寝屋川ナインデー7周年

8月9日、ねやがわ憲法を守る会(事務局革新懇)と西南九条の会が合同で、第221回ナ インデー署名宣伝行動を寝屋川市駅西商店街入り口で行い、14名が参加し、署名が38人集まりました。2004年8月9日から「9条守れ、戦争はいやだ」 で始めたナインデーは9・19・29日の月3回市内3駅で続けられ、今回で7周年となりました。この間のナインデー参加者総数は3556名、署名は 11080人に到達しました。市内有権者過半数署名は48000人に近づいています。

 長崎に原爆か投下されて66年目の夏をむかえ「8月は6日・9日・15日と、忘れては ならない戦争・原爆を想いおこし、二度と戦争をしない平和の誓いを新たにする月です」「福島原発事故による放射能汚染に不安がつのるもとで、核兵器なんて もってのほか、原発も核兵器も人類は共存できない」の訴えに共感の声が寄せられました。買い物帰りの女性が自転車を止めて、帰宅途中のサラリーマンが次々 と署名に応じてくれました。

 ナインデーを続けている男性は「あ、今日は9日か、署名していこう」と言って署名板に向かう人がいた。継続の大事さを痛感させられた。と感想を語りました。

大阪革新懇だより 第156号

大阪革新懇だより 156号

第156号は7月に大阪革新懇と自治体問題研究所共催で訪問した長野県飯田市の記事、飯田市長の講演の概要が掲載されています。

また、「橋下知事の怖い狙い」意見交換会の模様、各地域革新懇の原発問題での学習会などの模様が報道されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

箕面革新懇・教科書問題で申し入れ行動

箕面新婦人と箕面革新懇は、7月29日午後、箕面市教育委員会へ「育鵬社・自由社の中学校歴史・公民教科書 を不採択に」の申し入れ(別項)をおこないました。これには7人の代表が参加し、申し入れの趣旨にそって、全員が発言しました。市教委は、「採択不採択を 決めるのは5人の教育委員だが申し入れについては真摯に受け止めたい」と応対しました。
 教科書問題については、6月箕面市議会でも、自民党市議が、暗に育鵬社、自由社の教科書を採択するよう求める一般質問をしています。さらに東大阪や東京 などで歴史の逆流ともいえる憂慮すべき事態が相次いでいることは決して看過できません。参加者から「君が代起立を押しつける橋下知事・維新の会の流れと いっしょ。子どもたちのすこやかな成長の妨害者とたたかうぞ」の声が聞かれました。(岡田)

豊中革新懇「原発NO!」の集会&パレード

豊中革新懇は8月10日(水)に「原発NO!市民集会&パレード」を開催します。午後6時30分から市内桜塚公園で集会を行い、7時から豊中駅までパレー ドを行います。また、8月21日(日)に「原発問題と再生エネルギーを、みんなで考えるつどい」を行います。午後6時30分より、中央公民館で。講師は日 本環境学会会長、工学博士の和田武さんです。

富田林『九条の会』合同の集い」

「復興・原発撤退 やっぱり『九条の会』の出番です」をテーマに「富田林『九条の会』合同の集い」が開かれ、市内の職場・地域の「九条の会」から79名が 参加しました。憲法を守る共同センターと富田林革新懇が呼びかけたものです。第1部では、映画「24000年の方舟」が上映されました。25年前に製作さ れたのに、福島原発事故後の日本の今にも生きる作品です。
第2部では、「九条の会 おおさか」の吉田栄司事務局長が講演しました。吉田さんは、憲法のそもそも論から解き明かし、特に90年代の改憲実 現のための二大政党づくりの動きを詳述し、「それが現政権のもとでも継続している。民主党は本来的に改憲勢力だ」と強調しました。さらに、吉田さんは、震 災・原発事故以後の政治は地方自治でも、人権保障でも、食料・エネルギー政策でもジリ貧状態だと指摘し、「復興・原発撤退が求められる今こそ、憲法を守り 生かすこと、『九条の会』を広げることが重要だ」と結びました。
 質疑では、政党助成金・憲法96条改訂・憲法と法律の関係などの質問が出され、吉田さんは丁寧に答えました。
 参加者からは、「原発の恐ろしさが映像を通してあらためてわかった」「核燃料や廃棄物を運ぶ車が、民家の近くや高速道路を頻繁に通行しているのは怖いことだ」「やはり九条の会を草の根で広げていく意義がよくわかった」など寄せられました。(奥宮)

第1回箕面塾「地方自治を考える」に21名出席

箕 面革新懇主催の「地方自治を考える箕面塾」第1講は、7月2日午後開かれ21名が出席しました。お話は、大阪経済大学講師の柏原誠さん(写真)、「地方自 治の原点に立ち返ってーこれでよいのか大阪府政」をテーマに80分間、「そもそも地方自治とは」「地域主権?」「橋下政治の特徴」「戦後日本の地方自治を 覆す橋下氏の都構想」「地方自治再生の方向性」など詳細なレジメにもとづいて講義されました。

 橋下政治について①「最強交渉術」ーレトリック②政治的ポピュリズム③強い「権力」志向と「数は力」論などと全面的に解明しました。”塾生”からさまざまな角度から質問・意見が相次ぎました。

なお、今回の「地方自治を考える箕面塾」開校については、寝屋川革新懇の「平和塾」の経験から教えを受けています。実は箕面革新懇世話人会でここ1年にわたって箕面にふさわしい塾のあり方、テーマを論議してきました。その結論が変質させられつつある地方自治に当面焦点を合わせようということなった次第です。とりあえず3回程度続けようと考えています

 なお第2回箕面塾は、神田隆生市議を講師に、「箕面における住民本位のまちづくりの歴史」というテーマで、8月26日(金)夜サンプラザ4階で開催されます。

高槻革新懇・美浜原発見学会

8月10日付けの高槻革新懇ニュースで6月26日に実施された美浜原発見学会のもようが紹介されています。がん発のPRセンターでは安全性が共闘されまし たが、関電OBの中尾さんからの説明が原発の危険性、高コストが明らかになったようです。また現地の原発反対運動をされてきた方々との交流も行われまし た。

ねやがわ平和塾で「放射能被害から子どもを守ろう」

寝屋川平和塾は8月7日(日)に「本当のことを知りたい・原発・放射能被害から子どもを守ろう」と題する講演会を行います。講師は大阪府立大学名誉教授津 川悠介氏。午後1時30分から、寝屋川市民会館2F第1会議室。資料代として300円(学生無料)会場の関係で先着100名様。どなたでも参加できます。

交野革新懇ニュース第11号発行

交野革新懇ニュース11号では6月11日にとりくんだ革新懇結成30周年記念交野リレートークの4人の弁士の発言が掲載されています。また、同革新懇世話 人で大阪市立大学名誉教授の一之瀬秀文氏がヨーロッパでの脱原発の動きについて寄稿しています。非常に読み応えのある11号です。