大阪革新懇だより 第161号

大阪革新懇だより 第161号

インタビューは大阪女学院大学教授の奥本京子さん。
平和学の見地から橋下問題も語ります。

「論考」は大阪労連議長の川辺和宏さん「公務員バッシング」について、批判を加えます。

交野革新懇、松原革新懇、堺革新のとりくみが紹介されています。

 

 

 

 

 

ねやがわ 第42回ファイブデー 「消費税あがったら本当にやばい」不満爆発

   寝屋川消費税をなくす会(京阪税研、民商、革新懇)は6月2日、国会会期末をひかえて緊迫する消費税増税法案を国民の世論で食い止めようと京阪萱島駅前商店街で署名宣伝行動を行い20名が参加し90人の署名が集まりました。
 スーパー前からスタートして、ハンドマイク宣伝を先頭に、立て看板、のぼり、消費税エプロンをして商店を軒並み訪問。「10%になったら負担が16万円 から33万円に増えます」「増税しても税収は増えません」「6月21日の国会会期末に増税を強行しようとしています」と訴えました。訪問した小売店では、 「10%になったら商売続けていかれへんやろ」(菓子店)、「増税通ったら本当にやばい」、「3000万円免税もとに戻してほしい」と行く先々で切実な不 安と不満の声が出されました。買い物客が署名に応じ「ご苦労様」の声がかけられました。参加者から「商売人の切実さをひしひしと感じた」の感想が寄せら れ、国民世論で消費税増税法案を廃案にするために引き続きがんばろうと確認しました。

松原革新懇総会と「まちづくりシンポ」に80名参加

 松原革新懇は5月26日(土)総会とまちづくりシンポジウムを80名の参加で行いました。
「まちづくりシンポ」では中山奈良女子大学教授をコーディネーターに、高山大阪教育大教授、森田市議、峠田市職労委員長をパネラーに、松原市の現状や未来 への可能性が討論されました。パネラーからは「目が届く面積と平坦で活気ある松原をコンクリートで固めるのでなく、福祉や教育など人間味ある市政を、市役 所と住民の真の協力・共同ですすめれば雇用も広がり、住みやすい街に発展する可能性が大きい」と発言がありました。
(松原革新懇ニュース)

大飯原発の再稼働を許さない寝屋川市民集会」に220人

  ねやがわ「原発ゼロの会」準備会は29日、「大飯原発の再稼働を許さない寝屋川市民集会」を市内初本町公園・平和の塔前で開催し、220人が参加しました。
 国内で原発稼働をゼロにしたくない、福田民主党内閣と財界がねらう関西電力大飯原発の再稼働をストップするために、おおい町のたたかいを激励し、市民に 知らせようと緊急開催されました。集会にはおおい町議の猿橋たくみさんが駆けつけ、26日の住民説明会の様子や、科学的根拠のない政治判断の押しつけ、5 年先10年先の安全策でオーケーを出してよいのか、など町民不安が高まっていると報告されました。
 小学生の子どもを持つお母さん二人が「母親として原発は危険だし不安だ」「子どもにつらい思いをさせたくない」と訴えられました。
 「日本の将来、子どもたちの未来のために、もう黙ってはおれません。大飯原発の再稼働は絶対に許さない」の集会宣言を拍手で採択し、福井県、おおい町、 関西電力に送付することを確認しました。おおい町民のたたかいに連帯するカンパが行われ、京阪電車寝屋川市駅まで「原発ゼロコール」唱和しながらパレード を行いました。

「平和憲法大好き、原発イヤ 消費税イヤ 富田林パレード」

「平和憲法大好き、原発イヤ 消費税イヤ 富田林パレード」が、憲法記念日の3日、富田林市内で開催されました。憲法を守る富田林共同センターと富田林革新懇 の共催です。心配された雨もほとんど降らず、「平和憲法を守ろう」「大飯原発の再稼働反対」「消費税の引き上げ反対」「TPP参加するな」などの思いを書いたボードや傘を持つ人、アンパンマンやピエロに扮装した人、テニスウエアや法被姿の人など100人以上が参加しました。
 このパレードには、JA大阪南の組合長さんや府立高校のPTA会長さんから共同と連帯のメッセージが寄せられました。
 リレー・トークでは、最高齢の83歳の男性が「なんとしても戦争を二度と起こしてはならない」、5歳の最年少の子が「原発イヤ」と訴えました。次々とマイクが回され、各界から「憲法を守り生かす」さまざまなとりくみと決意が述べられました。
 参加者からは、「保守政党が改憲案を続々と提案している。巻き返しを許さず、再び草の根の『九条の会』を活性化させたい」「少し長いパレードだったが、目を引く賑やかなもので良かった」「戦争でも原発でも取り返しのつかないことになる前に、どんどん行動していかねば」など寄せられました。(奥宮)

交野革新懇ニュース第13号、53年前の原子炉設置反対運動

 交野革新懇ニュース第13号では2月に行った交野市内4か所の放射線測定調査の結果報告と、53年前に交野市星田地域での原子炉設置反対運動が掲載され ています。とくに、原子炉設置反対運動では自治体が誘致を決定するもとで、反対の住民運動が組織され、誘致を断念させるまでのたたかいが詳しく記され、こ れからの原発ゼロの運動を大いに励ます内容となっています。