2条例案の制定を許さない連絡会結成 富田林市

 教育基本条例」「職員基本条例」の制定を許さない富田林連絡会の結成総会が、2月2日に開かれ、労組・民主団体・革新懇から60名が参加しました。
 事務局からの「子どもや公務員だけの問題ではなく、全府民の願いに背を向ける2条例を阻止するために、全市民対象の大運動をおこそう」との結成目的と、具体的な署名・宣伝のとりくみについて確認しました。
 会長の石部正志さん(考古学者・富田林革新懇代表世話人)は、「橋下・維新の会の考え・手法は戦前のファシズムと酷似しており、今のうちに世論と運動で阻止しよう」と訴えました。
 府立高校の教職員は「本来、学校には多彩な教職員がたくさんいて、夢とロマンがあった。しかし、今は採用試験に合格しても教職に就かない人が増えてい る。この2条例案が通ると一層魅力がなくなる。労使交渉でも2条例案を阻止する点だけは労使が一致している」と報告しました。
 新日本婦人の会は「昨年の秋から署名と宣伝にとりくんでいるが、まだまだ条例案を知らない人が多い。関係がないとの声も。高校がつぶされるなど身近な願いと結びつけて、周りの人にどんどん語っていきたい」と報告しました。
 続く学習会で、講師の山口隆さん(元全日本教職員組合委員長)が、2条例案の重大な問題点とたたかいの展望について講演しました。山口さんは「府民会議 作成のカラー・リーフを読み合いながら話し合うのが一番。中身を知ってもらって一気に署名を集めよう」と強調し、「たたかいは今が正念場、教育をどうする かを決めるのは保護者・国民であり、権力や金力で教育が左右されてはならない。2条例案を阻止し、大阪の教育を保護者と府民の手に取り戻そう」と呼びかけ ました。(奥宮)

寝屋川第39回ファイブデー・消費税阻止を訴える

 寝屋川消費税をなくす会(民商、京阪税研、革新懇)は25日、京阪電車寝屋川市駅前で増税反対署名行動を行い14人が参加し、57人の署名が集まりました。
 昨日からはじまった通常国会で、野田首相は消費税を10%に引き上げることを強調、自公政権と変わらないことを認めて野党に協議を懇願しました。
 今年一番の寒さの中、「選挙公約違反の民主党に消費税増税をいう資格はありません」「消費税は社会保障のために使われず、法人税の穴埋めに使われました」の訴えに、次々と署名に応じてくれました。「10%になったら生活でけへん」「タバコを半分に減らさなあかん」「署名もっと集めてもらわなあかん」など切実な声が寄せられました。増税反対の世論は広がりつつあります。(竹村三仁)

ねやがわ 成人式・平和行動

成人式・平和行動に40名参加
         『原発が心配』の声多く寄せられる
 寝屋川憲法を守る会(事務局・寝屋川革新懇)は9日、寝屋川市民会館前で「成人式・平和行動を行い、新婦人・母親連絡会・校区9条の会など各団体から40名が参加し、憲法9条・核廃絶など88人の署名が集まりました。
 新成人おめでとうございます。「青年が希望のもてる平和で安全な社会をつくりましょう」「原発セロ、憲法9条を守ろう、核兵器廃絶署名にご協力を」の訴 えに、振袖・袴・背広姿の青年がつぎつぎと署名に応じてくれました。参加者から、今年は対話で「原発が心配です」の声が多かった、の感想が寄せられまし た。
 大阪維新の会がねらう民主主義破壊の「教育基本条例案」に反対する訴えと、寝屋川共産党市議団の国政報告も行われました。

トラックバック (0) 閲覧 (984) 「原発ゼロ」社会の実現めざし、損保革新懇総会に164名参加

  11月9日(水)大阪損保革新懇第14回総会・講演会は安齋育郎立命館名誉教授・安齋化学平和事務所所長を迎え、164名の参加者で盛会に行われました。 安齋さんは「フクシマの原発災害が問いかけるもの」と題する記念講演を行い、原発の安全神話が政府と財界が結びつき、そこに学者がお墨付きを与え、マスコ ミがあおりたてててつくりだされたこと、そのうらで原発に疑問をなげかける学者へのアカデミック・ハラスメントが行われたことを話しました。世話人の松浦 章さんは「原発リスクと損保業界の社会的役割」と題して報告を行い、「原発ゼロ社会実現に多くのなかまとともみ息長く活動しよう」と総会アピールを採択し ました。懇親会も92名が参加し、会社・職場の枠を超えてにぎやかに懇談しました。(損保革新懇ニュースより)

