寝屋川革新懇2012年度総会 

寝屋川革新懇2012年度総会

声を上げ、行動した一年
  憲法・消費税・ゲンパツ・沖縄  対話と共同広がる

   総選挙を前にした12月1日、寝屋川革新懇「2012年度総会」が開かれ60名が参加し、活動の交流と次年度の課題と世話人体制を確立しました。
開会挨拶で葦田正幸世話人が「財界とアメリカいいなりの政治を変えるために、真の革新勢力の前進を」と訴えました。日本共産党12区候補吉井芳子さん、長 野晃廃プラの会事務局長が来賓挨拶。続いて事務局から①ねやがわ「原発ゼロの会」結成と市民集会開催、ゲンパツいややん行動」など草の根の運動が広がっ た。②橋下維新の会「独裁政治を許さない取り組み。③9条守れ・核兵器廃絶めざす「ナインデー」8年目、「日の丸・君が代」学校申し入れ13年目、消費税 増税反対「ファイブデー」5年目、校区九条の会の草の根運動、第3回「寄ってたかって美術展」500名参加、など共同が広がり、国民が声を上げ行動に立ち 上がった一年であったと報告。討論では、各分野・地域から10名の発言が行われた。
 記念講演は木津川計さん(雑誌「上方芸能」発行人)から「なにわ文化と維新」と題して、橋下大阪市長の権力と競争によって“文化を根絶やし”にし、都市格(文化)の低下と都市力(経済)の衰退を招いていると警鐘しました。(竹村)

損保革新懇総会・記念講演に124名参加

損保革新懇第15回総会が11月8日に開催され、ジャーナリストの伊藤千尋さんが「いま、『変革』の時代、あなたが動けば、職場も日本を変えられる」と題 し、講演しました。総会には124名が参加、終了後の懇親会に70名が参加し、職場の枠をこえてなごやかに歓談しました。

吹田革新懇、再開準備会を30日に開催

2004年以来、活動休止状態であった吹田革新懇が、11月30日に再開準備会を行います。第1回政治を語る会として、講演は赤旗記者の内藤豊道さんをまねき、「原子力村の謎、マスメディアと真相」。場所はさんくすホール。午後7時開会。資料代として500円。

ゲンパツいややん ねやがわ「原発を考えるフリートーク集会」

 ねやがわ原発ゼロの会は11日、全国いっせい100万人行動に連帯した「原発を考えるフリートーク集会」を開催し、雨の中150人が参加しました。

 開会挨拶で山川美英さん(ゼロの会呼びかけ人)は、「政府は原発事故を反省するどころか推進しようとしている、原爆被害者のように福島を見捨てようとし ているのではないか、今すぐ原発を止めるしかない」と訴えました。続いて、7名のフリートークが行われました。「8月24日から毎週金曜日駅前で子どもと 一緒に、原発いややん行動を行っています」(高岡さん)。「自然エネルギー市民の会を立ち上げた」(船越さん)。「関電本社前抗議行動に参加し続けてい る」(吉井さん)。「原発ゼロを歌声で訴え、ゼログッヅを作成する」(徳田さん)。「原発事故近県に住む娘と孫に野菜を送っている」(西森さん)。「寝屋 川市に三回要望書を提出し、懇談を呼びかけている」(乙川さん)。

 そして、10月2日、北河内在住の国会議員として福島第1原発構内を視察した山下芳生参 院議員が生々しい実態を報告。「防護服、マスク、空気清浄機、放射線測定器を着けてバスで4号機から1号機へと回った、放射線量は高く、鉄筋むき出し、車 が横転したまま、などとても終息とはほど遠い状態。1日3000人が危険な中で作業され、若者も多い。廃炉に向けても30~40年かかる、原発とは共存で きない、すぐにゼロへ・止めるべきだ、声を上げることが重要です」と強調されました。

