カジノ(賭博場)誘致計画の中止・撤回を求める要請書

大阪府知事 吉村 洋文 様
大阪市長     松井 一郎 様

   カジノ(賭博場)誘致計画の中止・撤回を求める要請書

 大阪府・大阪市は、「カジノはIRである」と説明しますが、IR全体の収益の8割がカジノの売上げでIRはカジノそのものです。カジノは今でも違法な賭博として、ギャンブル依存症の患者を増やし、家庭崩壊や犯罪の増加につながります。世論調査でも「カジノ反対」の意見が多いのはそのためです。横浜市ではカジノ誘致計画に市民の反対多数で撤回しました。
 大阪府と大阪市は、人の不幸を踏み台にするカジノから「納付金が入るので公益性がある」と説明しています。しかし、「住民福祉の増進をはかること」を使命とする地方自治体の役割を発揮するためにも、違法なカジノ誘致計画はきっぱり断念すべきです。
  カジノ誘致のため、人工島・夢洲周辺の大規模開発などに莫大な税金をつぎ込むのではなく、住民のくらし支援を最優先にし、コロナ対策と防災・減災対策を強く求めます。
 つきましては、以下のとおり要請します。

1.カジノ(賭博(とばく)場)の誘致計画は、ただちに中止・撤回すること。
2.いのちをまもるコロナ対策と防災・減災対策を強化すること。

名 前

住 所

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【事務局団体】 カジノに反対する大阪連絡会 
 集約先  〒530-0041  大阪市北区天神橋1-13-15 大阪グリーン会館3階

 連絡先 mail osaka_nocasino@yahoo.co.jp TEL  06-6358-9439
<取り扱い団体>
進歩と革新をめざす大阪の会 大阪市北区天神橋1-13-15大阪グリーン会館3階                           ☎06-6357-5302

 

総選選挙を受けての声明

「市民と野党の共闘」の進化・発展めざし、   
    革新懇として職場・地域から多数派形成めざす運動を更にすすめよう!

                  11月13日 大阪革新懇代表世話人会

 10月31日に投開票が行われた第49回衆議院選挙では投票率が55.93%と前回(2017年)より2%余り上回りましたが、「市民連合」と共通政策を結んだ4野党全体では14議席減の残念な結果となりました。一方、自民・公明の与党勢力は自民党が15議席減らし全体では改選前の305議席から293議席となりました。自民党の比例区での絶対得票率は19%ですが、議席占有率は56%と民意を反映しない選挙制度の弊害が続いています。また、メディアへの露出度を高め、改革幻想を振りまいた維新の会が41議席となっています。特に大阪では維新が伸張し、立憲民主党や日本共産党には厳しい結果となりました。しかし、「共闘効果」は確実にありました。全国的には17の小選挙区で5000票未満であり、1万票未満は34選挙区あり自民党幹部も「薄氷の勝利」と評しています。

 大阪革新懇は、今回の選挙にあたって独自の意思統一を図りながら、10月14日には代表世話人会アピールを出し、「(小選挙区での)野党統一候補の勝利と全国最大の比例ブロック・近畿(28議席)での立憲野党の前進のために全力をつくそう」と呼びかけました。また、「総選挙特設サイト」の設置や独自の「宣伝・対話リーフ」の作成、9か所の野党統一候補事務所の激励訪問を行いました。同時に、職場や地域から革新懇・賛同団体として草の根のたたかいに取り組んでいただきました。こうした献身的なたたかいに感謝するとともに「市民と野党の共闘」を更に進化・発展させることをよびかけます。

 11月に入って家庭用冷凍食品やガソリン代など値上げラッシュが続いています。コロナ禍で生活困窮に陥る庶民が少なくありません。共通政策にあった消費税5%が実現していたらどんなに助かったことでしょう。「市民連合」と4野党が結んだ共通政策が府民に十分に伝わらないまま、今回は自公政権に対する厳しい批判が維新に流れました。「「(自民党には)アキアキした。けど吉村さんは頑張っている」「教育無償化で維新に入れた」などの声が聴かれます。

   立憲野党による政権交代が魅力あるものとして府民に伝われば投票率も上がり、大きな変化を起こすことは可能です。そのためにも、私たち自身が共通政策を学び、確信に持ち、周りの人たちに広げていく不断の努力が必要です。気候危機の運動もジェンダー平等のたたかいもこれからが重要です。自公政権や維新の会はメディアを巧みに利用しながら「野党共闘」への攻撃を一層強めています。それを跳ね返すだけの強く大きな革新懇をつくりましょう。維新の会を含めた改憲勢力が衆議院で3分の2超を占めるもとで、改憲策動を打ち破り来年の参議院選挙で立憲野党勢力の勝利のために奮闘しましょう。

