11月9日(水)大阪損保革新懇第14回総会・講演会は安齋育郎立命館名誉教授・安齋化学平和事務所所長を迎え、164名の参加者で盛会に行われました。 安齋さんは「フクシマの原発災害が問いかけるもの」と題する記念講演を行い、原発の安全神話が政府と財界が結びつき、そこに学者がお墨付きを与え、マスコ ミがあおりたてててつくりだされたこと、そのうらで原発に疑問をなげかける学者へのアカデミック・ハラスメントが行われたことを話しました。世話人の松浦 章さんは「原発リスクと損保業界の社会的役割」と題して報告を行い、「原発ゼロ社会実現に多くのなかまとともみ息長く活動しよう」と総会アピールを採択し ました。懇親会も92名が参加し、会社・職場の枠を超えてにぎやかに懇談しました。(損保革新懇ニュースより)
大阪革新懇だより 第158号
大阪革新懇だより 158号
インタビューは名護市長の稲嶺進さん。「オール沖縄の意思は明白」と辺野古への基地移設にきっぱりとノーと語ります。
また、ニューヨークウォール街に座り込む反貧困のたたかいを現地在住の嶋田まり子さんのルポなど読ませる記事満載です。
第2回 「寄ってたかって美術展」に700名
寝屋川での新しい“文化の共同”はじまる
11月18日から23日まで市民ギャラリーで開催された「第2回寄ってたかって美術展」は、鑑賞者が700名を超える盛況となりました。
この美術展は昨年、寝屋川革新懇結成25周年記念の文化行事として開催。好評でぜひ今年もの声に押されて、実行委員会形式で第2回目が開催されました。プ ロもアマも枠をこえ、寝屋川の“新しい美術展”として、あらゆるジャンルの作品を持ち寄り交流する場として開催されました。今年は出品者が56名、出展作 品は植物造形、油絵、ステンドグラス、陶器、切り絵、ちぎり絵、押し花、版画、彫刻、写真、書、篆刻、水墨画、グループホームはり絵、タペストリーなど 99点におよび、出品者・出展数とも昨年の2倍となりました。今年は会場で、音楽と美術のコラボレーション企画も取り組まれ、アルパとハープに尺八の演奏 に耳を傾けました。
「心うつものが多くありました、熱が伝わってきます」「私も何かしなくてはという気持ちを動かされました」「来年は私も出品したい」「実行委員会にかかわ りたい」など多くの声と感想が寄せられました。最終日には、出品者が作品の前で自らの思いを語る交流会が行われ、笑いあり涙ありの拍手がわきおこりまし た。市民が参加する寝屋川での新しい“文化の共同”を実感した美術展となりました。(竹内)
富田林革新懇総会
進歩と革新をめざす富田林の会(富田林革新懇)の第11回総会が、12月3日、すばるホールで開かれ、7団体32名が参加しました。
総会では、救援・復興や原発ゼロをめざす運動、憲法改悪反対、府知事選挙などのとりくみの総括と、TPP参加反対のための全市民対象の運動、青年層への会員拡大などの方針が提起され、新役員体制とともに承認されました。
討論では、年金者組合、新婦人の会、日本共産党から活動が報告されました。
第2部の講演会では、「TPPは国を亡ぼす」と題し、佐保庚生さん(農民組合大阪府連合会副会長)が、豊富な資料をもとに講演しました。
「TPPは子どもから高齢者まですべての人に関わる大問題だ」と切り出した佐保さんは、TPPは「すべての物の関税を撤廃し、国民生活を守る制度や仕組 みも緩和・撤廃し、日本社会のあり方を変えるもの」と指摘しました。 そして、農業以外でも、金融・保険・郵貯などへの外資の参入、安い賃金の外国人労働 者のために日本人の雇用が激減、国民皆保険制度壊滅、公共事業にも外国資本が参入、食の安全基準や車の排ガス基準の緩和など、日本経済全体に関わる大問題 であると詳述しました。
