大阪革新懇活動ニュースNo.15

~ がんばっています地域革新懇 <PART54>~

<羽曳野革新懇> 10月「怒りの行動」 夢洲万博・カジノはストップ!
 10月22日(日)羽曳野革新懇も参加する羽曳野総がかり行動実行委員会は、「万博・カジノ」問題をテーマに「怒りの行動」を道の駅で展開し、18人が参加。4人がマイクで訴え、国向けと府・市向けの二つの署名に39人分の署名が集まりました。
 「万博は中止を・・・」「大阪にバクチ場はイラン!」と表示した横断幕を掲げ、「ストップ カジノ バクチで経済成長!?」「子どもの未来にカジノはいらない」などのプラスターを掲げて行動しました。

 年金者組合の鎌田書記長がマイクを握り、「大阪・関西万博の現状はどうなっているのでしょうか?」と切り出しながら、「①会場建設費が1250億円⇒1850億円⇒2350億円と当初の見積額の1,9倍となっていること、②カジノができる夢洲のインフラ整備関連事業や交通アクセスの整備、万博運営費・跡地事業に合計1兆円もの税金が投入されようとしていることの2つの問題点を指摘し、物価高騰の中でこれ以上国民に負担を押し付けることは許されません」と、夢洲万博・カジノの中止を訴えました。参加者が「万博・カジノ」への市民の怒りをひしひしと感じる行動となりました。

<交野革新懇> 2023年度総会 新世話人5名を加え、運動の前進と飛躍を誓う   
 10月1日(日)交野革新懇は、「全国革新懇ニュース」読者の過去最高96部を突破し102部を達成して、2023年度総会を迎えました。総会では、役員体制強化のため新たに5名の世話人を加え、活動の前進と飛躍を誓い合いました(「全国革新懇ニュ―ス」2023年11月号2面参照)。

 開会で清田俟子代表世話人は、「今年の総会で新たに交野青年革新懇が加わり、希望の光」と紹介するとともに、「国民負担を増大させ、それを軍事費にあてるような岸田政権には退陣してもらいたい。交野革新懇みんなで協力して、今の時代のいやな流れを変えましょう」と、あいさつしました。

 続いて立花勝博事務局長が一年間の活動を報告し、今後のとりくみについて提案。立花さんは、新たに5名の世話人を迎え、世話人全員が主体的に参加する5専門部(平和展担当、地域共闘担当、機関誌担当、組織・拡大担当、SNS担当)をつくり、革新懇運動を前進・飛躍させていこうと訴えました。
 
 交野青年革新懇の佐々木賢治事務局長がフロアーから発言。佐々木さんは、5月のバーベキューのつどいで4名会員が増えたこと、6月に京都や神戸の青年革新懇と「大軍拡・大増税はいま必要か」をテーマに討論会を行ったこと、8月にZOOMで全国の青年革新懇と活動交流を行ったことなどを紹介し、互いに刺激し合って活動を拡げていきたいと、決意を語りました。

 
 総会後、雪田樹里弁護士が「ジェンダー平等の実現に向けて」をテーマに講演しました。

 

 

 

大阪革新懇活動ニュースNo.14

 10・19緊急宣伝
   ハマスもイスラエルも武力行使やめよ!ガザへの侵攻NO!

  大阪革新懇、大阪平和委員会、大阪労連の3団体の呼びかけにより、10月19日(木)民主団体や市民など22団体・60名が緊急に集まり、ハマスとイスラエルに武力行使の中止を求める宣伝をJR京橋駅前で実施しました。
 
  弁士は、大阪平和委員会の上羽治雄事務局長、大阪革新懇の小林優事務局次長、大阪労連の菅義人議長、日本共産党のたつみコータロー元参議院議員、大阪憲法会議の三宅良夫事務局長、非核の政府を求める大阪の会の長尾ゆり常任世話人、大阪労連・大阪市地区協の箕作勝則事務局長、大阪歯科保険医協会の片方真佐子さんの8名。