 大阪革新懇は、当面12月5日の「講演と文化のつどい」を成功させるとともに、総選挙総括をすすめながら、職場・地域で多数派を作っていく、「市民と野党の共闘」を更にすすめていくために力をつくすことを呼びかけます。

大阪革新懇 活動ニュースNo.15

いよいよ総選挙!職場から地域から
「市民と野党の共闘」で政権交代の風を吹かそう

 10月4日(月)臨時国会が召集され国会論戦を経て、11月には衆議院選挙の投開票日となります。自民党は総裁選挙を活用し、メディアを使った支持率回復に必死です。立憲民主党や日本共産党は様々な政策を打ち出して、自公政権とは違う“明日の日本”を示しています。地域では事務所開きも行われ、各陣営とも活発な動きがあり事実上の選挙戦が始まっています。総選挙では小選挙区と比例代表選挙があり、比例選挙の投票はどの地域でも立憲野党の躍進・議席に結び付きます。近畿は比例ブロックとして最大の29議席あり“心ひとつに”取り組みましょう。
 大阪革新懇
として、①「対話用リーフレット」を準備中です。主に青年や子育て世代との対話で活用してください。②「総選挙特設サイト」をホームページにを設置し充実させます。

 職場や地域革新懇も「市民連合」での宣伝や独自行動をすすめています。中央区革新懇は毎週土曜日午後4時から空堀商店街でのスタンディングを決め、18日にはさっそく4名の方が参加しました。15区の革新懇(富田林、河内長野、大阪狭山、松原などの革新懇)は「15区市民連合」の中心部隊として駅頭宣伝など「4つの100作戦」に取り組んでいます。12区(寝屋川、大東、四条畷市)でも寝屋川革新懇が中軸となり地域宣伝をスタートさせています。

「15区市民連合」4つの100作戦

①100か所路地裏宣伝(3人寄ればハンドマイク)
②100団体・個人への申し入れ(気軽に幅広く)
③10人×10人のつながり生かした「選挙に行って政治を変えよう」の呼びかけ④100円×1万人 市民共同のワンコイン世直しカンパ

交野革新懇が最高時を回復、堺市民懇も10部増やす
総選挙の中でこそ組織拡大・全国懇ニュースを普及しよう!
 
 全国革新懇は9月14日(火)全国事務局長会議をひらき、これまでと違い革新懇としても実践的に選挙に取り組んでいくことを呼びかけています。同時に、この取り組みを通して
「全国革新懇ニュース」の普及も訴えられています。9月期申請で交野革新懇が世話人会で「総会までに最高時を回復しよう」と意思統一して6人の方に購読してもらうことになり、最高時を回復しました。また、堺市民懇もこつこつと訴えて10部を増やし、大阪革新懇事務局を合わせて34部の増紙となりまし
た。また9月に入り事務局ではインタビューなどを通じて3部増えました。
 引き続き、総選挙の宣伝や対話の中で普及しましょう。

大阪革新懇 活動ニュースNo.14

野党4党 総選挙で「市民連合」と政策合意

~ 市民と野党の共闘で 自公政権・維新政治をチェンジ! ~

 9月8日(水)日本共産党、立憲民主党、社会民主党、れいわ新選組の野党4党は、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」の政策提言書「衆議院選挙における野党共通政策の提言」に署名し、政策合意しました(政策提言書は大阪革新懇ホームページに掲載)。

 合意した政策の柱は、①憲法に基づく政治、②コロナ対策の強化、③貧困と格差の是正、④地球を守るエネルギ―転換、⑤ジェンダー平等の社会実現、⑥行政の公正・透明化の6項目。
 政策提言書には具体的に、〇安保法制、特定機密保護法などの違憲部分を廃止し、憲法改悪に反対する、沖縄辺野古新基地建設を中止する、〇医療・公衆衛生の整備を迅速に進める、〇最低賃金を引き上げ、消費税減税を行う、〇原発のない脱炭素社会を追求する、〇選択制夫婦別姓制度やLGBT平等法を成立させる、〇森友・加計問題、桜を見る会疑惑の真相を究明するなどが、盛り込まれています。

 立憲民主党の枝野幸男代表は、「次期衆議院選挙で共通の政策を掲げたたかえば必ず政権交代ができる。国民の命とくらしを守る政権をつくる」と力を込めて述べ、日本共産党の志位和夫委員長は「共通の旗印が立った。選挙に勝利し、政策を実行できる政権をつくりたい」と決意を語りました。  
 各地・各分野から市民と野党の共闘を前進させ、総選挙で自公政権・維新政治をチェンジし、必ず政権交代を実現させましょう。

