損保革新懇総会・記念講演に124名参加

損保革新懇第15回総会が11月8日に開催され、ジャーナリストの伊藤千尋さんが「いま、『変革』の時代、あなたが動けば、職場も日本を変えられる」と題 し、講演しました。総会には124名が参加、終了後の懇親会に70名が参加し、職場の枠をこえてなごやかに歓談しました。

吹田革新懇、再開準備会を30日に開催

2004年以来、活動休止状態であった吹田革新懇が、11月30日に再開準備会を行います。第1回政治を語る会として、講演は赤旗記者の内藤豊道さんをまねき、「原子力村の謎、マスメディアと真相」。場所はさんくすホール。午後7時開会。資料代として500円。

季刊誌『大阪革新懇』第6号(冬号)

季刊誌『大阪革新懇』

目次

■日米安保条約をなくそう  植田晃子
■なお、この道を行く  平山武秀
■浪速心のダンディスト・藤本義一氏の死を悼む  野崎清
■原発問題と科学者の社会的責任  鰺坂真
■幼い子どもの「いのちと育ち」が守れる地域づくりを  樋口和恵
■改憲は許せない~  西田友三郎
■稲盛和夫氏の「働き方」を読んで  服部信一郎
■詩のページ・絵の広場  井上圭史

発行 2012年11月15日

ゲンパツいややん ねやがわ「原発を考えるフリートーク集会」

 ねやがわ原発ゼロの会は11日、全国いっせい100万人行動に連帯した「原発を考えるフリートーク集会」を開催し、雨の中150人が参加しました。

 開会挨拶で山川美英さん(ゼロの会呼びかけ人)は、「政府は原発事故を反省するどころか推進しようとしている、原爆被害者のように福島を見捨てようとし ているのではないか、今すぐ原発を止めるしかない」と訴えました。続いて、7名のフリートークが行われました。「8月24日から毎週金曜日駅前で子どもと 一緒に、原発いややん行動を行っています」(高岡さん)。「自然エネルギー市民の会を立ち上げた」(船越さん)。「関電本社前抗議行動に参加し続けてい る」(吉井さん)。「原発ゼロを歌声で訴え、ゼログッヅを作成する」(徳田さん)。「原発事故近県に住む娘と孫に野菜を送っている」(西森さん)。「寝屋 川市に三回要望書を提出し、懇談を呼びかけている」(乙川さん)。

 そして、10月2日、北河内在住の国会議員として福島第1原発構内を視察した山下芳生参 院議員が生々しい実態を報告。「防護服、マスク、空気清浄機、放射線測定器を着けてバスで4号機から1号機へと回った、放射線量は高く、鉄筋むき出し、車 が横転したまま、などとても終息とはほど遠い状態。1日3000人が危険な中で作業され、若者も多い。廃炉に向けても30~40年かかる、原発とは共存で きない、すぐにゼロへ・止めるべきだ、声を上げることが重要です」と強調されました。

 最後に、「政府は即時原発ゼロを決断し、自然エネルギーへの転換を求 める」集会宣言を採択。「危険な原発はいらない」「放射能から子どもを守ろう」とコールしながら寝屋川市駅までフリーウォークを行い道行く市民にアピール しました。

11.2原発ゼロ行動各地で

11月2日、各地で原発ゼロの行動が行われました。寝屋川と南河内の地域の革新懇から通信をいただきました。

<「原発ゼロはみんなの願い」 大阪・南河内で集会とパレード
 
 この秋一番の寒さもなんのその、大飯原発の破砕帯に関する調査が行われている最中の11月2日、関西電力・羽曳野営業所前で、「原発ゼロはみんなの願い 11.2南河内大集会・パレード」が開かれ、420人を超える参加がありました。11.11の全国大行動のプレ企画として、南河内地域の各革新懇が呼びか けたものです。
 「原発はもういやや」などの歌声とシュプレヒコールで盛り上がる中、リレートークでは、若者が「子どもたちは寒くても外へ出たがるのに、福島の子どもは 未だに我慢を強いられている」と話しました。娘さんが福島から避難して来られた女性は「情報が送れて避難方向が分からず被曝量が増えたのが悔しい。こんな ことは二度とあってはならない」と訴え、男性は「原発推進者たちは事故直後も、1年7ヵ月後の今も『人体に影響はない』などと言ってごまかしている」と強 調し、会場から大きな歓声が上がりました。
 当日、集会の前に、代表団8人が関西電力・羽曳野営業所を訪れ、所長室課長と同係長と面談し、「大飯原発の再稼働を直ちに中止すること」などの要請書を 手渡しました。また、「本社の方針はあろうが、働く一個人として命を守るために、安全な自然エネルギーへの転換をはかろうという声を、社内からも上げて欲 しい」と訴えました。
 営業所側は、「要請書はきちんと本社に届ける。社内でも原発の機能や安全性について研修を行っている。大飯原発の活断層に関する調査の結果が出れば、真摯に受け止めて対応していきたい」と答えました。

 

寝屋川>

なぜ家族がバラバラにされるのか・福島から避難、涙の訴え
 

   11月2日夕、京阪寝屋川市駅前で11回目となる金曜日「ゲンパツいややん寝屋 川行動」が行われ23名が参加しました。三人の乳幼児を連れた若いお母さんを中心にジャンベ(アフリカの太鼓)をたたきながら「子どもを守ろう、大人も守 ろう、地球も守ろう」「おおい原発再稼働反対」「原発なくても電気は足りる」「大間原発の工事再開やめて」と訴え、ダンスやギターの伴奏が盛り上げます。
 この日は、福島に夫を残し小学生の娘二人を連れて京都に避難する女性が参加し、「去年の今頃は涙ばかりの日が続いていましたが、やっと笑顔が出るように なった、福島では本当の情報が流れてきません。放射能や生活費など意見の違いで震災離婚が増えています」「どうして家族が、地域が、国民が、分断されなく てはならないのでしょうか」「お母さんは、子どもを守るための情報集めに必死です」と声を詰まらせ涙ながらに訴えられました。
 「ゲンパツいややん行動」から生まれた「げんぱつゼロへ」の歌がオカリナの伴奏で合唱されました。
 ねやがわ原発ゼロの会は、11月11日の原発ゼロ百万人行動に連帯し市内初本町公園で「ゲンパツいややんフリートーク集会」を開催します。

自治体で働く非正規労働者率33・1%に

自治体で働く職員の3分の1を非正規が占めることが労働組合「自治労」の調査でわかった。1割の自治体では半数を超えた。総人数は4年前より2割増え、70万人に達する見込み。組合側は「財政規模の小さな自治体を中心に、低賃金労働が広がっている」と指摘している。
 全国の47.2%にあたる845自治体の6月1日時点での状況を集約した。29日に発表した。
 警察や消防、教員などを除く臨時・非常勤職員の数は30万5896人。正規職員は61万9542人で、全体に対する非正規率は33.1%だった。調査か らもれた自治体を含めると、全国の「非正規公務員」は70万人と見込まれるという。前回の2008年調査では非正規率は27.6%、人数は約60万人だっ た。