大阪革新懇だより 第189号
インタビューは社会民主党大阪府連合会幹事長 長崎由美子さん
進歩と革新をめざす大阪の会
大阪革新懇だより 第189号
インタビューは社会民主党大阪府連合会幹事長 長崎由美子さん
衆院大阪15区「市民連合」結成の集い
4月9日 区内から277人が参加
資質が問われる閣僚、その閣僚による暴走政治への批判が強まる中、市民と野党の共闘で政治を変えようと、衆院大阪15区(松原市・富田林市・河内長野 市・大阪狭山市・太子町・河南町・千早赤阪村・堺市美原区)で、「安保法制廃止、立憲主義をとりもどす市民連合」が結成されました。「集まろう『市民+野党』」と題した結成の集いは、桜が満開の4月9日、富田林市内で開催され、277人が参加しました。
18人の呼びかけ人を代表して小林宏至さんが、「15区としての魅力ある地域政策を練り上げ、野党とともに実現させたい」とし、「15区ならではの市民連合にしていきましょう」と挨拶しました。
集会では「(前略)政治を変える道は一つです。くらしと平和をなんとしても守りたいと願う市民がバラバラではなく、また政権交代をめざす野党がバラバ ラではなく、市民と市民が手をつなぎ、市民と野党が手をつなぎ、そして野党 と野党が手をつなぐ道です。これまでの行きがかりにこだわらず、互いに尊敬し、信頼しあって進む道です(後略)」との市民連合結成宣言を力強い拍手で確認 し、呼びかけ人と野党代表が壇上で勢揃いし、参加者全員がガンバロー!を三唱しました。衆院大阪15区での「市民と野党の共闘で政治を動かす」新しいス タートとなる熱気あふれる集いでした。
大阪14区の「野党共闘を求める呼びかけ人の会(仮称)」が、12日に「リックはびきの」で初めて集まりを持ちました。
10月末から有志が相談を重ね、各市で集いや憲法カフェなどを催しました。そこで「野党共闘を求めるの会」呼びかけ人を要請し、今回4市から25人が参加しました。
大阪革新懇服部事務局長から、安倍政権を追い詰めつつある情勢や各地の「市民連合」結成などの動きを聞きました。参加者からは、「市民目線で願いを聞いて いかないと」「市民として要求をまとめ政党に突き付けよう」「多彩な人を呼びかけ人に」若者からは、「受け入れやすい柔らかな名称で呼びかけたら」など活 発な意見が出ました。
今後の会や集いの計画を決め、更に広げていこうと確認して終わりました。
大阪革新懇だより 第188号
インタビューはミナセン大阪共同代表・弁護士 小谷成美さん
ねやがわ「成人の日 平和行動」に45名
「戦争はアカンで」友達誘って署名
寝屋川憲法を守る会は1月9日、寝屋川市民会館前で「成人式 平和行動」を行い、新婦人の会、母親連絡 会、校区9条の会、共産党市議団など各団体から45名が参加。戦争法の廃止・南スーダンから自衛隊は撤退をなどの署名が16人集まり、署名付きはがきビラ を200枚配布しました。
「成人の日おめでとう、若者に正規雇用と平和な日本を」の横断幕をかかげ、「若者がまともに働ける社会を」「安心して学べる奨学金を」「若者を危険にさらす戦争法の廃止を」と次々に訴えました。
「戦争はアカンで」とまわりの友達を誘って署名する光景や。参加した元教員や元保育士さんが教え子と出会い、近況を報告し思い出話に花が咲きました。日本共産党市会議員団もお祝いの訴えをしました。
羽曳野革新懇は11月15日から、3年連続の沖縄支援で高江でにお座り込みに参加しました。
参加者はあらためて平和の大切さを痛感し、戦争法廃止に決意を新たにしました。
大阪革新懇だより 第187号
インタビューは戦争をさせない高槻・島本実行委員会世話人 二木洋子さん
2016年寝屋川革新懇総会
市民と野党の共闘で政治を変えよう
11月23日、寝屋川革新懇2016年総会が開かれ51名が参加。
加藤昌孝世話人代表が「TPP・年金改悪強行、自衛隊の南スーダン派遣、原発再稼動、沖縄基地建設と安倍暴走政治が止まらない。トランプのTPP離脱宣言など、国内外での矛盾は増大している、野党共闘の実現でストップをかけよう」と開会あいさつ。
