羽曳野3000万署名学習会に100名参加

 1月27日総がかり行動実行委員会羽曳野連絡会は、勤労協の中田進さんを講師に招いて、「安倍9条改憲NO!」全国3000万署名を羽曳野でも成功させようと学習会を開催しました。

 寒波が襲う夜の学習会でしたが、100人近い参加者で会場はいっぱい。中田さんの講演は、演題の「安倍改憲とはなにかーいまこそ平和を語るとき」にピッタリ応えるものでした。安倍政権の政治が働く者、お年寄りや子どもたちなどをどれだけ痛めつけているか、その一方で大企業の金もうけに手を貸しているか、トランプ米大統領にくっついて軍需産業を潤わせているかなど、具体的資料も準備して、ユーモアたっぷりわかりやすく話してもらいました。そのうえに、署名活動に取り組むときの資料の準備や対話の仕方の手ほどきまで示していただきました。参加者が、「よし、頑張ろう」という気持ちになりました。
 また、そのあと参加者の中から、署名に取り組んでいる様子について3名の報告がありました。

 1人は新婦人から。会員一人自分とあと9人合わせて10人の目標を立て頑張っている、行動の前には学習会を行うようにしている、署名対話を進めるために取り揃えているグッズの紹介もありました。

 2人目は羽曳が丘憲法九条の会。とにかく署名運動を広く知らせよう、そのために署名用紙を全戸配布しよう、その前に、してくれた署名の届け先が分かるようにポスターを張り出そう、と取り組んでいる話。全戸に配ったことで思わぬ人からの協力があったり、公明党のポスターを張っている家を訪ねたら、ひどい戦争体験者で署目に協力をしてもらったことなどが報告されました。

 3人目は保育士さん。若い保育士さんが多いので、ミニ学習会をたびたびやりながら進めている。。保護者の方に協力を訴えている。高校生の兄が親に代わって迎えに来たので署名を訴えると「戦争になったら僕も参加します。まわるの友達もそんな風に言っています。戦争になったら死ぬのなら戦って死んだほうがいいと思う」と言ったというのです。「戦争は絶対したらアカン。命は大切にしないとアカン」と一生懸命は話したら、最後やっと署名してくれた、という話も報告されました。3人の報告も取り組みを通しての話で共感が広がりました。

 羽曳野市の3000万署名スタート集会にふさわしい学習会となりました。

大阪革新懇・活動ニュース 第42号

大阪革新懇・活動ニュース 第42号

 

「衆院選をふり返る意見交換会」(大阪アピールとミナセン大阪の共催)、政治革新の推進力に確信と展望深める

 「野党統一候補の実現をめざす大阪アピール」と「ミナセン大阪」が共催した「市民と野党の共闘を発展させよう!~2017衆院選をふり返る~」は12月16日・天六で開催され、130人参加。今後にとっても意義深い大きな成果を収めました。

 主催者からは、大阪アピールを代表して、山元一英さんとミナセン大阪の荒木淳子さんが「大阪からも市民と野党が共闘し前進切り開いた」と挨拶しました。 立憲野党から立憲民主党・尾辻かな子さん(衆院議員)、日本共産党・清水ただしさん(前衆院議員)、自由党・渡辺義彦さん(元衆院議員)、社会民主党・服 部良一さん(元衆院議員)、新社会党・山下けいきさん(茨木市会議員)、緑の党・鍵谷誠一さん(共同代表)が、政党としてまた候補者として、教訓と今後の 課題を話され、参加者は大きな共感の拍手で応えました。

 市民連合・野党共闘をもとめる団体からは、「4区❤市民連合」の中平 史さん、「市民連合・豊中8区」の松岡幹雄さん、「MINITs9」の大原哲郎さん、「市民連合 高槻・島本」の二木洋子さん、「堺からのアピール」の田中晋一さんが報告。10区高槻・島本の二木さんからは「大阪で唯一、小選挙区制で勝利したが、保守 票も取り込んだ、選挙前の活動がいかに大事か、今は私たちが結んだ選挙協定の実現めざしている」、15区の奥宮直樹さん(富田林革新懇)は「涙と笑いの市 民連合活動を3分でしゃべれとはひどい、共産党以外にリベラル政党がおらず、市民連合=共産党といわれたが、市民がいたから頑張れることが出来た、大阪全 体で市民連合なぜ出来なかったのか」、14区の西村裕行さん(羽曳野革新懇)は「リベラル政党は共産党だけ、市議会構成もそうだ、難しかったけども市民連 合やってると青年5人がプラカードもってデモに参加してくれるなど、市民との繋がりも新たに生まれた」と発言。(詳細は「大阪アピール」に記録ありま す)。

 その後、パネラーや参加者からは「政党は違いを強調してきたが、大阪アピールでは本音を語り、政治変革起こす会になって欲しい」、「大衆運動をもっともっ と出来ないと野党共闘は発展しない」「大阪アピールと総がかりが協力しあう必要が大阪の課題」「今回のノウハウを次世代に伝えていくことが大事」「今から 一斉地方選挙と参議院選挙にむけて運動を強化しよう」「地方議会では定数削減があり、市民候補者がいてもいいのではないか」などが出され、大阪アピールの 活動を市民のなかに深く入っていく意見では、「月1回の交流会が必要ではないか」、「統一ポスターや、共通スローガン共通マークを作ろう」など、一杯出さ れました。

 また最後に、大阪アピールの梅田章二弁護士は「今後の活動にとって、何ものにも代えることが出来ない水準内容だったのではないか。今後のアベ政権打ち倒す 市民と立憲野党がちからを合わせる政治変革の運動の進め方と展望が、実践のうえで語られた。来年も市民力をアップして頑張ろう」と結びました。

●「みんなで変えよう@大阪14区」は12月2日に「新たな市民連合を語る」を開催
● 市民連合が発展、「安倍9条改憲NO!市民アクション@吹田・摂津」発足12月16日
● 「3000万署名」推進連絡会が2月11日大集会、12区市民連合が連絡先

寝屋川革新懇第8回寄ってたかって美術展

第8回 「寄ってたかって美術展」に900名
「心がほっとするひとときを過ごせました」

 第8回ねやがわ「寄ってたかって美術展」が、2017年11月3日から11月8日まで市民ギャラリーで開催され入場者は931名で盛況となりました。寝屋川革新懇結成25周年を記念してはじまった美術展は今年で8回目となりました。

 プロもアマもジャンルもこえて自由に出展、今年は95歳から8歳までの61名が参加、油絵・書・仏像・彫刻・陶芸・押し花絵・ちぎり絵・水彩画・写真・植物造形・生け花・タペストリー・粘土造花・版画・篆刻・刺繍など100点が所狭しと展示され、会場ではあちらこちらで作品談義の花が咲き、入場者数は過去最高となりました。

 来場者からは「作品のすばらしさに圧倒されました」「心がほっとするひとときを過ごせました」「発表の機会があることはとても良いことですね」「寝屋川市民の文化の誇りに思います」などの感想が200人をこえて寄せられ、「来年はわたしも出品します」と予約される方も。

 副実行委員長の長祥嶺さんが「今年は孫さん世代から90歳代の作品にも励まされ、未来ある美術展となりました、お互い今を精一杯生き来年もここで会いましょう」と閉会挨拶。コラボレーション企画として、二胡の演奏と歌声が行われ、合唱と拍手に包まれました。