~がんばっています地域・職場革新懇 <PART 34>~

<寝屋川革新懇>  市長にコロナ対策「緊急要望書」を提出
 大阪では連日2千人を超える新規感染者が急増し、自宅療養者も1万人を超えています。8月23日(月)寝屋川革新懇も参加する「市民の声がとどく寝屋川市政をつくる会(谷口正暁代表・写真左)」は、広瀬慶輔市長に新型コロナから市民の命とくらしを守る「緊急要望書」を提出し、懇談しました。
 要望項目は、①大阪府と一緒になった「臨時医療施設」の設置、②ワクチン接種の迅速化、大規模検査と生活支援の一層の実施、③子どもを守る対策の強化、④気候変動による複合災害に対する避難対策、⑤緊急事態に対応できる市職員の大幅増員の5項目
 広瀬市長は、「ワクチン接種効果は、重傷者数で出ている」「高齢者・障がい者施設をはじめ保育・学童など市独自PCR検査や濃厚接触者への配食サービス等は大変喜ばれている。夏休みが終わり子どもたちへの感染が心配されるもとで、一層の対策を9月議会でもすすめていきたい」と語りました。

 

野党4党が「市民連合」と衆議院選で政策合意

 9月8日(水)日本共産党、立憲民主党、社会民主党、れいわ新選組の野党4党は、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」の政策提言書「衆議院選挙における野党共通政策の提言」に署名し、政策合意しました。
 立憲民主党の枝野幸男代表は、「次期衆議院選挙で共通の政策を掲げ戦えば必ず政権交代ができる。国民の命とくらしを守る政権をつくる」と述べ、日本共産党の志位和夫委員長は「共通の旗印が立った。選挙に勝利し、政策を実行できる政権をつくりたい」と力強く語りました。

  合意された提言書は、こちら

大阪革新懇 活動ニュースNo.13

~がんばっています地域・職場革新懇 <PART 33>~

<枚方革新懇>  定期総会&講演会 41名参加
 7月17日(土)枚方革新懇は、第28回定期総会を感染症対策をとりながら市民会館で開催し41名が参加しました。枚方革新懇事務局は、①各団体の様々な運動・取り組み、本日の桜田照雄教授の講演から学び、②要求運動から政治変革まで扱える革新懇運動の間口の広さを共に考え、③一致点での共同行動をもっと工夫しようと、呼びかけました。

 民青同盟と枚方保育連が特別発言。民青同盟の青年は、「自分達もフードバンクをやってみたい」と思い始めたが、参加した学生たちが「助かります」と述べたことに「今この活動が求められている」と実感。「生活アンケートを通じて、自治体への要求運動も考えたい」と発言しました。
 枚方保育連は、公立2保育園の民営化に対して保護者説明会で不安を抱いた保護者たちが時間をやりくりしながら署名活動や各市議への要請、陳述・議会傍聴などパワフルな活動を展開したことを報告。「保護者の力の大きさを感じた」と発言しました。 

 定期総会後、阪南大学の桜田教授が講演。冒頭桜田さんは、維新政治によるカジノ開発の問題点を財政面、隠蔽体質面から告発し、川崎革新懇の取り組みを全国の先進例として資料を使って詳しく説明。「ちょっとした細かい要求も大切にして、地域の共同の架け橋的存在になろう」と呼びかけました。そして、「広報枚方」に多くの市民活動が掲載されていることに触れ、「そこに中心人物も居るし、幅広の市民活動からつながりをつくれるようになれば・・・」と、問題提起しました。

<羽曳野革新懇> 460回目 原発ゼロ・関電前行動
 8月6日(金)に原発ゼロ・再稼働反対、関電前行動450回突破記念集会を予定していましたが、大阪に緊急事態宣言が発出されたため記念集会は中止となりました。しかし第1金曜日担当の羽曳野革新懇は、定例の原発ゼロ・関電前行動を展開しました。行動には「あれから10年 今なお傷いえず 福島を学んで原発廃炉」「老朽原発うごかすな」の横断幕、「ワイロと利権の再稼働反対」などのプラスターを掲げて宣伝しました。  クラクションを鳴らしたり、手を振ったりするドライバー、親指を立てて“グーサイン”を送る信号待ちの単車に乗った青年など、様々な反応がありました。8月6日は広島に原爆が落とされた日。いつもの再稼働反対の曲と「原爆許すまじ」の曲などを口ずさみながら、18人が参加しました。