 
 「ハマスの無差別攻撃、民間人の連行はいかなる理由があっても許されない国際人道法違反の行為である」(非核の政府を求める大阪の会)、「イスラエルのガザ地区への無差別攻撃、食料や水などを遮断してガザ地区の人々を危険にさらす行為も、国際人道法違反であり、断じて許されない」(大阪革新懇)、「包囲されたガザ地区では罪のない多くの人々への大量虐殺の危機が迫っている。即時停戦の声を上げ、憲法9条をもつ日本政府に行動を求めよう」(大阪平和委員会)、「イスラエルとパレスチナの問題については、①イスラエルが占領地から撤退すること、②パレスチナ独立国家樹立を含む、民族自決権を保障すること、③イスラエルとパレスチナ両者の生存権を相互に承認することが重要である」(日本共産党)などと道行く市民に訴え、ガザ地区人道支援募金を呼びかけました。
 用意したビラは宣伝開始から30分程度ですべてなくなり、人道支援募金は1万円を超えて集まり、朝日新聞などが取材するなど、関心の高さがうかがえました。

  ~ がんばっています地域・職場革新懇 <PART53> ~
<枚方革新懇> 駅前開発・新庁舎移転反対の市民共同続く
                       「人間の鎖」に200人が参加

 9月3日投開票の枚方市長選挙が終わってからも、枚方駅前大型開発への疑問や新庁舎移転反対の市民共同の運動が継続しています。
 枚方革新懇に加盟する団体は「考える会」の一員として、また新婦人枚方支部は「市民ネットワーク」の中心メンバーとしてフル回転。10月4日(水)市役所を囲むヒューマンチェーン行動には200人以上が集い、10月7日(土)緊急学習会には165人が参加するなど、4つの団体を中心に作られた「市民ネットワーク」の諸行動に多くの市民が参加しました。市役所を囲むヒューマンチェーンには、ベビーカーを押す子育て中のママや若い夫婦連れも参加し、学習会は市内在住の方の講演もあり、市民共同の広がりを感じる取り組みが続いています。

大阪革新懇活動ニュースNo.13

大阪革新懇・堺市民懇 声を上げよう!希望を拓く・市民と野党の共同街宣

 10月7日(土)大阪革新懇堺市民懇の共催で「声をあげよう!希望を拓く共同街宣」が中百舌鳥駅ロータリーで行われました。開会あいさつで村上史好代表世話人(元立憲民主党衆議院議員)は「失われた30年、比較すると年収455万円が420万円なのに社会保険料は3万円が6万円、消費税も3%が今は10%。市民と立憲野党の共闘で政治を変える。このスタートにしよう」と訴えました。
 市民スピーチでは小学生を持つ子育てママさんから「フードバンクに参加しているが、食べるものは削っても子どもの費用は削れない。給食費無償化運動もやっています。維新市長の下で誰でも放課後に学べるマイスタディーの廃止、学校群制度導入の動きなど出ている。先生が子供たちと向き合える教育環境を作ってほしい」。
 図書館問題の研究家は「物価高騰で新聞も読まない。それでもスマホ依存は増えている。これが何をもたらすのか考えてほしい。万博やカジノへは税金を使うが、教育や福祉の予算がカットされている。政治に愛を取り戻したい」。
 また、大学でジェンダー平等を研究している大学院生は「女性の視点から維新政治を見たとき、ある維新の政治家が『議会に女性優先枠は考えていない。365日、24時間選挙を考えて政治活動をしているが、それを受け入れてやれる女性はかなり少ない』と言いました。ここに本音が出ています。男性優位の政治を変えないといけない」と鋭く指摘しました。
  桜田照雄代表世話人(阪南大学教授)は「松井知事の鶴の一声で夢洲での万博が決まった。当初、夢洲は除外されていた。『間に合うの?』の声がある。設計図を出したのが8か国、着工はチェコのみ。二つ目、いくら費用がかかるかわからない。マヨネーズのような地盤、3階以上の建物なら50メートルの杭を何本も打たなければならないが、その費用がわからない。ゼネコントップのある方も『できへんもんは、できへん』と言っています。こうした事実を知らせてほしい。メディアは伝えない。カジノ・万博を市民の力で止めさせよう」と訴えました。