 最後に、「政府は即時原発ゼロを決断し、自然エネルギーへの転換を求 める」集会宣言を採択。「危険な原発はいらない」「放射能から子どもを守ろう」とコールしながら寝屋川市駅までフリーウォークを行い道行く市民にアピール しました。

11.2原発ゼロ行動各地で

11月2日、各地で原発ゼロの行動が行われました。寝屋川と南河内の地域の革新懇から通信をいただきました。

<「原発ゼロはみんなの願い」 大阪・南河内で集会とパレード
 
 この秋一番の寒さもなんのその、大飯原発の破砕帯に関する調査が行われている最中の11月2日、関西電力・羽曳野営業所前で、「原発ゼロはみんなの願い 11.2南河内大集会・パレード」が開かれ、420人を超える参加がありました。11.11の全国大行動のプレ企画として、南河内地域の各革新懇が呼びか けたものです。
 「原発はもういやや」などの歌声とシュプレヒコールで盛り上がる中、リレートークでは、若者が「子どもたちは寒くても外へ出たがるのに、福島の子どもは 未だに我慢を強いられている」と話しました。娘さんが福島から避難して来られた女性は「情報が送れて避難方向が分からず被曝量が増えたのが悔しい。こんな ことは二度とあってはならない」と訴え、男性は「原発推進者たちは事故直後も、1年7ヵ月後の今も『人体に影響はない』などと言ってごまかしている」と強 調し、会場から大きな歓声が上がりました。
 当日、集会の前に、代表団8人が関西電力・羽曳野営業所を訪れ、所長室課長と同係長と面談し、「大飯原発の再稼働を直ちに中止すること」などの要請書を 手渡しました。また、「本社の方針はあろうが、働く一個人として命を守るために、安全な自然エネルギーへの転換をはかろうという声を、社内からも上げて欲 しい」と訴えました。
 営業所側は、「要請書はきちんと本社に届ける。社内でも原発の機能や安全性について研修を行っている。大飯原発の活断層に関する調査の結果が出れば、真摯に受け止めて対応していきたい」と答えました。

 

寝屋川>

なぜ家族がバラバラにされるのか・福島から避難、涙の訴え
 

   11月2日夕、京阪寝屋川市駅前で11回目となる金曜日「ゲンパツいややん寝屋 川行動」が行われ23名が参加しました。三人の乳幼児を連れた若いお母さんを中心にジャンベ(アフリカの太鼓)をたたきながら「子どもを守ろう、大人も守 ろう、地球も守ろう」「おおい原発再稼働反対」「原発なくても電気は足りる」「大間原発の工事再開やめて」と訴え、ダンスやギターの伴奏が盛り上げます。
 この日は、福島に夫を残し小学生の娘二人を連れて京都に避難する女性が参加し、「去年の今頃は涙ばかりの日が続いていましたが、やっと笑顔が出るように なった、福島では本当の情報が流れてきません。放射能や生活費など意見の違いで震災離婚が増えています」「どうして家族が、地域が、国民が、分断されなく てはならないのでしょうか」「お母さんは、子どもを守るための情報集めに必死です」と声を詰まらせ涙ながらに訴えられました。
 「ゲンパツいややん行動」から生まれた「げんぱつゼロへ」の歌がオカリナの伴奏で合唱されました。
 ねやがわ原発ゼロの会は、11月11日の原発ゼロ百万人行動に連帯し市内初本町公園で「ゲンパツいややんフリートーク集会」を開催します。

寝屋川革新懇第3回寄ってたかって美術展開催

第3回寝屋川よってたかって美術展が10月31日から4日間、開催されます。開催中は津軽三味線、歌謡ギター演奏などコラボレーションタイムも企画されます。

期日 10月31日(水)~11月3日(祝) 午前10時から6時まで(最終日は午後4時まで)

場所 寝屋川市立市民会館1階小ホール

問い合わせ 実行委員会 寝屋川革新懇 072-824-0600 (写真は昨年の美術展)