大阪革新懇だより 第167号
インタビューは真宗大谷派、大阪教区教区会議長の伊東憲秀さんです。
憲法には釈迦の教えが流れている。その集約である9条を守らなければならないと語ります。
論考は代表世話人、新婦人大阪府本部会長の川本幹子さん。橋下市長の「慰安婦発言」に厳しい批判を加えます。
また全国革新懇総会のもよう、各地域・職場革新懇の活動が紹介されています。
進歩と革新をめざす大阪の会
住吉革新懇は2013年平和のつどいを9月7日に開催します。原水禁世界大会に参加した感想と、学習講演として「核兵器廃絶と非核平和の日本へ」と題して関西学院大学教授、原水禁世界大会実行委員会起草委員長の冨田宏治さんの講演をおこないます。
9月7日(土)午後7時より 医療生協2階組合員ホール 資料大300円
7月10日午後7時から、南海本線堺駅前の内川沿い歩道橋にて、堺市民懇主催の第28回堺空襲犠牲者殉難地追悼会が開かれました。会には、あの戦争を体験され毎年参加しているという方を始め、学生服姿の若者合わせて約100名が参加しました。
歌声サークル「ぐみの木」による追悼の歌と犠牲者への黙祷で始まった会は、2名の方の体験談・追悼の言葉、最後に平和への呼びかけを参加者全員で確認し、 一人一人が火をともしたロウソクを献灯して終わりました。最後に西岡代表世話人から、自らの戦争当時の体験が語られ、自民党などの勢力が進めようとしてい る改憲など絶対に許してはならないとの決意が述べられ、参加者の共感を呼びました。
季刊誌「大阪革新懇」夏号(No.7)
◆96条改定問題の逆説 鰺坂 真
◆品川正治さんの『戦後歴程』に登場する人びと 野村英隆
◆ベアテさんの遺志を継いで
女性の権利・人権を守る運動を! 野崎 清
◆抗日運動の足跡を訪ねて 川崎美栄子
◆沖縄に要らないものは日本のどこにも要らない 西 晃
◆自分のことばでどう語る? 川本幹子
◆橋下「従軍慰安婦」発言と私たちの責務 井筒百子
◆青年と共に歩む革新懇運動を 服部信一郎
◆井上圭史の絵と詩のページ
販価 100円
松井知事の「八尾空港オスプレイ受け入れ」発言に対して、八尾革新懇は平和委員会とともに4日、意向表明中止を求めて申し入れを行いました。
応対した秘書課職員は「知事の立場での発言とは認識していない」と答弁。出席者は「使い分けて言うのは詭弁だ」と批判しました。
オスプレイは沖縄にも大阪にもいらないとの声を上げていきましょう。
「ねやがわ9条の会」連絡会(市内17の「会」)は18日、「憲法が危ない“緊急”学習・交流会」を開催し90名が参加しました。安倍首相や橋下維新の 会代表が侵略戦争否定、従軍慰安婦必要発言などが相次ぎ、96条改憲を突破口に9条がねらわれるもとで、参議院選挙が大きな分岐点になるとの認識で急遽学 習・交流会が開催されました。
開会挨拶で井上圭史さんは「自民党憲法草案を読むと、子ども時代の進軍ラッパが聞こえる、命ある限り憲法を守るために頑張る」と決意を表明。続いて、梅 田章二弁護士(大阪憲法会議幹事長)が、「安倍政権の改憲暴走を許さない」と題して講演。憲法審査会が活発に動き、衆院議員の72%が9条改正に賛成、 96条改憲急浮上など、国民投票への危険が迫っている。しかし、国民世論は9条・96条とも改正反対が多数となっている。自民党改憲草案は明治憲法への回 帰で、学習すれば矛盾は明らかだ。憲法を守る運動と、憲法を守らせる運動の両方が大事、徹底学習、徹底討論、共同を広げることが勝負を決める。」と強調さ れました。
市内各校区・分野の9条の会の代表10名がリレートークを行い、「18歳の青年が9条の会に入会した」「校区で9条署名が5000人突破した」「自民党 憲法草案の学習会を4回・10時間やった」「京都の戦跡めぐりを開催した」「集会・学習から外に打って出る時期だ、ノボリも作成中」などの発言が相次ぎま した。
最後に、前日の17日に発表された「条の会―アピール」にこたえて①改憲策動阻止にむけて全力を挙げよう。②参院選で改憲勢力に審判を。③憲法を暮らしに生かし、有権者過半数の署名・対話をすすめよう。の行動提起を参加者全員で確認しました。
河内長野革新懇ニュースNO112
脱原発・羽曳野関電前行動が5月24日、さよなら原発河内長野デモが6月11日の紹介などがされています。
また南河内全体での「渡されたバトン・さよなら原発」映画が実行委員会によって6月2日に富田橋市すばるホールで行われます。
中央区革新懇のニュース(NO150.5月1日)で4月26日の旧真田山陸軍墓地とピースおおさか見学に参加した田中事務局長の記事が掲載されました。
また、ピースおおさかを廃止し、「近現代史博物館」の設置構想を推進する橋下大阪市長と松井知事に対して要請した要請文の全文が紹介されています。
子どもや孫が戦争にとられないように
萱島校区で憲法署名5000人突破
寝屋川憲法を守る会は4月29日、萱島9条の会と共同で274回ナインデー署名宣伝行動を萱島・スーパー万代前で行い、9名が参加し34人の署名が集まり ました。2004年11月からはじめた校区署名行動は9年目となり、94回をかぞえ613名が参加、今回で5000人署名を市内他校区に先がけて突破しま した。
「安倍政権のもとで憲法改悪の策動が強まっています、9条を変えて国防軍をつくり、集団的自衛権の行使で戦争への道をすすもうとしています、まず96条 がねらわれています」「改憲勢力は、北朝鮮や中国の動きをとらえて、平和ボケと攻撃しますが、武力で紛争は解決しません、爆弾が降り注ぐ戦争はこりごりで す」「改憲のハードルはアメリカをはじめほとんどの先進国は3分の2以上です」と訴えました。買い物帰りの婦人や若い人たちが次々と署名に応じてくれまし た。
ナインデーに参加する男性は「憲法9条が改悪されて子どもや孫が戦争にとられる、そんな世の中にならないように、有権者過半数署名達成までガンバル」と話してくれました。寝屋川ではいよいよ9条署名5万人達成まじかとなってきました。
3月28日、羽曳野革新懇総会が55名の参加で開催されました。渡辺武大阪革新懇代表世話人が「文化を壊す橋下・維新とのたたかい」と題して講演を行いました。