 ゲストスピーカーとして森山ひろゆき立憲民主党衆議院議員は「10月20日から国会が始まる。国民生活が大変な時に4か月もの長い長い夏休み?教育の問題は大変重要。日本の教育予算はOECD平均の半分。アメリカでは大学卒業すれば奨学金返済免除、実質無償化です。親ガチャ(インターネット用語で家庭環境などで子ども人生が左右されるという意味)という言葉がありますが人づくりは国つくりなんです。子ども基本法がやっとできた。また、万博できますか?止められやいという話ではない。世界の信用、やった方がいいのか?止めた方がいいのか?考える時だ。国民生活の場に政治を取り戻したい。そのために力を結集してネットワークを広げていこう」と呼びかけました。
 最後に、沢田くみこ日本共産党17区国政対策委員より「相次ぐ値上げでスーパーのはしごは当たり前。私は果物などはできるだけ実家に行く。でも、そうできない人がたくさんいる。低賃金、非正規労働者が増える一方で大企業の内部留保は510兆円。万博に関心ない人が6割以上だ。そんなところには税金をどんどん使う政治はおかしい。第2自民党を自認する維新も問題だ。市民と野党の共闘で政治を変えよう」と訴えました。

松原革新懇 恒例の秋の学習会 幼稚園・保育所統廃合反対運動学ぶ

 10月2日松原革新懇は富田林市での幼稚園(13→4園)保育所(6→4園)統廃合反対の住民運動を学ぶ学習会を開催し、25名が参加しました。富田林では当局案に対して「地域のつながりが失われる」とした世論が高まり、最終的には全会派が反対に回り、否決されました。

大阪革新懇活動ニュースNo.11

9・9 立憲野党共同街宣in東大阪
岸田政権の暴走ストップ! 維新政治の転換を!

 9月9日(土)大阪革新懇東大阪革新懇は、立憲野党の共同街宣を近鉄布施駅前で開催し、立憲民主党大阪府連代表の森山ひろゆき衆議院議員、日本共産党の宮本たけし衆議院議員、社民党大阪府連合の長崎由美子委員長が揃って参加し、「岸田政権の暴走ストップ!維新政治の転換」を市民に訴え、100名を超える市民が足を止めました。
 開会あいさつで大阪革新懇の村上史好代表世話人(立憲民主党元衆議院議員)は、「岸田政権の敵基地攻撃能力保有、5年間で軍事費45兆円の大軍拡路線は、国民を危機に陥れる」「維新はカジノで巨額の税金をつぎ込む一方で、公共サービスを切り捨て、全国最多のコロナ死者を出した」と厳しく批判し、政治変革のため立憲野党の結集を呼びかけました。
 宮本衆議院議員は、「大阪の『市民と野党』はスクラムを組んでいる。岸田政権の行き詰まりは明瞭であり、『市民と野党』の本気の共闘で政治を変えよう」と訴えました。長崎委員長は、「国民は戦争せず、安心して暮らしていけることを望んでいる。大阪では憲法を守るため野党が力を合わせている」と述べるとともに、大阪の保育所つぶしの実態を告発しました。森山衆議院議員は、「国民のくらしを守ることが政治の役割。一党一派の東大阪市長ではなく、市民の声を聴く市長を」と呼びかけました。
 地元からは東大阪市長選挙(17日告示、24日投票)に「明るい東大阪をつくる会」から無所属で立候補を表明した、うち海公仁元府会議員がゲストスピーチ。うち海さんは、「東大阪では自民・公明に推された現市長が急遽維新公認に転向し、市民から不満が噴出。今、広範な市民の声を大切にする、新しい東大阪市政を切り拓くことが、市民共通の願いとして広がっている。一党一派の地方政治を押し付けることはあってはならない。『都構想』をすすめる市長ではなく、物価高騰の中で暮らしや福祉、営業を守る東大阪市を」と熱く語りました。

