高校生も参加して総会開催、講演会は大門実紀史さん
ー経済を立て直し、暮らしよくするためにも
総選挙での市民と野党の共闘を―
2024年度高槻革新懇が総会
高槻革新懇は6月1日総会を開催し、大門実紀史さんによる学習会も行いました。
総会には例年を上回る50人以上が参加し、その中には高校生の参加もありました。総会では冒頭に代表世話人の松本七哉弁護士が、政治と金をめぐる問題で国会での動きなどが報告され、政治革新に向けて私たちがどう行動するべきかを議論を深めてほしいと挨拶。その後議事に入りました。議事は、事務局から昨年の総会から一年間の活動の報告と今後の活動方針の提案と会計報告がなされ、それらはすべて承認されました。
総会の後は「
失われた30年、経済とくらしをどう立て直すか」と題して日本共産党元参議院議員の大門実紀史さんによる講演が行われました。大門さんは、1995年から続く経済不況、日本経済が全く成長できていのは、歴代の自民党政権、特に安倍内閣で打ち出された「アベノミクス」による経済政策によるも
のだと指摘し、その実態を具体的にグラフで示し話しました。そして、これを改善するには、消費税を5%に引き下げて物価を下げる。賃金の大幅な改善で庶民の購買力を大きく改善することが大事だと語りました。講演を受けて、会場から円安などについての質問があり、充実した総会となりました。
維新市長による庁舎移転計画に市民共同のたたかいを!
枚方革新懇などのよびかけで市民集会に170人参加
6月市議会での庁舎移転条例再提案を許さないたたかいは、5月21日市役所前で170人の集会を持ち、市民パレードも実施しました。また、6月1日には、市民による他市庁舎見学の報告が新建大阪支部の協力のもと、新市役所像の学習と交流を実施106人が参加しました。
枚方のまちづくり
を考える市民ネットワークは、学習は建築家集団と、運動面では4団体(市民の会、れいわ勝手連、新婦人、考える会)が中心となってこの間の取り組みがなされました。
市民不在の維新市長提案への怒り、市民共通の思いは一つ。「市民の声を聞け、勝手に進めるな」です。枚方革新懇では市民共同のたたかいとして粘り強くすすめています。
☆事務局長・地域担当者会議
7月6日(土)午後1時30分~
大阪グリーン会館2階ホール
全国革新懇小田川事務室長報告・分散会など

市民からは、「高い学費や奨学金返済で学生は大変。教職員もブラックな働き方を強いられ、万博の子ども動員で苦慮し怒っている。」、「年金引き下げや介護保険・国民健康保険の保険料引き上げに大きな怒り。年金受給女性の8割が月10万円未満。物価上昇を上回る年金引き上げを」、「昨年10月に金剛バスが廃業。関連4市町村で公共交通を守る運動。国からわずかな助成金、カジノ・万博邁進の府からはゼロ。乗り合いタクシーやデマンド交通などに国・府の助成を」など、様々な訴えが続きました

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動で、世論調査では「膨れ上がる万博費用負担は納得ができない」が77%(NHK)、「万博はいらない」が68%(共同通信)となっていること、3月28日に夢洲で起きた可燃性ガス爆発事故をみても夢洲は危険な場所、万博テーマの「いのち輝く未来デザイン」に全く相応しくないことがはっきりした、万博開催まであと1年、さらに共同のとりくみと運動を広げて、なんとしても万博・カジノはストップさせようと呼びかけました。
パネラーからは「子どものことを考えていない」「大阪府のやり方は一方的」「教育のあり方を全く心得ていない」「年金は物価上昇に追いついていない」「全く実情にあっていない」などの発言があり、多額の公金をつぎ込む万博への批判に共感が広がりました。
3月31日(日)
か?」など、たくさんの質問が寄せられ、西谷さんはひとつひとつに丁寧に答えてました。菅義人大阪労連議長は閉会あいさつで、「ハマスが襲撃して以降、共催した3団体と原水協を加えて米領事館前抗議行動などに
そもそも大阪・関西万博は、「カジノのための万博」であり、大阪経済の成長とはまったく無縁です。万博中止を早く決断し、被害は最小限に食い止め、税金の無駄遣いをやめさせ、いのちと暮らし 優先の政治を実現しようと強調しました。若者や親子の飛び入り参加もあり都心マンション群で高らかにコールを響かせました。 ベランダから手をふる人、沿道でビラを受け取る人などがおり、心ひとつに明るく元気の出るパレードになりました。
上脇教授は、「赤旗日曜版の記者がすごかった、6万を超える政治団体をチェックした。国民栄誉賞の話があるが記者さんに受賞をと言いたい。一昨年10月末から告発状の連続、この2年間年末年始の休みもなかった私の青春を返してほしい」と述べると、会場が大爆笑に。続けて上脇教授は、「2022年から23年に告発する度に派閥が訂正。訂正は自白と同じ、訂正を証拠にこれから告発を続ける」とキッパリ語りました。最後に上脇教授は、「こんな汚い政治は許されない。どう変えていくのか、カネの力で政治も民意もゆがめられてきた、4割の得票で8割の議席を得る小選挙区制を比例代表制に変える、パーティーは全面禁止、企業献金も禁止、政党助成金も廃止を実現しよう」と、強調しました。