トピックス
カジノ(賭博場)誘致計画の中止・撤回を求める要請書
大阪府知事 吉村 洋文 様
大阪市長 松井 一郎 様
カジノ(賭博場)誘致計画の中止・撤回を求める要請書
大阪府・大阪市は、「カジノはIRである」と説明しますが、IR全体の収益の8割がカジノの売上げでIRはカジノそのものです。カジノは今でも違法な賭博として、ギャンブル依存症の患者を増やし、家庭崩壊や犯罪の増加につながります。世論調査でも「カジノ反対」の意見が多いのはそのためです。横浜市ではカジノ誘致計画に市民の反対多数で撤回しました。
大阪府と大阪市は、人の不幸を踏み台にするカジノから「納付金が入るので公益性がある」と説明しています。しかし、「住民福祉の増進をはかること」を使命とする地方自治体の役割を発揮するためにも、違法なカジノ誘致計画はきっぱり断念すべきです。
カジノ誘致のため、人工島・夢洲周辺の大規模開発などに莫大な税金をつぎ込むのではなく、住民のくらし支援を最優先にし、コロナ対策と防災・減災対策を強く求めます。
つきましては、以下のとおり要請します。
1.カジノ(賭博(とばく)場)の誘致計画は、ただちに中止・撤回すること。
2.いのちをまもるコロナ対策と防災・減災対策を強化すること。
名 前 |
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【事務局団体】 カジノに反対する大阪連絡会 |
大阪革新懇だより 第217号
大阪革新懇 講演と文化のつどい(12月5日)
第49回衆議院選挙の公示にあたって(「政策フォーラム」よびかけ人連名アピール)
第49回衆議院選挙の公示にあたって
本日、第49回衆議院選挙が公示されます。9年近く続いた安倍・菅政権を引き継ぐ岸田政権か市民と立憲野党が協力して政権交代を実現するかが問われる大事な選挙です。私たちは2020年6月に「コロナ禍を乗り越え、希望ある未来を切り拓こう~アベ政治でも維新政治でもない、新しい政治を~」を発出し、これまで3回のフォーラムを開催し立憲野党のみなさんと議論を積み重ねてきました。今回の総選挙で多くの府民の皆さんが投票所に足を運んでいただき、日本と大阪の未来を考えていただきたいと連名アピールを発出します。
2021年10月19日
政策フォーラムおおさか
呼びかけ人代表 平松 邦夫(第18代大阪市長)
石田 法子(弁護士)
伊地知 紀子(大阪市立大学教授)
橘田 亜由美(東大阪生協病院長)
木戸 衛一(大阪大学教授)
中野 雅司(浪速産業株式会社社長)
自民党の総裁選をめぐるマスコミの異常な騒ぎ方は今に始まったことではない。岸田政権の誕生。総裁選での「新自由主義との決別」と評される演説に一瞬期待する人も多かっただろう。しかし、党人事と組閣を見て「幻想」に過ぎないと感じざるを得ない。森友問題を始めとするこの間の自民・公明政権の体質を「済んだこと」にしてしまおうという思惑がそのまま残っている政権には、期待などできない。新型コロナウィルス禍で明らかになった「国民不在」の数々。我が国の政治を国民・市民の手に取り戻すには、民主主義が機能しているうちに多くの人が「投票」にゆき、こんな政治家は要らないという声を結集することしかない。(平松 邦夫)
真の民主主義のために
野党の統一候補の一本化。その英断に心からエールを送りたい。
与党議員数が野党議員総数より圧倒的に多い巨大な与党政権は、政治に傲慢を生み、権力者への忖度が蔓延し、政治が腐敗し、民主主義が傷つけられる。それが、つい最近の政治で、我々が間近に見てきたことである。与党が民主主義を損なうようなことをすれば、影響力のある数を持つ野党がいつでも交代するぞという緊張関係をもつことが重要である。
野党統一候補こそ、半分女性であってほしいなあ
ぜひ、統一候補で勝ち抜いてください。(石田 法子)
森友事件の再調査を拒み続けている自民党政権をみて「そんなもんだろう」とおもっていませんか。アベノマスクを笑いのネタだけにしていませんか。万博とかワクチンとか次々と新たな大臣が出てきて「何をどう担当するやら」と冷ややかにみていませんか。いや、多分どこかで「このままだと日本はまずいんじゃないか」って思っていますよね。次は野党連立政権でいきましょう。あなたの一票で社会は動くんです。(伊地知 紀子)