~ がんばっています地域・職場革新懇 <PART52> ~

<羽曳野革新懇> 大軍拡・大増税NO!スタンディング宣伝
 羽曳野革新懇も参加する羽曳野総がかり行動実行委員会は、8月29日(火)羽曳野市の古市駅前など2か所でスタンディング宣伝を25人で行いました。「STOP!大軍拡&大増税」「安保3文書閣議決定撤回」の横断幕、「9条改憲NO!」やマイナカード問題のプラスターを掲げて宣伝しました。

 通りかかった女性は自転車を止めて横断幕を見ながら、「年金は減らされるのに、軍備増やすなんておかしいやん。岸田、麻生にはやめてもらわなあかん」と、怒りをあらわに訴えて行きました。「朝早くから暑いのにご苦労様」と激励する市民もあらわれ、参加者は元気よく宣伝することが出来ました。

大阪革新懇活動ニュースNo.10

~ がんばっています地域・職場革新懇 <PART51> ~

<寝屋川革新懇>  広島・長崎被爆78年 50名が宣伝行動
 広島・長崎被爆78年の8月6・9日両日、京阪寝屋川市駅前で「平和の波」行動が行われ、50名が宣伝に参加し、核兵器廃絶のメッセージを世界に発信しました。  
 8月6日(日)寝屋川原水協が中心となり、校区9条の会・けいはん医療生協などから20名が参加。被爆者代表が「被爆者は平均年齢85歳、心と身体に消せない傷を抱えながら、核兵器を世界からなくそう」と訴えました。
 8月9日(水)寝屋川新婦人の会の呼びかけで30名が参加し、峠三吉の詩「人間をかえせ」を朗読し、各団体から大軍拡・大増税NO!を訴えるとともに、「青い空」を歌って核兵器廃絶を呼びかけました。「平和の波」行動を通じて、核廃絶署名が13筆集まりました。

<堺市民懇>  大軍拡・大増税NO! 平和・くらし守ろう   
 7月14日(金)堺市民懇・堺平和委員会・堺憲法共同センターの3団体の呼びかけで「大軍拡・大増税反対、平和・いのち・くらし壊すな」平和宣伝を南海堺東駅前で開催し、25名が参加しました。参加者一人ひとりが思い思いのプラスターやタペストリーを持ち寄り、3団体のメンバーが平和への思いを次々に訴えました。「戦争あかん」堺市民アピール呼びかけ人の脇山美香弁護士や小西美根子さんもマイクで訴えました。道行く人の中には、訴えやプラカードの内容に頷きながら通り過ぎる市民もいました。
 堺では8月5日(土)・6日(日)堺市民懇も実行委員会に参加する「堺平和のための戦争展」が、サンスクエア堺で開かれ800人以上が参加しました。1日目は、子どもたちが折った平和の折り鶴や、今なお堺市に残る戦争遺跡などが展示され、参加者の関心を集めました。ステージでは不発弾で両手と両目を失った藤野高明さんが平和への思いと憲法の値打ちを講演し、地元の子どもたちが合唱曲「ぞうれっしゃがやってきた」を元気よく歌ったり、一輪車の演技を披露したりしました。2日目は、大前治弁護士が大阪空襲訴訟について講演しました。

《学習交流集会》ケア民主主義について1面大阪革新懇 9/30 ケア民主主義の学習交流集会 
岡野八代さん(同志社大学教授)迎え、ケア民主主義の学習交流集会をおおさかグリーン会館で開催(オンライン併用)。
参加申し込みは、大阪革新懇HPより。

         

大阪革新懇活動ニュースNo.9

~ がんばっています地域・職場革新懇 <PART50> ~

<大阪損保革新懇> 顧客本位の代理店制度を
 6月30日(金)大阪損保革新懇・代理店プロジェクトは、エル大阪南ホールで損保代理店シンポジウムを開催し、北海道・九州をはじめ全国各地の損保代理店経営者など127名が参加しました。