さらに、佐保さんは「自給率を13パーセントに低下させ、再生可能なエネルギー資源の宝庫である農山村を破壊し、アメリカの国家戦略に従い日本の農業を壊滅するものでしかない」と強調しました。
最後に、佐保さんは「マスコミはこぞって3回にわたりTPP参加賛成のキャンペーンを行っているが、参加に反対する意見書が44道県議会、495市町村 議会から上がっている。頑張ったけどダメだったではすまされない。参加反対の世論と運動を一気に広げよう」と訴えました。
参加者から「食の安全がおびやかされ子供達への影響が心配だ」「ISD条項は全くひどい。絶対に許せない」「富田林の農家への影響は」「こんな不平等条約を結ぶ根底に安保条約があるのでは」などの質問や意見が出されました。
松原革新懇「いま、原発・大阪府政・社会保障と税の一体改革を考えるつどい」
9月28日に開催された「いま、原発・大阪府政・社会保障と税の一体改革を考えるつどい」には43名が参加。 DVD「24,000年の方舟」を上映。維新の会の2条例、税と社会保障の一体改革の内容についての報告を聞き、参加者で意見交換をしました。梅田章二さ んからのアピールも紹介され、集会アピールが採択されました。
原発ゼロ・南河内のつどいに821名参加
10月2日に「救援・復興、原発ゼロをめざす南河内の集い」が藤井寺市民会館で行われ821名が参加しました。集会では府知事選予定候補梅田章二さんが 「今回の府知事選挙は3.11を受けて生活の在り方、政治の在り方を変える選挙」と府政革新の力強い決意を述べました。元全教委員長の山口隆さんが「大阪 維新の会」の教育基本条例、職員基本条例について厳しく批判、被災地福島県から日本共産党福島県会議員の藤川しゅく子さんが、福島の現状ととりくみを報 告。第2部では映画「無言館」を上映しました、参加者から「救援復興と府父選挙はつながっている。頑張る元気をもらった集いだった」と感想が寄せられまし た。
大阪革新懇だより 第157号
大阪革新懇だより 157号
インタビューはストリートダンスを通じてで被災者救援をとりくみ若者たちの運動を広げているイースト・ジャパンの佐々木唯さん。
また大阪各地でとりくまれている原発ゼロの運動を紹介しています。
銀行革新懇で原発ツアー
9月23・24日銀行革新懇の平和ツアーは大飯原発・敦賀原発、あわら風力発電、水上勉資料 館「一滴文庫」などを見学し、地元議員さん・原発PR館の説明を聞いてしっかり勉強してきました。神戸銀行9条の会6人を含めて総勢30人、うち現役9 人、国公の浜辺さんをお誘いしました。好天に恵まれ楽しくためになるツアーでした。-国方-
京大原子炉実験所見学に行きました
南河内共同センターで9月5日、京大原子炉実験所の学術公開に富田林革新懇から8名が参加しました。ここの実験原子炉は大変小さなものですが、分厚い二 重扉や廃棄物処理場もあり、一度は見ておくべきと思いました。今、ちょっとしたブームで来年の春まで予約が満杯です。参加者の感想は「二重扉は不気味だっ た」「中性子が医療に役立っていることがわかった」「説明してくれた京大の院生さんは、わかりやすくいろんな質問にも答えてくれた」「質問に『わかりませ ん』『秘密です』と言われたこともあり、原子炉はやはりふつうでないということ」「脱原発の小出裕章さんと握手、感激」などでした。
国公、NTT革新懇、南河内で原発問題見学会や学習会
●国公革新懇が9月28日(水)に「原発問題学習会~原発問題の本質と課題~最新情報をふまえて」講師は元京大原子炉教員の岩本智之さん。場所はエルおおさか701号 参加費500円
●NTT大阪革新懇が10月1日に「京都大学原子炉実験所」見学の集い
10月1日(土)午前10時30分 JR阪和線熊取駅集合
●南河内共同センターで10月2日に「救援・復興、原発ゼロへ10.2南河内のつどい」開催。映画「無言館」が上映されます。午後1時20分から、場所は藤井寺市民会館大ホール