医師として、又13区市民連合のよびかけ人として安倍・菅政治でもない、維新政治でもない新しい政治をつくろうと呼びかけてきました。いまこそ、命が最優先される社会への転換が必要です。国でも大阪府でも社会保障をはじめとする医療福祉がどんどん削られてきました。そのためコロナ禍では医療や保健行政の後退のため、結果として、入院したくてもできない、「救える命」が救えない深刻な事態が生まれました。カジノやIRにお金を使っている場合ではありません。効率最優先の新自由主義を見直して、第6波にそなえて府民の命を守る政治を共につくりたい。(橘田 亜由美)
今回の総選挙は、文字通り日本の将来を決める選挙です。憲法も民主主義も無視し、市民の苦難に無関心で、ひたすら軍事大国化の道を進む腐敗・無能の与党や、自民党の別動隊にすぎない維新に、有権者の鉄槌を下さなければなりません。私たちの子や孫に真っ当な世の中を残す意味で、人間の生命と尊厳、自由と平等を追求し、相互のリスペクトを貫く立憲野党の勝利を心から願っています。(木戸衛一)
今回の選挙は、今までと違い、野党に、ある程度の野党共闘の準備時間があったことが大きなチャンスとなっています。今回の争点は、コロナ後の新しい社会の在り方が中心であり、自民党が新しい資本主義を掲げ、新自由主義からの脱皮、中間層への厚い配分による格差の是正等は、主張しています。野党としても、消費税5%をシンボルとして、十分に戦える土俵になってきたということだと思います。
ただ、真の野党共闘かと言えば、候補者の一本化は、ほとんどが共産党やれいわが立憲民主党に譲った形になっているのは、残念です。
この衆議院選挙が結果如何にかかわらず、野党共闘にさらに進化させ、真の2大政党政治に近づく一歩になることを期待します。(中野 雅司)
大阪革新懇衆議院選挙アピール
大阪革新懇衆議院選挙アピール
「市民と野党の共闘」で立憲主義を回復し、命と暮らし守る政治を実現しよう
2021年10月14日
大阪革新懇代表世話人会
本日衆議院が解散し、10月19日公示、31日投開票で衆議院選挙が行われます。今回の選挙は8年10か月に及ぶ安倍・菅政治の継承か立憲主義の回復をめざす野党政権の実現かが最大の争点となります。2015年9月、第2次安倍政権は立憲主義をふみにじり安保法制を成立させました。このたたかいの中で「野党は共闘」の声が生まれ3度国政選挙が行われ、「市民と野党の共闘」は分断攻撃に抗して深化発展してきました。そして今回の衆議院選挙では9月8日に「市民連合」を介して4野党が共通政策を締結し、9月30日には立憲民主党、日本共産党の党首会談で「限定的な閣外協力」との政権合意がまとまりました。小選挙区における統一候補の調整が今も進められています。大阪では19ある小選挙区のうち9選挙区(立憲民主党6、日本共産党2,社会民主党1)で野党統一候補擁立の見通しです。統一候補の勝利とともに全国最大の比例ブロック・近畿(29議席)での立憲野党の前進のために全力をつくすことをよびかけます。
安倍政権は発足当初から憲法9条の解釈改憲で安保法制を成立させただけでなく森友・加計・桜疑惑などで公文書廃棄や隠蔽、公務員を自死に追いやるなど政治の劣化と民主主義破壊をすすめてきました。原発事故による福島の避難民の声を無視し、沖縄では辺野古新基地反対の県民世論に対して問答無用の埋め立てを続けています。さらに新型コロナウイルス対策では保健・医療機関の声を聞かない、科学に基づかない、検査も補償も不十分で多くの国民の批判を浴びています。同時に、安倍・菅政権と太いパイプを持ち憲法改悪の旗をふり、2度の「住民投票」を強行しカジノ推進に突き進む「維新の会」にも痛打を与えなければなりません。“改革勢力”としての「維新の会」に対する幻想を打ち破る丁寧な対話が重要です。