 大阪損保革新懇松浦章世話人(兵庫県立大学客員研究員、写真右端)の基調報告に続き、日本共産党の小池晃参議院議員(写真中央)が国会報告を行い、大門美紀史前衆議院議員が連帯の挨拶を行いました。その後、中小零細企業のための独占禁止法研究会の喜田崇之弁護士(関西合同法律事務所)、代理店経営者がパネリストとして報告し、フロアーからも7名が発言しました。

 松浦章世話人は、「代理店プロジェクトを発足して15年間、損保代理店シンポジウムの開催、近畿財務局への要請、院内集会への参加など、持続的な運動で金融庁を動かし、大手損保の乱暴な乗合拒否や一方的な委託契約解除問題の是正など、損保産業を変える大きなモメントを作ってきた」「代理店は損保会社とは別の独立した『事業体』であり、代理店経営に介入させないという立場を貫き、この間の大きな変化を糧にして全国の代理店、損保の仲間、広く社会に発信していこう」と語りました。
 小池晃参議院議員は「地域で災害時に大きな役割を果たしているのは代理店。その代理店が手数料ポイント制度で苦しめられている。金融庁に質したが、日本共産党として損保代理店問題に取り組んでいきたい」と報告しました。 

 

<大阪革新懇> 岡野八代さん迎え、ケア民主主義の学習会を予定
 大阪革新懇は、7月1日(土)緊急鼎談で3名の研究者・市民活動家に維新政治の本質と対抗軸について、それぞれの立場から自由闊達に語っていただき、対抗軸としての「公共の再生と民主主義」について学習を深めてきました。
 そして、第2弾として9月30日(土)岡野八代さん(同志社大学教授)を迎えて、ケア民主主義について学習会を開催します(オンライン併用)。参加申し込みは、8月下旬より大阪革新懇HPからお願いします。

         

大阪革新懇活動ニュースNo.7

~ がんばっています地域・職場革新懇 <PART49> ~

<寝屋川革新懇> 6月9日 ねやがわナインデー 軍拡・原発・マイナ保険証NO!       

 国会会期末を控えた6月9日(金)、寝屋川革新懇も参加する「寝屋川憲法を守る会」は、京阪寝屋川市駅周辺3か所で憲法宣伝行動を行い、20名が参加しました。宣伝を通じて、憲法署名・核兵器廃絶署名が18筆集まりました。

 通常国会の状況を踏まえ参加者は、「5年間で43兆円の大軍拡は、国民一人あたり34万円。国民の医療・年金・東日本大震災復興費まで軍事費に横流しする暴挙は、許されません」「健康保険証を廃止し、トラブルが続くマイナンバーカードを国民に強要することをやめろ!」「悪法強行三昧の岸田内閣の危険な動きを黙ってみているわけにはいきません。『くらしを壊すな!平和と憲法を守れ!』の声をご一緒にあげましょう」などと、訴えました。

      第423回ゲンパツいややん行動 60年超えて原発運転NO!

 第423回目のゲンパツいややん行動を6月9日(金)京阪寝屋川市駅前で行い、8名が参加しました。岸田首相は脱原発の公約を投げ捨て、原発を最大限活用することに転向。60年を超える原発利用から新増設まですすめる、まったくの無責任さ。国民の命と安全を何も考えていません。福島出身者が童謡「ふるさと」を熱唱して、「忘れがたきふるさと」の歌詞を響き渡らせました。

 

<羽曳野革新懇>  弱者に寄り添う徹底した対話で投票率のアップへ

 6月17日(土)羽曳野革新懇は、2023年総会をリック羽曳野で開催し、50人を超える仲間が参加しました。関西学院大学教授で全国革新懇世話人の冨田宏冶さんが、「維新政治の本質~統一地方選挙の結果を踏まえて~」と題して記念講演。