第2回 「寄ってたかって美術展」に700名

 寝屋川での新しい“文化の共同”はじまる

    
  11月18日から23日まで市民ギャラリーで開催された「第2回寄ってたかって美術展」は、鑑賞者が700名を超える盛況となりました。
この美術展は昨年、寝屋川革新懇結成25周年記念の文化行事として開催。好評でぜひ今年もの声に押されて、実行委員会形式で第2回目が開催されました。プ ロもアマも枠をこえ、寝屋川の“新しい美術展”として、あらゆるジャンルの作品を持ち寄り交流する場として開催されました。今年は出品者が56名、出展作 品は植物造形、油絵、ステンドグラス、陶器、切り絵、ちぎり絵、押し花、版画、彫刻、写真、書、篆刻、水墨画、グループホームはり絵、タペストリーなど 99点におよび、出品者・出展数とも昨年の2倍となりました。今年は会場で、音楽と美術のコラボレーション企画も取り組まれ、アルパとハープに尺八の演奏 に耳を傾けました。
「心うつものが多くありました、熱が伝わってきます」「私も何かしなくてはという気持ちを動かされました」「来年は私も出品したい」「実行委員会にかかわ りたい」など多くの声と感想が寄せられました。最終日には、出品者が作品の前で自らの思いを語る交流会が行われ、笑いあり涙ありの拍手がわきおこりまし た。市民が参加する寝屋川での新しい“文化の共同”を実感した美術展となりました。(竹内)

富田林革新懇総会

 進歩と革新をめざす富田林の会(富田林革新懇)の第11回総会が、12月3日、すばるホールで開かれ、7団体32名が参加しました。
 総会では、救援・復興や原発ゼロをめざす運動、憲法改悪反対、府知事選挙などのとりくみの総括と、TPP参加反対のための全市民対象の運動、青年層への会員拡大などの方針が提起され、新役員体制とともに承認されました。
 討論では、年金者組合、新婦人の会、日本共産党から活動が報告されました。
 第2部の講演会では、「TPPは国を亡ぼす」と題し、佐保庚生さん(農民組合大阪府連合会副会長)が、豊富な資料をもとに講演しました。
 「TPPは子どもから高齢者まですべての人に関わる大問題だ」と切り出した佐保さんは、TPPは「すべての物の関税を撤廃し、国民生活を守る制度や仕組 みも緩和・撤廃し、日本社会のあり方を変えるもの」と指摘しました。 そして、農業以外でも、金融・保険・郵貯などへの外資の参入、安い賃金の外国人労働 者のために日本人の雇用が激減、国民皆保険制度壊滅、公共事業にも外国資本が参入、食の安全基準や車の排ガス基準の緩和など、日本経済全体に関わる大問題 であると詳述しました。 
 さらに、佐保さんは「自給率を13パーセントに低下させ、再生可能なエネルギー資源の宝庫である農山村を破壊し、アメリカの国家戦略に従い日本の農業を壊滅するものでしかない」と強調しました。
 最後に、佐保さんは「マスコミはこぞって3回にわたりTPP参加賛成のキャンペーンを行っているが、参加に反対する意見書が44道県議会、495市町村 議会から上がっている。頑張ったけどダメだったではすまされない。参加反対の世論と運動を一気に広げよう」と訴えました。 
 参加者から「食の安全がおびやかされ子供達への影響が心配だ」「ISD条項は全くひどい。絶対に許せない」「富田林の農家への影響は」「こんな不平等条約を結ぶ根底に安保条約があるのでは」などの質問や意見が出されました。

松原革新懇「いま、原発・大阪府政・社会保障と税の一体改革を考えるつどい」

9月28日に開催された「いま、原発・大阪府政・社会保障と税の一体改革を考えるつどい」には43名が参加。 DVD「24,000年の方舟」を上映。維新の会の2条例、税と社会保障の一体改革の内容についての報告を聞き、参加者で意見交換をしました。梅田章二さ んからのアピールも紹介され、集会アピールが採択されました。

原発ゼロ・南河内のつどいに821名参加

 10月2日に「救援・復興、原発ゼロをめざす南河内の集い」が藤井寺市民会館で行われ821名が参加しました。集会では府知事選予定候補梅田章二さんが 「今回の府知事選挙は3.11を受けて生活の在り方、政治の在り方を変える選挙」と府政革新の力強い決意を述べました。元全教委員長の山口隆さんが「大阪 維新の会」の教育基本条例、職員基本条例について厳しく批判、被災地福島県から日本共産党福島県会議員の藤川しゅく子さんが、福島の現状ととりくみを報 告。第2部では映画「無言館」を上映しました、参加者から「救援復興と府父選挙はつながっている。頑張る元気をもらった集いだった」と感想が寄せられまし た。

銀行革新懇で原発ツアー

  9月23・24日銀行革新懇の平和ツアーは大飯原発・敦賀原発、あわら風力発電、水上勉資料 館「一滴文庫」などを見学し、地元議員さん・原発PR館の説明を聞いてしっかり勉強してきました。神戸銀行9条の会6人を含めて総勢30人、うち現役9 人、国公の浜辺さんをお誘いしました。好天に恵まれ楽しくためになるツアーでした。-国方-