私たちは、安倍・菅政治の暴走が続くもとでも検察庁法や入管法の改悪を断念させ、大阪市をなくす「住民投票」でも2度も劣勢を挽回し勝利しました。政権交代が実現すれば、気候危機打開のエネルギー政策への転換やジェンダー平等の実現、学術会議任命拒否の撤回、桜疑惑などの真相解明が確実に進みます。核兵器禁止条約の締結や辺野古新基地建設の中止などにも政治が動き出します。
戦後政治史の中でも何度か政権交代が行われましたが、残念ながら国民の願いに応える政治は行われませんでした。今回は違います。確実に憲法に基づき民主主義と国民生活守る政権の誕生が可能です。「あなたの一票が決める」「今日とちがう明日をつくろう」と訴えて政権交代を実現しましょう。
大阪革新懇だより 第216号
野党4党が「市民連合」と衆議院選で政策合意
9月8日(水)日本共産党、立憲民主党、社会民主党、れいわ新選組の野党4党は、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」の政策提言書「衆議院選挙における野党共通政策の提言」に署名し、政策合意しました。
立憲民主党の枝野幸男代表は、「次期衆議院選挙で共通の政策を掲げ戦えば必ず政権交代ができる。国民の命とくらしを守る政権をつくる」と述べ、日本共産党の志位和夫委員長は「共通の旗印が立った。選挙に勝利し、政策を実行できる政権をつくりたい」と力強く語りました。
新型コロナウイルス対策強化の緊急要望書
2021年4月21日
大阪府知事 吉村 洋文 様
進歩と革新をめざす大阪の会(大阪革新懇)
新型コロナウイルス対策を強化し、府民の命と健康を守るための緊急要望
新型コロナウイルス感染が広がって1年以上が経過しました。これまで大阪府には2度にわたる緊急事態宣言が発令され、現在まん延防止等重点措置が適用されています。しかし、感染収束の目途は一向に立たず、政府が3度目の緊急事態宣言を大阪府に発令する方針を固めるもとで、府民は感染への不安を抱えながら日々暮らしています。
感染力が強く重症化しやすい変異株により、大阪では1日あたりの新たな感染者が1200人を超え、重症病床が不足する事態に陥っています。緊急事態宣言等による自粛と緩和の繰り返しでは、医療機関・高齢者施設・保健所は疲弊するばかりです。4月7日に開催された大阪府対策本部会議では、朝野座長から「施設の検査を拡充すべき」、府医師会長・茂松委員から「無症状者等に対しても積極的な検査を行うことが重要」との意見が出されています。今こそ大阪府は医療崩壊を食い止め、府民の命と健康を守るために、新型コロナウイルス対策を抜本的に強化すべきです。
以上の立場から進歩と革新をめざす大阪の会は、PCR検査の抜本的な拡大、医療機関への減収補填、保健所体制の強化をはじめとした以下の事項を大阪府に要望します。
記
1、モニタリング検査を抜本的に増やし、府内の繁華街やターミナルで実施すること。クラスターが発生している地域等にモニタリング検査を実施すること。
2、PCR検査を抜本的に拡充すること。高齢者施設等の従事者や入所者に実施しているPCR検査を、通所施設の従事者や利用者、医療従事者、幼稚園・小中学 校・高等学校・特別支援学校の教職員、保育所・放課後学童保育の職員に実施すること。
3、変異株PCR検査をすべての新規陽性者に行うこと。
4、重症病床を増やす具体的対策を早急に行うこと。
5.医療機関への減収補填等の支援を直ちに実施すること。
6、保健所の保健師・職員の増員をはじめ保健所体制を抜本的に強化すること。
7、ワクチン接種に関して、市町村と連携して医師・看護師の確保、ワクチン情報 の発信、ワクチン接種にかかわる救急体制の確立等をすすめること。
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日時:4/23(金)18:30~20:30
会場:大阪グリーン会館2階ホール(定員50人)とZoom視聴(100人)
報告 大阪・夢洲・カジノ 桜田照雄さん(阪南大学教授)
講師 大門実紀史さん(日本共産党参議院議員)
事前申し込み制:大阪革新懇HPかメールへ(こちら)
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