 冨田先生は、維新の3つの大罪として①民主主義の破壊、②暮らし・いのち・教育の破壊、③市民分断・コミュニティーの破壊を挙げ、その一つひとつを詳細に解明。そして統一地方選結果を踏まえ、「維新が全国的躍進を遂げたというのは、メディアの虚像でしかない」と断言。4月の大阪市会議員選挙結果などを例に「(維新は)議席は増やしているが、得票はそんなに増やしていない。しっかりした固定票があり、上手く票割りがされている」と、分析しました。

 その上で冨田先生は、「一番大切なことは投票率を上げること。投票率を上げるには徹底した対話が必要。60%の投票率になれば維新は吹っ飛ぶ。そこが維新の弱みだ」と述べ、「『都構想』の住民投票結果が生きた事例。投票率が上がれば下手な票割りをすれば(維新は)全滅だ」と語り、弱者に寄り添う徹底した対話を強調しました。

 その後安保事務局長が、①羽曳野革新懇の活動報告、②今年度の取り組み提案を行い、最後に世話人・事務局員選出を参加者全員で承認し、総会を終えました。

大阪革新懇活動ニュースNo.1

歴史的岐路のもとで改憲・大軍拡を許さず、希望ある政治へ
―大阪革新懇2023年度総会―

 大阪革新懇は2月25日(土)2023年度総会を行い、会場参加・オンライン視聴で67名が参加・視聴しました。冨田宏治代表世話人(関西学院大学教授)の開会あいさつの後、府知事選挙に出馬予定のたつみコータローさんが「カジノを撤回し、少人数学級で教育を取り戻し、保健所の増設など公共を再生したい」などと、力強く挨拶をしました。続いて、日本共産党大阪府委員会の柳利昭委員長から統一地方選挙について、西晃弁護士から安保3文書について特別報告があり、その後大原真事務局長が「報告と提案」などを行いました。
 討論では、9名が発言し、地域や職場革新懇、賛同団体から安保3文書撤回のとりくみや会員拡大、住民運動のとりくみなどが豊かな活動が報告されました。
 最後に、2023年度の新しい体制などを確認し、当面維新政治の転換・カジノ誘致反対にむけ、統一地方選挙に全力をあげて取り組むことを確認して、総会を終えました。
 また前日の2月24日(金)には、ウクライナ戦争1周年の京橋駅前宣伝に参加しました。

<河内長野> カジノを止めよう!たつみコータローさん
で府政を変えよう!
 2月23日(木)「カジノを止める河内長野連絡会」と「河内長野市民連合」の呼びかけで、「夢洲カジノIRを検証する市民学習会」が行われました。講師は自治体問題研究所の藤永のぶよさん。豊富な資料と体験をもとに熱く報告。
 80人余りの参加者からは、「土壌汚染、軟弱地盤、談合等、改めてカジノ計画の無謀さがよく分かった」「吉村知事が公約にカジノを正面に掲げられないところまで運動で追い詰めてきたとの指摘に、励まされた」などの感想が寄せられました。
 学習会後には河内長野の「明るい会」の駅前宣伝が取り組まれ、30人が参加。「カジノより賃上げを」「カジノより教育を」「たつみさんを先頭に命と暮らし最優先の府政を」などと、マイクで訴えが続きました。
 26日(日)には社保協の呼びかけで介護保険の学習会も70人の参加で取り組まれ、それぞれの要求を基礎に、たつみコータローさんを先頭に府政革新を求める運動が河内長野でも広がっています。

大阪革新懇活動ニュースNo.24

「戦争より平和の準備を!!」 2・20河内長野デモ&宣伝

 2月20日「戦争より平和の準備を2・20河内長野デモ&宣伝」が11時から同市内中村池公園集合・出発で行われました。呼びかけは、戦争させない9条壊すな河内長野実行委員会。40名の参加で、「大軍拡、大増税反対。戦争より平和の準備を。大阪にカジノはいらない。命と暮らし最優先、市民が主役の政治を」と呼びかけ、デモ行進。