続いて、2016年の総括と17年活動方針・世話人の提案が村上眞也事務局長から行われた。
討論では、「今なぜ、部落差別の解消の推進に関する法律制定なのか、断固反対」「学校統廃合をともなう小中一貫校建設は、教職員・保護者・住民の意見を聞くべきだ」「市民アンケートで廃プラごみは焼却が70%、ゴミ減量を市民運動に」「北川市政は、命を守る・市民の声を聞く、を市政の柱にして頑張っている」「4月から子ども食堂がスタート、NPO法人を立ち上げ行政にも働きかけていく」「三井・明徳校区九条の会が結成11年をむかえ、平和のつどいを開催」「被爆者署名を世界中で数億集め、核兵器廃絶を実 現する道筋をつくる」など各分野から7名の発言・交流が行われた。
その後、「市民と野党の共同と憲法改悪阻止展望」と題して、冨田宏治さん(関西学院大学法学部教授)が記念講演。
「トランプとプーチンに袖にされた安倍首 相は、改憲勢力2/3をこえたというものの、世界の民主主義の流れにすべて反し矛盾は増大している。来るべき総選挙で、300の小選挙区で野党共闘ができ れば、政権交代の可能性がある。青森知事選挙で勝利したように投票率が10%アップすれば大きな変化が起こる。オール沖縄のように市民と野党の共闘をすすめ、本気で対話し説得すれば展望は開かれる。」と強調された。
討論のまとめと方針・世話人を拍手で採択。山川美英顧問が「国連の第1号決議は原子兵器の禁止でした、70年たってやっと禁止条約が実現しようとしています。署名に全力をあげたい」と閉会あいさつ。最後に「次期衆院選挙で野党共闘を追求し安倍政権打倒をめざそう」の総会宣言を採択。この総会で新たに4名の会員が増えました。
羽曳野革新懇怒りの行動
羽曳野革新懇は11月19日、怒りの行動を行いました。行動は午前10時から2時間、独自に流しテープと「安倍暴走政治を許すな」のデコレーションをつくり、市内の東半分を宣伝して回りました。
午後は4時からは古市駅で独自に作った「自衛隊を戦地に送るな」の横断幕とプラスター掲げて、署名・宣伝行動を行いました。行動には14名が参加し、6名がマイクを握って訴えました。
「息子は大学に行きたかったがお金がなくて行けなかった。今は自衛隊なんかにやらねばよかったと後悔している」という親の心情をマイクで訴えていると、遮 断機の前で待っていた男子高校生が、引き返してきて「貧しい人が戦争に行かされるんですね」とつぶやいて署名をしてくれました。
小さい男の子を連れたお母さんが「この子のためにも、戦争法はやめてほしい」と署名をしてくれました。「近所の人にも話してほしいな」と訴えると「ママ 友、いっぱいいてるから、話をします」と応えてくれました。若い人たちがたくさん署名をしてくれ、41名分の署名が集まり、ビラは150枚配布しました。
ねやがわ第218回「ゲンパツいややん」行動
黙っていたら次から次へと再稼動
若者がカンパ寄せる
11月11日、第218回「ゲンパツいややん」金曜日行動が京阪寝屋川市駅前で行われ7名が参加しました。「避難路がない-伊方原発は停止せよ」の横断幕をかかげて宣伝。「福島第一原発は5年たっても9万人の県民が避難生活を強いられています。汚染水が増え続け、収束のめどは立っていません。安倍首相は原発の輸出に躍起となり、電力会社は何の反省もなく再稼動を推進する無責任な態度をとり続けています」「原発は今すぐ停止・廃炉へ、国民が声を上げましょう」「福島では原発事故後、子どもたちに甲状腺がんが多発しています、原発事故を忘れてはなりません」と訴えました。福島県の農民組合と連携する新婦人会員から「福島の農民は震災・原発事故に加えてTPP強行で三つの被害に苦しめられ、まともな補償はされていない。原発再稼動は許されない」の報告。
原子力規制委員会が9日、「九州電力玄海原発3・4号機の再稼動審査了承した」新聞報道をビラにして配布。訴えを聞いていた婦人と若者が「カンパは集めてないのですか」と参加者に声をかけ、手渡してくれました。