのはなぜか。②報道の在り方として、NHKが主体性と継続性をもった調査報道に徹してほしいということ。③特に大阪局として森友問題に関する大阪府の責任追及と真相究明の役割を担ってほしいという三点です。
報道部長は①について、27日まで「書き換え」をつかっていた経緯と理由について、および②③についても、大阪だけでは答えられないので、本部に伝えて、NHKのなかで協議し文書で回答をすると述べました。
参加者は「NHKは市民と向き合った報道をしてほしい、官邸からの情報の垂れ流しだけではだめ」「森友問題は大阪が発端、大阪の局が本気で調査し報道しな ければ、だれがするのか」「NHKの番組はいいものがたくさんある。しかし、ニュース報道は官邸や府・市の主張の垂れ流しが多い。市民側の声も報道してほ しい」と要請しました。
広報部長は「広報は視聴者の声を聴く役がある。しかるべきところにしっかり伝えます」と答え、後日文書回答することを約束しました。
要請のあと、淀屋橋で4月14日開催予定のメディアを考える会Ⅲ「今、NHKに何を求めるか」の講演会の宣伝行動を行いました。200枚のチラシが30分ほどでなくなるほど、反響が大きく、府民の関心の高さを感じました。
29日、森友学園問題を考える会が 主催する「安倍政権を退陣へ!連続緊急行動」の昼デモ
12時集合 世界連邦平和像前ひろば (大阪府庁南西)から、ネットなどの呼びかけに応えた市民がデモ出発。大阪府庁→近畿財務局→大阪歴史博物館流れ解散、幕引きなどトンデモないと怒りあふ れるパレードとなりました。府庁知事室下、近畿財務局前では一段と声をあげコールが繰り返されました。「松井知事は逃げるな!」「真相を明らかにせよ」な どのコール、ぽんぽこりんなどの替え歌でパレードが1時間近く官庁街や花見でにぎ合う大阪城大手門でアピールしました。谷町筋などでも沿道の歩行者や自転車に乗った人からも手を振り、拳をあげる人もいるなど、一体のアピールとなりました。参加者からは、逃げる安倍、松井知事を絶対に追い詰めたい、連続の行動を考えて欲しいなどの声も寄せられました。
大阪革新懇・活動ニュース 第11号
15日の枚方革新懇世話人会議で、森友問題での宣伝行動を決定して、16日中に準備と緊急宣伝の連絡をビラ等でお知らせをし、17日土曜夕方枚方市駅前で緊急抗議・宣伝行動を行いました。
急な連絡にもかかわらず65人を超す市民の参加がありました。手作りポスターを掲げ、「尻尾切りは 許さない」「昭恵夫人 証人喚問」「安倍内閣は 退陣を」などシュプレヒコールやスタンディングで、通行する人や買い物途中の人達に訴えました。
大阪革新懇・活動ニュース 第10号
大阪14区市民連合が2つの駅頭で署名宣伝行動
みんなで変えよう@大阪14区は3月10日、“安倍9条改憲NO!14区市民連合アクション”と名付けて、午後1時より近鉄八尾駅で、3時か ら古市駅前で、3000万署名に取り組みました。この取り組みには2駅でのべ56人が参加し、署名は104人分で、14名がマイクで訴えました。
新社会党の柏本氏は「森友問題、働き方改革など、今テレビを見るのが面白い。ウソとペテン、廃棄と隠蔽、ねつ造と改ざん、策を弄すればするほど墓穴を掘 り、化けの皮がはがれてきた。こんなええ加減な安倍政権に憲法を変えさせるわけにはいかない。」と訴えられ、社会民主党の谷氏は「国会では働き方改革につ いても野党共闘がすすんでいる。地域でも市民と野党の共闘で改憲を阻止しよう」と訴えました。八尾の青年は「政治はどんどんおかしくなっている。勇気を もって声を上げよう。今、その時です」と呼びかけました。
そして、過日の総選挙で野党共同候補としてたたかった小松氏は「国会内では森友問題での資料の書 き換え疑惑では野党共闘が進み、原発ゼロ法案も野党が共同で提案した。まさに『共闘の時代』だ。野党と市民が国会内外で力を合わせて、安倍改憲を阻止しよ う」と訴えました。
共産党羽曳野市議の若林氏は「安倍さんは9条に自衛隊を書き込むだけで、何も変わらないというが、とんでもないウソ。『後法は前法に優 る』が法律の常識で、9条は完全に死文化し、自衛隊は戦地に行くことになる。若者を戦死に送らないために署名に協力を」と訴えました。
その他、劇作家や青 年、平和遺族会員、弁護士、地域の9条の会員など各分野からの訴えがありました。立憲民主党の尾辻かな子さんから連帯のメッセージが寄せられました。
訴えをじっと聞いていて「やっぱり署名せんとあかんわ」と署名してくれました高校生。年配の男性は「なんやあの安倍は。テレビ見てても腹が立ってしょうがない」と怒りながら署名してくれました。
14区市民連合事務局 西村裕行
ふくしまを忘れない-3.11寝屋川大集合に60名
福島第1原発事故から7年目となった3月11日、京阪電車寝屋川市駅前で開催された「ふくしまを忘れない-3.11寝屋川大集合」に60名が参加し、ゲンパツいややん!再稼動反対!の署名宣伝行動を行いました。
市内各団体代表6名の方々が訴えました。山口美津子さん(新婦人)は、昨年寝屋川に来られた福島生業裁判原告団の皆さんの苦労を涙ながらに訴え、福島を 忘れてはならないと決意を述べました。加藤昌孝さん(革新懇代表)は、安倍政権の国民無視・民主主義破壊の政治を国民世論で追いつめよう、原発廃炉は国民 共通の願いだ。太田徹さん(日本共産党市議)は、原発事故から7年経っても、7万人が避難生活を送っている、一日も早く元の生活に戻すことが政治と東電の 責任だ、原発は今すぐ廃炉に。大西智子さん(ゲンパツいややん行動)は、福島への現地調査に参加した経験から、1日も早い復興と生業をとりもどすために私 たちができることを精一杯したい。船越久志さん(自然エネルギー市民の会)は、太陽光市民発電所を3基立ち上げた経験を報告し、原発から再生エネルギーへ の転換を推進しよう。田中美代子さん(福島県出身)は、福島での原発建設時の熾烈な住民反対運動を紹介し、やっぱり事故が起こった悔やんでも悔やみきれな い。故郷を想い抗議の相馬盆唄を披露しました。
最後に、参加者全員で「ゲンパツなくそう、再稼動反対、子どもを守ろう」の原発ゼロコールを唱和しました。
大阪革新懇・活動ニュース 第8号
大阪革新懇だより 第194号
インタビューは 弁護士 河上泰廣さん