 その後、河内長野駅前でのリレートークも実施。丹羽実日本共産党市議はじめ43人の参加者の内12人が、次々にそれぞれの言葉で平和への思いを訴えました。「これを機に新署名をはじめ、周りに運動を更に広げよう」と最後に実行委員会より訴え。同実行委員会は3月23日告示の府知事選の大争点、「夢洲カジノ問題の市民学習会」も呼びかけています。

憲法9条守り市民の力で平和を築こう

 2月13日、第47回「建国記念の日」不承認のつどい(大阪12区市民連合・寝屋川革新懇共催)が大東市民会館で開催され、150名が参加しました。
 伊藤千尋さんが記念講演「ウクライナ戦争の教訓は、侵略した国は孤立し破滅する。ウクライナ戦争に便乗する日本政府は、憲法9条から見て嘘つきだ。軍事基地化すれば、南西諸島はウクライナになる。軍隊で国は守れない、9条は国を超えて人類を守る。市民の力が政治を変える時代、声を上げよう、行動しよう」と強調されました。
 写真は2月19日、京阪電車香里園駅での香里9条の会、新婦人などによる第621回ナインデーの模様。「安保3文書新署名」と新調したノボリ「戦争の準備でなく平和の準備を!」(加藤周一さん)のお披露目となりました。

大阪革新懇活動ニュースNo.22

「安保3文書撤回」賛同アピール98名で記者会見

<大阪革新懇> 地域革新懇にも初めてよびかけ取り組んだ賛同アピールは、1月30日時点で98名(公表89名)から賛同が寄せられ、記者会見を行いました。革新懇の外に呼びかけを行うことに様々な議論がありましたが、賛同者は学者・研究者、教育関係者、宗教家、藝術・美術関係者、落語家など幅広い分野の方となりました。(賛同者リストは大阪革新懇HP掲載)
 記者会見で西晃弁護士は、「安保3文書のは3つの問題点があるとして、①専守防衛をかなぐり捨てた安全保障政策の大転換であること、②軍事費43兆円は予算の1割を占め、国民生活を圧迫すること、③中国、ロシアなどを利用し不安を煽っているが、どうすれば戦争にならないかの施策が見えない。防衛は軍事だけではない。子育てや医療、福祉などバランスのとれた施策が大事だ」と力説。藤永延代さんは、「5歳の時敗戦を迎えた。近くに陸軍が駐屯し、殴られるのも記憶に残っている。戦争の香りがするものは一切拒否する。国防婦人会は大阪発祥だが、こんなことは絶対に許してはならない」と述べました。最後に冨田宏治関西学院大学教授は、「国会審議なしの手続き上の問題、事実上の改憲であること、増税で軍事費を賄うことなど大きな問題がある。防衛と抑止は全く違う。防衛力を認める人とも抑止には反対の共同をどのように進めるかが重要な課題だ」と語りました。
 大阪革新懇では引き続き2月25日の総会まで賛同者を募ること、憲法会議の署名運動推進、5日の「安保3文書斬る」学習討論会の成功を呼びかけています。

~ がんばっています地域・職場革新懇 <PART48> ~

<中央区革新懇> 中央区革新懇は1月28日、20名が参加し総会を開催しました。コロナ禍ではありましたが「だべりんぐ・カフエ」や9の日パレードに取り組んだこと、中央区自治体学校や新婦人と協力して「からほりピースフェスタ」開催など1年間の活動を確認しました。
 今後の方針として、統一地方選挙に向けて、空堀商店街入り口付近で毎月6日の「スタンディング」をよびかけること。気軽に活動参加していただけるように夏の恒例行事に加えて「文楽鑑賞会」「歴史探訪」「街づくりウオッチング」「からほりピースフェスタ・平和の鐘を鳴らそう」「からほりサロン」などの行事を世話人さんの多彩な力を借りて実施しようと呼びかけ、最後に役員体制を決めて新たなスタートを切りました。